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理性を持てよ
彼からの一言がタイトルになった
珍しい例。
書いては無いけど。
いきなりだが彼は、笑っている。
首が垂れ、後頭部が丸見えで、
両腕でお腹を抑えながら笑っている。
バイト先で昔のことを思い出したのが
引っかけだ。
初バイト先で在ること思い出したのだ。
【ちょっ、詳しく】
w w wが生える位に笑ってる。
詳しく?
つまらないと思う。
『働いた所が飲食店で
昨日今日も髪の毛が出ないようにと
同じ注意を受けてつい、カッとなって』
少し、貯めて
『毟った』
はみ出た自分の髪を自分の手で毟った。
それだけだ。
ある意味で黒歴史。
中二病よりも酷いかも知れない。
笑い話にもならない。
【それは、女じゃない】
そして、笑いを再開。
何処がツボよ?
訳が分からない。
『そこは同意するよ』
我ながらアレは無い。
でも、私の女らしさって、
髪の毛が長いだけかも知れない。
ちなみにバイト先では
髪の毛を束ねて居るのだが、
一部のバイトさんからこの束ねた髪を
犬のしっぽと呼ばれている。




