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魔力を手に入れるには瞑想!?

第6話です!



カイトは情報を得るために資料館へ向かいます。



そこでであった老人は全て知っているかのようで!?




「カイト!遅刻するわよ!!」



「マジで!?」



跳ね起きたが、そこは知らない部屋だった。




「あぁ、異世界に来たんだった。」


どうやら疲れ果てて部屋のベッドに寝転がったと同時に寝てしまったらしい。



顔を洗い朝食を食べに1階の食堂に向かった。




和やかな空気が迎え入れる。



朝食を注文し席に座る。



これから何をしようか?




ただテンプレ通りに冒険していくのではつまらない。



何か面白いことを…



そんなことを考えてるうちに朝食が運ばれてきた。




朝食はふわとろのオムレツに野菜たっぷりのスープ、ふかふかのパンだった。



異世界に来て2度目の食事を味わいながら今日の方針を決める。



そうだ、図書館に行こう。




図書館に行けばこの世界の情報が手に入るだろう。



出来れば魔法についての本も入手したい。


宿の主人に図書館の場所を聞く。



だが帰ってきた答えは予想外のものであった。



「トショカン?なんだいそれは?」



なんとこの世界には図書館がないというのだ。



聞き方を変えてみた。



「えと、本を探してて、本が沢山あるところはありますか?」


「本?本なら街の東側にスーニャ資料館があるぞ。この街、スーニャの歴史、魔物の図鑑、魔力の解説書までなんでもござれだ。」



「ありがとうございます!」




早速スーニャ資料館に向かうことにしよう。



しばらく歩くとスーニャ資料館と思しき建物を見つけた。


それにしてもこの街、かなり広い。



もしかしたらかなり大きな都市なのかもしれない。



スーニャ資料館に入る。



そこは知の結晶という言葉がふさわしい場所であった。魔法が使われているのだろうか、外から見た広さとは裏腹に天井は夜空のように深く、棚は迷路のようにどこまでも続いていた。



司書は老人でこちらを見透かしているかのような目でこちらを見つめている。



圧倒的な雰囲気に気圧されるも気を取り直し本を探す。




ひとまず「地図帳 西地区の美しい街 スーニャ周辺」「魔力の活性化入門編」という本を借りることにした。


この資料館では本一冊につき銀貨1枚で借りることができ、5日間借りることができる。



司書に本を出しに行くと司書が言う。



「ほう、あんた旅人さんかい?どこかはるか遠くから来たようだねぇ、ここはいい街だよ、ゆっくりしてきなねぇ。」



もしやこの老人異世界から来たことを知っているのか?



カイトは老人がどこまで知っているか探りを入れることにした。




「そうなんですよ、遠い国のニホンという村から来てまだ何もこの街のこと知らないんですよ。」



「ニホン?聞いたことない国だねぇ…」



よかった、ただ勘が鋭いだけの老人のようだ。



本を借り、早速本を読むことにした。



昼食を屋台から調達し宿に戻り本を開いた。


まずは「地図帳 西地区の美しい街 スーニャ」からだ。



そこにはタイトル通りにスーニャ周辺の地図が描かれていた。



どうやらこの街の周辺は他の地域と比べて比較的安全で、多くの冒険者がこの街で研鑽を積むようだ。



この街が広い理由は安全だからなのかもしれない…


最初が安全な街ってどこまでテンプレなんだ…




そう思いながらページをめくっていく。



最初に転送されたであろう森やコケロックとであった草原も描かれていた。



最初の冒険は草原と森にしようか。



地図帳を見るのもほどほどに「魔力の活性化入門編」を開く。



そこには魔力の活性化には自らの体を巡る魔力をイメージし体の外に持ってくることだという。



本でおすすめされている修行方法は胡座を書き目を閉じてイメージすることだという。



いや、それって瞑想じゃね?なんてツッコミつつも本に従い実践してみることにした。





体を流れる魔力…元の世界に魔法なんてものは無かったからイメージが難しい。



そこでまずは自らを流れているもの…血液をイメージすることにした。



心臓の鼓動と同時に体の中心から指の先まで血が巡るイメージだ。



うん、これならイメージできる。




そのまま魔力が流れるイメージをする。




深呼吸をして集中する。



最初に感じたのは少しの違和感であった。



室内だから風など吹いているはずがないのに風が頬を撫でる。



それはまるで俺を中心として風が渦巻いているようだった。


その時感じたものがある。

体の芯が温まっていく。




これが魔力…



俺は自らの魔力が活性化されたのを直感的に理解した。


ステータスにも変化が起きているかもしれない。





【ステータス】


名前:カイト


レベル:2




HP:32/ 32


MP:18/ 18




攻撃力:6


防御力:4


素早さ:6




所持品:


- アイテムポーチ


- 護身用ナイフ




スキル:なし



MPが大きく上がっている。



よし、とりあえず成長した!



あとは冒険をするのであれば武器が必要だな、武器を買いに行こう。



宿の主人に鍛冶屋の場所を聞き、向かうことにした。











今のところ1話辺り2000文字程で書いているのですがこのくらいでいいのでしょうか?


いまいち感覚が分かりません( ˘•ω•˘ ).。oஇ

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