表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/46

やっぱあのトカゲめちゃ強かったよな?

宿に戻ってきた。


そういえばレベル上がってるよな?


ステータス画面を開く。



【ステータス】

名前:カイト

レベル:12

HP:95 / 95

MP:40 / 40


攻撃力:18

防御力:14

素早さ:17


所持品:

- アイテムポーチ(銀貨15枚)

- ロングソード


スキル:

- 魔法基礎4属性(火・水・風・土)





おお、だいぶ上がっている。



まあいいや、明日は朝からギルドへの報告をするって2人に言ってしまったから早く寝よう。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



うぐ、重い…


何かがお腹の上に乗っている。



恐る恐る目を開ける。



「おはよう!オニイチャン!」


そこに居たのは少女、そう、管理人だ。



「何してんの?」



「もう朝だよ〜起きないと。」



「てかなんでいるんだ?通話するだけじゃないのか?」



「だって僕は管理人だよ?たまには実際にこの世界のことを見ないと。」



なんで俺のところなんだよ。



管理人は続ける。


「せっかく来るなら君のところにしようかなって、だって僕君のこと好きだもん。」



なんでそんなことを堂々と言えるんだよ…



「とりあえず、降りて。」



管理人を降ろす。


「それにしても見てたよ!シミズオオトカゲとの戦い!」



「見てたの?」



「見てたも何もあそこにシミズオオトカゲ置いたの僕だもん。」



「あれ管理人の仕業かよ!死ぬかと思ったんだぞ!?」



「そんなに怒んないでよ〜実際死んでないわけだし?それに君楽しそうに戦ってたじゃない。」



それはそうだ。


「逃げ出しちゃうかと思ったけど、まさか倒しちゃうとはね〜さすが僕が連れてきただけの事はある。」




「あ、そうだ。最後にひとついい?」



「何?」



「君の冒険について行ってもいい?」



「考えとくよ。」




「そか、いい返事を期待しておくよ!じゃあね!」



そういうと管理人は部屋のドアを開け去っていった。



一体なんなんだあの子は…いつもかき回すだけかき回してどっか行くんだよなぁ…



まあいいや、気を取り直してギルドに行こう。



ギルドに着いたけど今日は俺の方が早くついたみたいだ。


しばらく待っていると2人が現れる。


ん?なんか、ノアがセラを引っ張っているように見えるな?


「おはようございます。」


「おう、おはよう。」


「あと5分だけ寝かせて〜」


セラが寝ぼけている。


「ごめんなさい、セラは朝が弱くて。」



意外だ。


むしろノアの方が朝に弱そうに見えるが。


セラが何かを言っているが無視してギルドへ報告をする。


「リーフディアの討伐終わりました。」



「お疲れ様です。冒険者証をお借りします。」


3人の冒険者証を出す。(セラのはノアが出した)



「えーと、森の奥でシミズオオトカゲにあったんですけど」


その時受付嬢のヘレナさんの顔色が変わる。


「シミズオオトカゲですか!?大変だ、すぐに討伐隊を向かわせなくては情報提供感謝いたします!」



「あ、いや、倒しました。」



ヘレナさんの目が点になる。


「へ?」


「だから、倒しました。」



「シミズオオトカゲは森の主とも言われるこの周辺では最強の魔物ですよ!?」



「強かったけど頑張りました。」



「頑張りましたって…そんな簡単に…パーティで倒されたんですね?」



「そうですね」


「でしたらもう一度冒険者証を貸してください。」



「討伐記録をつけます。」



再び冒険者証を出す。



ヘレナさんが大騒ぎしたからセラも目を覚ましていた。


「シミズオオトカゲの素材は中々出回らないので是非商人ギルドで素材を売っていただけると助かります。」


ならそのまま商人ギルドに向かうか。



冒険者証を返してもらい商人ギルドに行く。



リーフディアを売る際に気になったので聞いてみた。



「リーフディアの肉って食べられるんですか?」



「リーフディアは食べ物にしている植物の影響で肉にハーブの風味が付いていて高級食材として扱われています。」



はえー。



じゃあ半分だけ売って残りは貰うか。


角は回復薬になるけどノアの回復魔法で間に合いそうだから売ることにする。


「あとシミズオオトカゲの解体をお願いしたいんですけど。」



「シミズオオトカゲですか!?」



受付の人が身を乗り出す。


この流れさっきもやったな…



デジャヴを感じつつ説明をする。



どうやらシミズオオトカゲは大きすぎて解体には2日ほどを用するらしい。



シミズオオトカゲは商人ギルドに任せることにして孤児院に毛布を届けに行こう。



商人ギルドで毛皮を毛布に加工してもらい2人に孤児院まで案内してもらう。


孤児院は街の西側にあるらしい。



街の西側には来たことがないな。



「そういえば、孤児院にはどれくらいの子供たちがいるの?」


「20人くらいかな。」


20人か、この街は見た目とは裏腹に孤児が多いな。



そんなことを話しているうちに孤児院に着いた。




外壁はボロボロで、屋根には穴が空いている。



「これは早急に対応した方がいいな。」




「やっぱそう思うよなー。」



「とりあえず中に入ろう。」




しかし孤児院でも一悶着起こることは誰にも予想できなかった…











ごめんなさい管理人との会話が思ったより長くなってしまって孤児院に毛布を届けに行く前に終わってしまいました。


見通しが悪くてすみません(;_;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ