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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
14/1070

バイトさん*

彼は出ないので注意。

今、働いているバイト先での話だ。


あるバイトさんが、心霊関係話をしていたのだ。

と言っても、信じる信じない程度の軽いものだった。

私は、信じると言って根拠を話した。


「母が見た夢枕で

最近だとご先祖様と一緒にいる父方の祖母や

始めに飼っていた飼い猫の笑顔やら、見たらしい」


などを言った。


「守ってくれてますね」


と微笑む。

まぁ、幸福に生きて来て、老衰したから、

幸せな往生だと確信できる。

飼い猫は、頼むから、よそ様で死なないで欲しい。

とすら思ったぐらいだ。

初代の猫は賢かったが、

新しく来た猫に嫉妬して出てったきり帰ってこずだ。

ネズミ、ハトハンターで、

ホットプレートを

保管場所に選び、置いていたらしい。


これが一回目だった。




また、バイトさんが話かけてきた。

相手はまた、心霊を信じますかと、


「母が見た夢枕で

最近だとご先祖様と一緒にいる父方の祖母や

始めに飼っていた飼い猫の笑顔やら、見たらしい」


私もまた、同じ内容で簡単に返した。

母が夢枕を見たことあるので、信じるかな。

と始めに聞いたのと違った内容を言った。

だが、

話し出しは同じ内容でぼんやりとした言い方をした。


当時の私は誰と心霊関係の話をしていたか

思い出せなかったのだ。


「悪いものでは、ないですか?

大丈夫です?」


・・・・・・はぁ?

良いものに決まっているだろう。

何でそんなことを言ったのか、

訳が分からなかった。

いや、心霊とはそう言うものだった。

良いもあれば悪いもあり、理不尽もある。

ただそれだけだ。


「夢枕と言っても父方の祖母で、

まわりにはご先祖様が居たので違うと思います。

悪い七も場合には幸運の7になりますよ。

悪い七だとミサカでしたっけ?」


言い間違えたとすぐに分かりました。

ですが、そのバイトさんは、すぐに


「不吉なものは言わない方がいい」


と帰られました。

このバイトさんと話すのが帰る直前しかなく、

其処で終わりました。

幽霊って瞬間移動とか有りかよ。とも思い

出来るらしい、とも思い出してかなり自分でも引いた。


自分で招きそうになったかも知れないと。

なんか、腹が、立つ。

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