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テンプレ通りの足取り

ふぅ。です。


第3話です。


カイトは最初の街へと歩を進めます。


ここからどんな出会い、冒険が待っているのでしょうか、楽しみです。


ナイフをそれっぽく構える。



その時コケロックの頭の上に緑色のバーが表示される。


どうやらこの世界では敵と戦闘になると相手のHPを示すバーが表示されるようだ。





「コケーーー!」



叫びながらコケロックは野球ボールほどの石を吐き出す。



まずい!



そう思ったと同時、コケロックの吐き出した石はあさっての方向へと飛んで行った。



「あれ?」



どうやらコケロックの吐き出す石は狙いが甘いらしい。



コケロックをナイフで切りつける。



コケロックのHPバーを見ると半分ほど減っている。



「ゴゲーーーッ!」



コケロックはそう叫ぶと回れ右をして逃げ出した。



逃げられる。



そう思ったと同時だった。



ゴツンッ


鈍い音が響く。



コケロックを見ると近くにあった岩に頭をぶつけて倒れていた。




この鶏は頭も弱いらしい。




HPバーを見ると緑色の部分はなくなっている。



どうやら倒したらしい。



あっけない最後だなと思いつつ、コケロックに近づく。



「死んでるな」



ふと思った。



アイテムポーチに入るのか、と。



試してみることにした。




入った。




そういえばレベルが上がったのではと思いステータス画面を開く。



レベルが上がっていた。



【ステータス】

名前:カイト

レベル:2


HP:32/ 32

MP:11/ 11


攻撃力:6

防御力:4

素早さ:6


所持品:

- アイテムポーチ

- 護身用ナイフ


スキル:なし


うん、レベルも能力も上がっている。



遠くに見える街、まずはあそこに行こう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


街の前の門に着いた。




守衛に止められる。



「何者だ」



「そうだな…遠くの街から来た旅人です。」



「そうか、この街に入るなら身分証をだせ。」



そんなものは持っていない。



「えと、持ってないです。」



「持っていないだと?貴様どこの出身だ?」



ここで正直に異世界から来たと言っても理解されるわけが無い。


どうしたものかと思考をめぐらせる。



「ここの国じゃない、すごく田舎のニホンという村から来ました。」



嘘をついた。



「そこの国には身分証はないのか?」



「あるのかもしれないけど俺のいた村には無かった。そもそもほかの村との交流もほとんどなかった。」



「そうか、この国では身分証がない者は銀貨を支払い街に入ることができる。銀貨は持っているな?」



よかった、銀貨なら管理人から送ってもらった。


「もちろん、銀貨ならあるさ。」



銀貨を支払い、手続きをしてもらっているあいだに浮かんだ疑問がある。



「ところで身分証で何がわかるんだ?」



「生まれた国、名前、性別がわかる。あとは犯罪歴の有無だな、重い犯罪を犯していた場合、入場許可が出ない場合がほとんどだ。」



なるほど、現実世界と大差ない。



「ほかの街に行く時にも必要になるだろうからこの街で身分証を作っておくことを勧めるぞ、冒険者ギルドでも、商人ギルドでもいい。」



「ありがとう。」


守衛が門を開ける。



街は活気に溢れていて、明るい雰囲気を感じる。



最初の街としては上々だろう。



期待を胸いっぱいに街へと入った。














今まで基本ぶっつけで書いてるから、今後設定に齟齬が出るかも分かりません。

ご容赦を(>_<)

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