表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
5/1068

私と彼の共通の趣味*

いや、その前に

幽霊との会話は声がすると

聞いたんだ。

声がする、となると、

私は良く聞き間違いがあるので

この頃になると

彼の囁く声は【文字】になった。

印象に残りやすくなって

彼etc.は、ネタの塊だわ。

これは

家とバイト先の話であるが、

やはり、家での話である。

じゃないと、動画とか見れないだろ。



今、家に帰宅した私は彼との会話を思い出した。

つい今さっき、すなわち、7/28だ。

不可思議な彼に

気付いてしばらく後の7/28だ。


ある資格の勉強をしてたのだが、

大半のBGMは、心霊音読が多かった。

特にある心霊の音読シリーズが中々に気味が悪く、

気に入ってる。

その事をバイト先で思い出した。


『作業BGMの存在価値って

あるのって思ったけど、

勉強効率を上げるのに良いね。

特にあの心霊音読シリーズが

111話まであるとか嬉しい!

そんで、ウルトラ企画も面白い』


怖くて勉強が進んで仕方が無く、

聞きたくないから、

勉強に集中できるという

私の中で好評の心霊音読だ。

ふと、おかしいと思った。

聞きたくないから、勉強に集中できるのだ。

あの心霊音読シリーズは

その対極にある。

あの心霊音読シリーズは、

作者の文章を読んでおり

その文章には、

まとめサイトがあり、

其処でも読んでいる。

おかしい、なんか、

とても、隣人の彼が怪しい。


ここまで、一瞬で疑問符が浮かんだ。


【分かる。

ウルトラ企画も面白いよな!

毎日更新だったか?

今日も進化形恐怖鬼ごを見ろよ!】


彼が言い切る前に

また、疑問符が降ってきたのだ。


私の感が言っている。

こいつ、まさかの同志かと。

ある幽霊は女性トイレで

覗きをしているとも聞く。

こいつも、私のスマホから動画を見てる?

一緒に見てる?

確かに、

ウルトラ企画は私も好みだし、問題はない。


『楽しい?

私が動画を見てて、

あんたは横から見るの楽しい?』


【特に命乞いが!】


即答かい!

オンラインなので

進化形恐怖鬼ごの中で命乞いがあったりする。

それを楽しいだなんて。

私の学力では、外国語なんて全滅だぞ!

身振り手振り、簡単英語で道案内してた私を褒めろ!


【学力なくても、

命乞いの事実があれば

良いんだ】


思考を、読むな!

心の声が文になってるかも知れないが

それに返事するな!

この人は、堂々なクズだ!


と言うのが、バイト先での彼との話だ。

家に帰っても

彼のことや内容を覚えていたので話してみた。


『じゃあ、話が逸れるけど

あの心霊音読シリーズは、好みなの?』


【好みだ。

特に、作者のビビり、

たまにある音読者の読み間違いが最高】


また、即答かよ。

私もあの心霊音読シリーズは聞いてて楽しいから

良いけど、さぁ、

人のミスで楽しいとかクズい。

名称、団体名、バイト先の業務等は

伏せさせて頂きます。

ご了承ください。



〈バイト先で会話後〉

『あんた、と呼ぶの面倒だわ』

【アァ?だったら名前をつけろや】

その手があった!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ