名称しがたい何か*
分からないことが多すぎる。
でも、生きている内には
必要も無い知識だ、とも分かる。
これは、家の話だ。
タイトルに滅茶苦茶関係ない話だ。
ただ、嫌だなと思いつつ、
家でコーヒーを飲んでいただけである。
近代神話について軽く考えていた。
1920年、アメリカで多数の猟奇事件が多発。
その事件の文を流し読みしただけで
恐ろしい何かを感じる。
それで、TRPGの題材になっているわけだ。
宇宙由来生物のせいだとか言われてる。
笑いものにしたいのが
山々だが空想のお友達か、幽霊か分からないが
自称幽霊ユウキがいる。
私には見えないし聞こえないが、居る。と言う
認識がある。
それに悪魔の証明という言葉。
全く、洒落にもならない世界だ。
こんなものが居る可能性があるとは
軽く悩む所だ。
宇宙由来の生物にあったら、
嫌な響きだ。
会うだけで縁が出来る。
悪縁も関係なく、だ。
さらに、また、再会を何度か繰り返すとなると
最低最悪だ。
【俺は逃げる】
知ってる。
でも、幽霊も関係ないと思う。
逃げてどうか出来るよりも
また、そんなことに巻き込まれた時を
想像するだけでも胃や心臓が痛くなりそうだ。
【薄っぺら。
お前は、その気になれば、
胃を痛く出来るのに何の意味がある】
自分限定の臓器操作とか
自慢にもならない。
もっと、晴れろーと念じて晴れたら自慢になる。
【アレで聞いてみるか?】
ニヤニヤと笑う。
チャシャネコが笑う如くに
ニヤニヤと意地悪く笑っている。
そんな絵が浮かぶ。
『深淵を覗く、なんて無い』
自分の事で精一杯で
そんな危ういのにダウジングを使う気はない。
まずは、トラウマを直してからだ。
直すにも時間がかかるし一生、関われやしない。
そして、関わる気など微塵にもない。
【だよなー】
ん?思いついた。
彼は逃げる一択だ。
なら
『もし、逃げれない状況だったら
どうする?私と協力する?』
かなりの意地悪をした気がするが関係など無い。
逃げると言ったのは何処の誰だ。
少しでも自分の害になると判断したら居なくなる。
少しは良い返事をしろ!
【そりゃ、するしか無いだろ】
よかった。
投げ槍のように自暴自棄に走られたら
と想像もした。
【まだ、見てない動画が多すぎる】
うん。
なんだか、私の命よりもそっちを選択するか。
少しは心配しろ。
『宇宙由来の生物、居ると思う?』
これに尽きるわけだ。
居るかいないか。
今、生きている私よりも
知ってそうな死んでいる彼に聞く。
【さぁな。
長くこの世に居るわけじゃないからな】
分からないのは、普通か。
少し、納得した。
1920年代に、ユウキは生まれてない、と。
好奇心を抑えるって大変で
どうしようもない事が
その辺に散らばっている訳か。
胃が痛いかも。




