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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
28/1075

見たいモノ*

ほんと、何年前から居るの。

これは、バイト先での話である。

いつものように

流れ作業をしているときだった。


最近は家で聞いてる心霊音読シリーズの半分を

見終わり、終わりが見えだした。

恐怖の進化形鬼ごを見るのも私が飽きた。


『他に見たい動画ない?』


彼もそんな実情を知っている前提で

話しかけた。

少し前にも、

あのタリスマン買えの催促があったが、

値段を知れ。

誰のサイフだと思っているの?考えろ。


【進化形陣地取り】


思わず、気が遠くなった。

それは見たら

最後まで視聴してしまうやつやんけ。

武器のバリエーションが多いし

最近では、パワーアップした“2”が

販売されましたね。


『勉強用のBGMになりそうなのを

チョイスして欲しいよ』


見るのは好きですよ、あれ。

見てて、楽しいやつは珍しいし。

数年前に見てたよな。

何年前から居るんだよ。


【知るか、暇があれば見ろよ】


主導権は私。そこを忘れるなよ!

別にいいけどさ。


『で、閲覧注意な心霊の音読とかどうよ?』


【それ、元から聞く気は無いだろう】


もちろんです。

だって、怖い。

それで怖い目に会いたくない。


【だな】


そうだね。

でも、

私の思考に合わせて返事をするのは

どうかと思うの。

うーん。

作業用のBGMにならないチョイスだな。

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