表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
24/1075

コール*

復活、なんですかね?

これは、バイト先の話だ。

うるさい。


休憩中に

タリスマン販売しているサイトを見て

外貨の値段を見ていると、

安くなっていた。

買うなら、安く、買いたいが、難しい。

八万だが、お気に入り登録している

トップページには、デカデカと

欲しいタリスマンの画像があって、心臓に悪い。

仕事に戻ると


【買え】


はい?私は固まった。

彼は、確かに買えと文字にした。

今まで、留守にしていたのに、ソレはない。

彼は自由人だけど、

買うのは、私だぞ、分かってるのか。

確かに前に見たときよりも安かったし

検討はしていたけど、ソレは無いよな?

と思いつつ仕事をし出すと


【買え】


またか。あきれた。

ソレしか言うことないのか?

手を動かし、バイトを続ける。


【買え、買え、買え】


困惑しながらも、手を動かす。


【買え買え買え買え買え買え買え】


【買え、買え、買え、買え、買え】


【買ーえ、買ーえ、買ーえ、買ーえ】


テロ勃発!

これは、外の話だ。


【買え】


バイト中、いきなり、幽霊ユウキは

私に催促してきた。

その文字はデカデカと脳内を駆け巡る。

仕事の邪魔しないでよ!

つか、何で、急に買えって何?

訳が分からないよ。


【良いもんだから、買え!】


急に如何した。

何か、彼にとっても良い物なのだろう。


【買えよ!】


目をギラギラさせていた。

きっと、私と一緒に

タリスマンを販売しているサイトを見ての

要求だった。

だったら、こっちも、色々と聞きだそうか。


欲しいのは確かだし、

前向きに検討してるから

そんなに催促しなくても良いと思う。

なにが、彼にとって

利になるのだろうか?

分からない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ