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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
15/1070

ふと、気配*

あれか、

放送時間前にテレビの待機するのと

同じか?

家に居て、勉強しているときだ。


勉強するときは、スマホを使えないように

勉強BGMとして

ある心霊音読シリーズを聞いていた。

彼、ユウキがこのシリーズが好きだ。

心霊音読を聞き出すと、

背中に手が乗る感覚がした。

軽く手を肩に置いくような、感覚だ。

ユウキだ。

動画が好きなんだ。

本当に動画が好きなんだ。

真剣に心霊音読を聞いているユウキと

心霊音読を勉強BGMにして勉強をする私。

ある題目に差し掛かるとあからさまに

不機嫌な気配がする。

その心霊音読は、海が舞台だった。


こいつ、嫌がってるよ。


わかりやすかった。

内容は、

AとBが

どこぞの海で録音した心霊テープを真似て

夜、近場の海で録音をしよう。だった。


この時点で彼は

めっちゃ渋い顔になっている、気がする。

海が苦手なのは心霊がいるかも知れないから

だそうだ。


心霊音読が終わった。

最終的には、

心霊現象が起こりながらの録音となり

近くの海で録音したテープの内容は

A・B・A・Bと繰り返し、

名前を呼んでいたというもの。


聞き終わると彼の気配が

遠くに行ったような気がした。

何度も繰り返すが私は幽霊を見たことが無い。

かわりに何かあるかも知れない。

あったらあったらで困るが。


そういえば、今って、盆の季節だった。

なぜ、彼が居ないのと重なるのか疑問だ。

共通点があるのは、不思議の気分です。

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