忘れ物
ヤだ、増えた。
これは、バイト先と家の両方の話だ。
朝から注文が多い。
朝は忙しい。
お弁当、朝ごはん、髪のセット、
気持ちばかりのメイクなど面倒極みだ。
家を出るとき、鞄の中身を見ようと
鞄に触れると
【財布を、忘れてるぞ】
『私は、あんたを養っていません』
お財布を忘れるとデザートがないのだ。
勿論、バイト先も財布がある。
多分だが中身のお金はなかったかな?
て言うか、私が食べると
彼も食事が感じるらしい?
うん、訳が分からないよ。
財布を、鞄に入れ、バイト先に
自転車で行く。
最近の私の日常が可笑しい。
その他三人が居るのだが
幼い女の子の双子がいたり
白い髪白い着物で若い男が居たり
するのだが、
今回の自転車が満員御霊だった。
誤字ではない。
満員霊が正しいが満員御霊。
私の頭の上に彼、ユウキ。
両肩に双子が一人づつ乗ってる。
自転車の追加に取り付けれる荷台に
白い人が乗っている、気がする。
気のせいだよー。
妄想のしすぎだよー。
と自分を慰めた。
慰めるしかない。
バイト先の財布に小銭を補充してから
外に出ようと歩く。
バイト先の昼ご飯時には
お腹がすきデザート等を買おうと
思考すると
バイト先の方が
フルーツソースが入ったアイスを持っていた。
あれは、美味しい。
フルーツソースだけを残しながら食べ、
残りのフルーツソースが濃厚になったアイスを
食べるのだ。
コレが旨いと思い出すと
【よし、それを買え!】
最近、調子に乗っていませんか?
私の部分太りを知っての事ですか?
別に良いけど、さ。
そして、
頭の中にローストミルクなチョコが
浮かんだ。
美味しそうだが、私の注文じゃない。
あれは、喉に来る甘さがある。
嫌いでも好きでもない。
コーヒーのお供としか、認知していない。
誰かの注文のような気がする。
まぁ、買いましたよ。
時間が足りなくて食べれなかったけど。
そんな、一日だ。
妄想だといいなー。
私が食べると味を感じてるのかなー。
取り憑かれてるのは、確実になるのか?
痛く子だとしても、
アウトじゃないですか。




