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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
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関係の無い話か?*

私の不思議なモノへの関わりにして始まり。

遠くに置いてあった記憶だ。

これは、私の話。

昔を思い出してみた。

はるか昔の学生時代を思い出していた。


あの頃は幽霊部員をしたり、

先生がそこそこの個性を持っていて、

クラスメイトも性格が濃い。


ウルトラ企画の人と声が同じな人(笑)

モンハンが大得意な数名の友人。

良く虐められていた

言葉がつたない、全体が丸い糸目な男子。

野球男子達。

ボーイッシュな女の子。


ざっと、思い出しても何処か懐かしい。

この頃にもスピリチュアル系ではないが

天然石店に通っていた。

ファンタジーの延長で、

こう言う世界があるというのを知り

のめり込んでいた頃だ。


本当に懐かしい。


ダウジング用の水晶の振り子を買ったのも

通称、アイスローズクォーツの

ペンダントトップを買ったのもこの頃。


ファンタジーの延長のはずだった。

ファンタジーの中から飛び出した現実が

目の前にあったと言う感動。

思えばコレが私に対しての運命、だったのか

と納得もした。


幻想が現実になった。


なるほど、当時の私がのめり込むのも

仕方が無い。

世界観が変わった瞬間で、

アニメも小説もゲームでも見方が変わった。

悪魔の証明や

どこぞの推理小説の

廊下が暗いの二つの可能性と装飾された嘘。


幻想が現実になった。

現実が幻想に近づいた。


笑えない。

まさに、自分の立ち位置に近いモノだ。

なった、なったで成立するの言葉が

近づいたになるのはおかしいが、

そんなモノだろうと、置いておく。

どことなく、トラウマに近いモノが感じる。


それらにはまり込んで

当時のクラスメイトに言われたのだ。


“魔女のようだ”


と、

実に的に得た言葉だ。

当時の自分は訳が分からなくて否定したが

不思議なモノに関わりだしているのを

頭の中から抜けていた。

幻想のような現実の世界を知った事を、

瞬間的に忘れていたのであった。



毎回、こうなるのだ。

バイト先に行くと家のことを忘れ

家に帰るとバイト先の事を忘れる。

まるで、記憶をその場所に置いていくように

忘れるのだ。

なんとなくだが、

私は、進み出しているのかも知れない。

片手にランタンを持って

空いている手で

目隠しの隙間から道を覗けながら

ほんの少し、歩いている。

そんな気がする。

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