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小説の感想ではない。
以外と彼の反応が高いので
載せてみた。
これは、バイト先の休憩時間中の話だ。
私が働いているバイト先の休憩時間は
働いている時間によって変わる。
私は休憩込みの八時間。
この休憩時間が1H、一時間ほどある。
その中でご飯を食べたり、
スマホをイジたっり出来る。
この日は私のお気に入りのなろう小説の
見回りをしていた。
題名の文字の色が既読になってるか
どうかが分からず
一番最新のタイトルをタップして確認した。
休憩時間があと五分で終わるので
既読かどうかを確認するために流し読みを
開始した。
作中に出てくる
どこか優しい御伽話が伏線になっている話だ。
その、伏線回収の話で
輪っかさんが
フォークさんのせいで大暴走した。
まだ、読んでない奴だ。
流し読みをやめ、スマホを直す。
後でゆっくり、読もうと仕事場に戻ろうとした。
【ふざけんな!!】
彼の文字だ。
彼もこのなろう小説がお好みらしい。
彼の好みが私よりなのが恐ろしい所で
本当に空想の友達か?
と疑念を抱いてしまう。
なのだが、
私のあの大好物での冷ややかな気配と
母の言葉に同調したのは
おかしなものだ。
【もっとゆっくりに読め!!!
輪っかは、どうなった!!】
どうやら、
流し読みの速度が早すぎたようだ。
こまめに挿絵が入っており
それで判断しようとしたのが
間違えだったようだ。
彼の反応がひどく大きい。
以外に驚いた。
【おい、普通に読め!】
・・・・・。
彼は私の休憩時間を
把握してないか、忘れているかのようだ。
『私も気になるから
後でゆっくり読もうね』
後、三時間後で帰路につける。
信号待ちをしている時にでも読もう。
前回にも何回も信号待ちで読んでいるので
彼は知っている前提で話している。
業務が終わり、帰路へ。
信号待ちで読んでいると
眩い黄色の主人公が
怪しさ抜群のお城に突入する、
幻想的な挿絵で次回。
読み終わったのだが、
彼からの反応がなかった。
そんな物かと
自転車のペダルを踏み、信号を渡った。
好きなんですよ。
でも、仮名。
題名が分かっても知らんぷりを
お願いします。




