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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
21/1075

頭痛*

良く思い出せました。

ごゆっくり。

これは、私の過去の話だ。

私の体質の話だ。


誰にだって体質はあるだろう。

私にも体質、癖がある。

原因は分かっていたが、これはない

と思ったぐらいだ。

まず、高校の修学旅行である場所で

頭痛が起きた。

慣れない場所のせいだと思い、保健の先生に

薬をもらうほど、痛かった。

次に、父親との近場の観光の時だ。

この時は、薬が欲しいほど痛みはないが、

頭が鐘のように等間隔で叩かれる、痛みがした。


こういう事かよ。


内心で愚痴を呟いた。

ここまで、来たら分かる。

原因は、奈良の神社仏閣の敷地内に入ったせいだ。

この時は、本当の原因は分からなくて

何となくそう言うモノと理解はした。


京都にも行ったが、何ともなく、

ただの楽しい思い出がそこそこある。

父親の迷子疑惑やら、迷惑な目にあったが、

そこは、とにかく。

色んなとこに連れて行ってくれた。

京都のだいたいの観光名所は回ったのではないか?


本題を元に戻そう。

本当の原因を知ったのは、

スピリチュアル系天然石店の店員さんと

世間話をした時だ。

教会やら、神社やらの話をしてたと思う。

私は神社と聞くと奈良を思い出した。


「奈良は、苦手なんですよ。

神社仏閣に入ると頭が痛くなるし。

京都の神社仏閣は平気ぽいのですけど、

どういう事ですかね?」


ここまでのことを

ノンブレスで言い捨てたのは覚えてる。

あの忌まわしい頭痛。

奈良の神社仏閣に近付かなければ、いい

とは、いえ、

巡る観光地は、父の趣味の神社仏閣なので

そう言うわけにはいかないわけだ。


「局地的に力が強くて奈良の地が

安定してるの。

逆に京都の地はね、全体的な力が安定してるの。

その差ね」


思考が止まった。

同時になるほど、と思った。

その土地に神社仏閣を建てるのだから

そこそこの土地の曰れがあるはずだ。

良いか悪いか、ただ其処に力が湧いているか

は分からないが。

そう言うモノだろう。


もう帰らないと駄目な時間が来て

お礼を言って帰った。


頭痛でも意味があるのだと感心した。

皆様もこう言う体質、ありませんか?

気を張れば、大丈夫みたいですが、

自然体に戻ると頭痛がします。

奈良は、良いとこなのに、悲しい。

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