29.深淵再誕、不死英雄ディオネロ(6)[奮い立て――≪白煤の刹雪≫]
赤べこ
「レン……君の『耐性技能』は強すぎたんだ。だから――ナーフ的処置!」
レン
「――え?」
(※能力的に、実際考えていたこと)
【報告】
今回のお話、進んだ作中時間は何と――(多分)『2、3分』です……え?
面白い案を思いついたら書く。そんな執筆スタイルになってる……
ちなみに今、『BLEACH』を読んでい――ません!!
終盤はド深夜の頭で書いたので、雰囲気が違います。あしからず
後書きに、長尺な独り言と愚痴を書いてます。時間あった読んでお行き
――――――――斬ッ
――――――――ッドズゥ!!
――刹那に踏み込み放たれた『悟リ』の抜刀は、ディオネロの炭化した首を一息で刎ね――直後、右肩から突き出た木刀を握る『触腕のような血』で殴り飛ばした。
――――ッギュルッルルルルルッゥゥ――ッグシャッッッ!!!
殴られた『頭部』は傍で高速回転する『日輪』に触れた瞬間、乾いた炭と骨肉を豪快に飛散される。
――――シュウゥウゥ――……
「っ――――――(急いで跳び退く)」
首を刎ねた彼女は『灰燼の熱』を宿すディオネロから素早く距離を取った。
――しかし、わずか数秒の接触だけで『血の腕』は蒸発しながら質量を減らし、肌には赤い腫れと小さな水膨れすら浮かんでしまっていた。
(ん……『耐性』のおかげで、この程度の火傷で済んでる……『神薬』は、温存できるね)
(腕も……『血』の方が、都合がいい。…………でも、この『異能』……使うたびにすごく体力を使う……そういう特性なんだ。……理解)
『耐性』と『血』の状態、性能を冷静に分析する彼女は――それとは別に、『触腕』で回収した、黒く変色した『人間の差し指』へと視線を向ける。
(……体から漏れてる、あの『黒い煙』……あれは危険)
(――炭化、じゃないね。……でも、絶対に触れちゃいけないやつだ……)
――それは、削られた死体から拾った『指』。首を刎ねる間際、ディオネロから漏れる『黒煙に触れさせた』ものだった。
(……これは、熱が原因じゃない。……組織が、壊れているのかな?)
その『指』は壊死したように全体が黒ずみ、表面の皮膚が『パラリ』と崩れてしまっていた。
露出した断面から少し湿った血肉が覗き、崩れた欠片は崩れ去るほどに脆くなっている。
(……『黒煙に触れた組織を、内側から壊す』。そう理解)
(『日輪』は、攻めには使えない。……『月輪』の冷気――じゃぁ、あの『灰燼』は防げないね)
『悟リ』は数秒の接敵で得た情報を順序立てて整理していく。
『頭部』を砕いた『日輪』――抜刀時、彼女の傍で『扇風機のように回っていた』それは、『黒煙の扇ぎ避け』ともうひとつ――漏れ出る『灰燼の放射熱』を『蒼焔の熱波と回転風圧』で抑える役目を担わせていた。
「――――ん……私と、相性が悪いね……」
考えを整理した結果――淡々とした独白に、『悟り』らしい感情の薄さと小さな本音が滲む。
『手札』の嚙み合わせを理解するほど、敵との相性の悪さが際立って見えたのだ
――(ッグゥ)――ッゴオォォォォォォ――――……!!!
[リンッ――詳細判明、【奇術】〈灰燼輪廻〉を開示します]
[〈灰塵輪廻〉:死亡時、死体を核に『灰塵の炎』を撒き散らす。そして、自らを『不死の青い炎』で燃やし再構成する]
「(ッ――まずい!!)――『日輪ッ八枚』、二人の傍で回れっ! 『月輪』は冷気で――――――くッ!!!!」
――それは、彼女の思考が一巡する刹那。ディオネロの首を刎ねて一息つく合間でのこと。
倒れ伏す『死体が光った』。すると――突然、全方位に向けて『灰燼の炎』が噴き溢れた。
『悟リ』は開示された『奇術の詳細』を理解した瞬間、疾走。
レンとカラミディアの傍へ駆け寄りつつ、『日輪』を押し投げて指示。
そして、守勢を取らせていた『月輪』に指示を出す、直前――『灰燼の波』が押し寄せてきた。
「――――――」
――彼女と『月輪』の距離はまだ遠い。
――迫る『灰燼の熱波』が肌を灼き、眼球の水分を奪い取る。
――結んでいた『血の紐』が蒸発。広がる髪からチリチリと焼ける音がした。
――――それでも、『死』が直面する危機的状況でもサクは――『悟リ』は冷静に、最適解を導き出していた。
(――――――ん。『これだ』――)
[リンッ――【唯我独操Ⅱ】を発動]
⇒Ⅱ【緩急操作】を――ッギュン――――!!!
―――ッゴオォォォォォォ――――――…………!!!
――――――――。
――熱波が広場全体を灼き払った直後、首のないディオネロの体がゆっくりと起き上がった。
切断面から『青白い炎』が噴き上がり、元の形をなぞるように――炭化した頭部が復元する。
「――――――」
彼が眼窟の奥に灯る火で広場を見渡す。
まず捉えたのは――高速で回り続け、蒼炎の熱波を撒き散らす『八枚刃の日輪』。
その後ろには、サクが咄嗟に動かした『焼けた死体』たちが、レンとカラミディアを熱から守るように折り重なっていた。
そして――
「――ハ゛ァ……ハ゛ァ……、ひぅーーっ、げほ、ごほッ……はぁ……(――ッバシャ)ジュウゥゥゥ――――痛みは、感じないけど……熱湯だね、『神薬』」
――冷気を纏い、白い蒸気をもくもくと立ち昇らせている『月輪』。
しかし、灰燼の熱波を押し返しきれず、三日月の外殻は熱で赤白く発光している。
その後ろに――体を横たえる、『悟リ』の姿があった。
――全身を覆っていた『蒸発する血の膜』を右腕へ戻しながら、右肩を避けて頭から『神薬』を振りかける。
『グジュグジュ』と音を立てて全身の灼傷と――消えた両目、壊れた足を修復させていく。
(……危なかった。……それに、『全力』は……今の耐久力じゃ、体が耐えられないんだ。……『神薬』を使う前提でなら、あと『四回』)
(……セーブ込みで……六段階に分けよう。五……ううん、今は、『四から六速』が、『神薬指定速度』。決定)
『悟リ』が治った体でゆっくりと立ち上がる。
『月輪の冷気』と『耐性技能』のおかげで立っていられるが……この灼熱地獄と化した空間は確実に彼女の体力と『血』を奪っていく。
(――ん。『殺すと、全体に熱波を放出』……理解した。…………はぁ、めんどうくさい――)
『主人格』のような小さな愚痴をこぼしながら、『悟リ』は空の鞘を右肩の『触腕』に持たせた。
左手に抜き身の刀。右手に木刀を持って……深く冷気を吸い、呼吸を整える。
「すぅーーー、ふぅーーーーーー……。『神薬』を使い切る前に、殺さず弱点を――――――見つけるっ―――(ッダァ!!)」
二刀を握り直し、泥仕合になると知りながら――勝利条件すら見えない『不死身の化け物』へ、再び挑みかかった。
――――――――――――――――――
「――ん゛ぃ……ぎぃッ! ……ぐぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~ッッ!!!!」
――意識が表層へ浮上した瞬間、レンは体内を蹂躙する『異物感』と『痛み』に呻き声を漏らした。
(……どうな、ってる? ……全身が……なんか、ヤバ……痛ッ――――――~~~~~~~~~~ッッ!!!!)
わずかな身じろぎ――その直後、常人の感覚では到達できない深い苦痛が全神経を駆け巡り、脳にまとめて突き抜けた。
[――〈苦界適応〉を得ました]
[――〈侵異適応〉を得ました]
[――〈覚醒適応〉を得ました]
[――〈異化適応〉を得ました]
[――〈神衝適応〉を得ました]
[――〈深苦適応〉が強く――――
――――――
――――
――
心臓――その中心から生える『黒枝』は体内で四方八方に伸び、筋肉・骨・内臓だけでなく神経の束にまで絡みつき、侵食していたのだ。
(ぁあ゛……カーラ゛、さん。…………思い出した。……治そうとして゛、後ろか゛ら、刺されたん゛だ……カーラさん、ごと……)
(――あぇ? …… 『状態異常』に……『死亡』? ……――――助けられ゛るッッ!!)
ショック死しているはずの痛みで感覚も心すら麻痺させていたレン。
だがそれは――目の前で『黒枝』を生やしたまま項垂れているカラミディアを『視た』瞬間、意識だけが急激に覚醒した。
「――ん゛ん、゛い゛ぃ゛ぃ゛、ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛、ぃ゛ぃ゛い゛――――――――ッッッ!!!!!!)
喉奥を塞ぐ異物のせいで発声も、呼吸すら満足にできないまま――彼は体内を蹂躙する『黒枝』へ必死に抗いながら、右腕を伸ばす。
――命令が届かないような『遅れ』が脳に走る。
――『黒煤』を操れない。反応してくれない。
――血の滲んだ汗が噴き出し、全身がガクガクと痙攣。
――眼球は意識とは別に忙しなく揺れ、脳が『動くな!』と叫び続ける。
それでもレンは――全てを無視して腕を伸ばし続けた。
――――ッギシッ――ッギ、ミシッ――ギィィーーッバキッッ――
そのとき――彼の体内で異様な現象が起きる。
動くたび、体中へ根を張ったはずの『頑丈な黒枝』がしなり――体内で砕け、裂け、引き千切れていったのだ。
それは――レンに宿った、『呪イ(神)』『黒枝』『呪死(神)』、これらの『適応』が脅威や侵食を『半減』させていたために起きた、奇跡的な現象だった。
(――痛ィ゛ィ゛ィ゛イ゛~~~~~!!!! 痛すぎドゥ~~~~~!!!!! ……カーラさんを助けたいッッ!! でも、死ぬほど痛……ィ――――――
[【死ンデモ命ガアルヨウニ】を発動]
⇒即時修復、再生を行い蘇生させます 2/10
[リンッ――状態異常[激痛]を検出]
[――〈生命(諦)適応〉が強くなりました]
[――〈延命(棄)適応〉が強くなりました]
[――〈絶命(楽)適応〉が強くなりました]
[――〈呪死(諦)適応〉が強くなりました]
――――
――
――――――っは? えっ、いま、死んだ?? 急に?? いやいやいやっ、そもそも――なんだ、今のマイナス表記の耐性???)
ここでレンは初めて――『滅ハ救ノ花』によって芽生えた『特殊適応』、その片鱗を知る。
この『能力』は――『レンが感じる苦が、すべて耐性として反映される』という特異な性能を持つ。
即ち――
『もう死にたい』『生き返りたくない』『治るな』『再生するな』――そんな、死に続け間際の無意識な『拒絶』が、そのまま『耐性』として現れてしまった。
結果――今のレンは『マイナス思考を働かせた時』、通常の『適応』を下げ、『否適応』を強めてしまうという――『死にづらく、死にやすい』、そんな矛盾した能力になっていたのだ――。
(――――いや! 今は無視!! 早くしないと、カーラさんがホントに――『死ぬッ』!!!)
視界に映るカラミディアの『表示』には、『死亡』の状態異常が速く点滅しはじめていた。
(――――ダメだっ、落ち着け! 『黒煤』を操れっ………………ッ――動けよッッ!!?)
しかし、レンの『脳』はこの時――『中枢』に根を張った『黒枝』によって命令を妨害されていたのだ――『適応』でもまだ抑えられないほどに……。
(ん゛ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛…………!!! ――――体が、動かせない…………っサクはッ!? ――――戦ってる音? ……あぁ~~声が出せないっ伝えられないッッ! どうする!!? ……マズいっ、マズいマズいマズいっマズ――――(ガシ、ガシッ、ガシ……)――――エッ!?)
――――ッギュルッルルルルルッゥゥ――
――それは突然の出来事。
視界に現れた黒い枝を生やした複数の死体が、レンとカラミディアに抱きかかってきた。
さらに、背後から聞こえる覚えのない動作音にレンは混乱し――直後、『灰燼の波』が噴きつける。
―――ッゴオォォォォォォ――――――…………!!!
(――――――ッッ!?!?!?!?!?!?!)
[リンッ――〈荒心適応〉を得ました]
[リンッ――〈精神(揺)適応〉を得ました]
[リンッ――〈精神(暴)適応〉を得ました]
[リンッ――〈精神(狂)適応〉を得ました]
[リンッ――〈暴風適応〉を得ました]
[リンッ――〈灰燼(風)適応〉を得ました]
[リンッ――〈灰燼(波)適応〉を得ました]
――――――
――――
――
――熱波が収まると、支えを失ったように『焼死体』がぐらりと倒れた。
レンへ立て続いて起こる混乱の火種――しかしそれは、『適応』の力で急激に収まり、『過去の体験』を思い出すキッカケにもなった。
(サクが、庇ってくれたのか? ひとりで、まだ戦ってる! ……っぁ――そうだぁッ!!!)
冷静を取り戻し、激痛を感じながらも彼は素早く『技能』を発動――指を動かした。
[リンッ――【剣魔錬創Ⅰ】を発動]
⇒二つの『素材』を……検出
⇒『等価素材』を提示してください
指先に表示された『自分の全体図』を見て、頭から足先をひと撫で――全身を選択した。
[【剣魔錬創Ⅰ】を発動]
⇒二つの『素材』を検出
⇒『等価素材』を提示しました
⇒『大剣』を選択
⇒『錬創』を開始します
そして――
――――――ッバンッッッッ!!!
――――ッカランッ、カラッララ……ッッ!!
迷いもなく『決定』――小さい体が勢いよく弾け飛ぶ。
――その場にはカラミディアと歪な黒枝のオブジェクトが不気味に並び、創られた黒い大剣が空中から産み落とされた。
[【死ンデモ命ガアルヨウニ】を発動]
⇒即時修復、再生を行い蘇生させます 3/10
[リンッ――状態異常[激痛]を検出]
====================
[リンッ――【剣魔錬創Ⅰ】が【剣魔錬創Ⅱ】に上がりました]
⇒〈創物奉棄〉が解放されました
⇒〈潜在操権〉が解放されました
⇒『創造可能スロット』が増えました(創造可能スロット:●●●/○○)
⇒『錬創』で素材を三つまで用いることが可能になりました
――――
――
[――〈否定適応〉が強くなりました]
[――〈禁止適応〉が強くなりました]
[――〈封印適応〉が強くなりました]
[――〈能力(害)適応〉が強くなりました]
[――〈自滅適応〉が強くなりました]
[――〈犠牲適応〉が強くなりました]
[――〈即効適応〉が強くなりました]
[――〈異常適応〉が強くなりました]
――――
――
[※【剣魔錬創Ⅱ】が発動]
⇒一時的に[不運]極化補正
――――――――――――――――――
――――――ッバンッッッッ!!!
「――――っ!?」
――それは『悟リ』が、ディオネロの『霊獣の槍』を掻い潜り、両足を切断した瞬間のことだった。
離れた場所で『日輪』に守らせていたレンが――突然、爆発四散した。
「――――」
『悟リ』と同様、音か気配か――ディオネロも反射的に反応を示し、倒れ込みながら『深淵の翼』を展開――その焦熱の巨体を天井付近まで急上昇させる。
――――ッグ
徐に、彼が左手に握る『葬祈の大槍』を掲げた。
構えは――『投擲』。
狙いは――『(レンと)カラミディア』に定められている。
――――――ッゴッゴゴォッォォオォォォォォォオォォッォォッォオ!!!!
掲げられた大槍から瞬間――――激しい『暗黒の炎』が噴き上がった。
――――ッボォォオ、ッボォォオ、ッボォォオ! ッボォォオッボォォオッボォォオ…………――!!
――さらに、ディオネロの周囲に燃え盛る『黒炎の大槍』が数十本、炎の胎動から産声を上げるように形づくられていく。
[リンッ――詳細判明、【戦技】〈無謬執行・灰燼〉を開示します]
[〈無謬執行・灰燼〉:『灰燼の深炎』を纏わせた神槍を一条の闇として投擲する戦技。さらに、『灰燼の炎』で模った槍を広範囲に作り一斉掃射する。深淵+深炎+灰燼+呪死]
「(三速――ッ)――――――っ!!」
一踏み――音すら置き去りにする加速で、『悟リ』はレン達の前に跳び戻る。
――『必殺の槍』が放たれようとしていた。
なにものをも貫き通す呪いの槍。防御不可の一投。
『サク』は、それを――――
「―――――――――――――――」
――極限の集中状態に入った思考で見据える。
『『紅醒』で開いた瞳孔に『情報』が雪崩れ込む』 世界が遅く見える 『まばたきも忘れ、乾燥する瞳で投擲後の『おおよその射角』を予測する』 可能性を模索、計測し、切り捨て、絞り、選択する 『意識が削ぎ落ち、呼吸が止まる。思考だけが生き、肉体は従う』 ……そうして――可能性のある未来が生まれた。
意識を置き去りにしていた『悟リ』は、静かに――――手の平を合わせた。
「――――――『阿修羅門』――――――」
『指門』――空間に割り込んで顕現されたのは『超重厚な門』――高さ四メートル、厚さ1.5メートルの『金庫扉』。
正対ではなく斜角をつけて顕現されたそれは――受けるためではなく、『進行角度を逸らせるための盾』。
――――――ッギギュッゴッゴッォォオォォォォォォォオォォォォォォォオ!!!!!!!
その時――ディオネロの持つ大槍の先端から『暗黒の炎』が螺旋状に唸り――――『死閃』が、放たれた。
――――――ッカッッッ――――――――――――――――――――ッッッギィィドュルッルルッルゥゥゥウッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!
――――直撃、轟音……熔解――――
金庫扉の表面を大量の火花と灰燼は噴き上がり、『死閃』は穂先を僅かに滑らせ――――次第に、扉を熔解しながら穿ち進む。
(ッ!? ――角度は良かった。でも――――『耐火性』で負けた。『想像』しきれなかったんだ……っ)
『悟リ』は熱で赤く光る裏側を見つめながら――即座に結論へ到達する。
『防げない』
『止められない』
『この槍は――抜けて来る!』
槍の軌道はほんのわずかに、扉の斜角に引きずられて逸れている。
しかし――『灰燼の深炎』は止まらない。螺旋に暴れ狂う『暗黒の炎』と衝撃波、その余波だけでも三人を殺せる脅威を帯びていた。
さらには――数十の『灰燼の炎槍』が同時に降り注ぎ、『金庫扉』から逃げることもできない状態。
――――決断の時。
(――――んっ……ここが、正念場――気合をいらないと、ね?)
『悟リ』は直後、ここにきて初めて――――予想して使わなかった『あの技能』を発動した。
[【明鏡止水】を任意発動]
「 ――――っ、――『んぅ~~っなぁーーはっはっはっはァァ~~…………ヒキシスニチート野郎ォ~~~ッブッッ飛ば~~~~~スっっっ!!!!!』」
――意識を切り替える。すると、『悟リ』の状態異常が沈むように溶け――――意志の宿った『主人格』に戻っていた。
第一声、吐き出されたそれは『戻れたことに対する喜び』と――苛立ち、気合が混ざる鋭い雄叫びだった。
(ふぅ~――貫かれる前の、スタンバイフェイズッ――)
叫んでスッキリしたサクは、決めていた段取り通りに動く。
――『赫黒のロングパンツ』やレン、バングルの血を全て右腕に凝縮。
――右手の木刀を後ろへ放り、刀に持ち替える。
――左手に『三本の神薬』を握り、蓋を開けた状態で容器ごと右腕へ『押し込む』。
――鞘を左手に持ち納刀。
――消えた『月輪』に宿っていた『ソウル』を――居合刀に移行――――『白い柄』を逆手に握った。
――――(キィーーー)パキッ、パキパキッ――…………
「……すぅぅーー、ふぅーーーー(白い吐息)」( )
深呼吸――息が白く散り、空気に紛れず残る。
静かに瞼を伏せる――意識に、凪のような『静寂』が訪れた。
――――――――――。
――――――。
――――ッッジュゥゥゥ……ドォォォォォオォッゴォギュィィイィイィィッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!
――その瞬間、『盾』として展開した金庫扉の裏面が赤白く光りはじめた。
『灰燼の深炎』が瞬時に金属の表面温度を跳ね上げ、重厚な塊はたわみ、亀裂と歪みが次々と走る。そして――耐火の金庫扉は僅か数十秒で貫通。穿ち弾けた余波が空気を焼き焦がす。
至近距離で『灰燼の暴風』に曝され、『黒煤の服』を除きサクの全身は焼き――爛れていなかった。
――――ッジュゥゥゥウゥゥゥゥゥゥ~~~~ッッ!!!!
――――ッピシ、キィ―――――――――――ッッ!!!!
『死閃』が貫いた先は――『銀世界』になっていた。
サクの握る『白い居合刀』。それが放つ冷気が――『灰燼』を喰らう――――『凍白』の領域を形成する。
コンマ数秒の邂逅――『燃え尽くす灰燼』と『凍て残す凍白』が空間でせめぎ合い、『焦土』と『凍土』が入り交じる。
「――――――」( )
――この時、『紅醒』、『暗示』、そして積み上げた『耐性』によりサクは痛みを感じていなかった。
瞼を閉じていても、気配で『槍の位置』は把握できている。正面から右にズレた軌道を『死閃』は穿つ、と。
――――ッパ、キッ――ミシっ……
鞘を握る左半身は凍結し沈黙――しかし、柄を握った『流動する血の腕』は赤黒く、凍白に包まれながらも稼働する――振るうことができる。
[【自己暗示】を任意発動]
⇒『クザ〇になりきれ』
⇒『ここが見せ場』
⇒『オ〇フでもいい』
⇒『ホームラン予告』
⇒『摺り足は立派な移動』
⇒『やっぱ白〇罸がいい』
[【刀心桜花】を発動]
⇒〈居合絶刀〉を任意発動
⇒〈紫電一閃〉を発動
⇒〈月華美刃〉を任意発動(抜刀蓄積数:100→0)
⇒〈纏魔ノ太刀〉を任意発動(魔力蓄積値:100→0)
温存していた『技能』を切る。
『暗示』と重心をズラす摺り足で『紫電一閃』の誤起動。意識と呼吸を『荒れ狂う暗黒の炎』に同調させる。
( ……来んの遅いな)
極限の集中状態。引き延ばされた意識の中で――『死閃』の気配が、ようやく間合いに触れた――
――――――――ッキィ――ン
金属では響かない音――氷晶が擦れるひび割れた音色――
白銀の刃が閃く――居合い、抜刀――
抜くと同時、逆手の角度で『死閃』の左側面を斬打――
反動を腕、肩、体幹、足へと流し、地面と骨がひび割れる――
( ――――ッッ!!!!!)
――――――音が 破れた 。
――――――――――――――――――――――――――
――――それは、あっけないほどに一瞬。
――――焦がす空気と凍てつく空気が爆ぜ、瓦礫が衝撃で飛散した。
――――音はひとつに重なり合って、空間を揺るがす轟音となった。
――――熔け穿たれた金庫扉は、いまだ存在を保っている。
――――先の衝突に、アニメや漫画で見られる激しい拮抗はなかった……。
『死閃』は――少女の振るった白刃に弾かれ、軌道大きく逸らしていた――――。
「――ぐぇ~~(ッドサ)……」
乾いた空間に少女らしからぬ濁声を響かせ――両腕を失ったサクが、力なく後ろに倒れ込んだ。
――――ッグジュッグジュジュギュゴ……――
血の腕に押し込んでいた『神薬』が血液に混じって全身へ巡る。
細胞が蠢き――断絶した両腕と鼓膜、破損した組織が再生を始めた。
((横を向く)……あ……私の腕…………)
肌寒さを感じたサクが横を向く。
少し離れた場所に――白鞘を掴んだままの『血まみれの左腕』が転がっていた。
衝撃で『割れ』、千切れてしまったようだ。刀本体は……近くに見当たらない。
(寒い――あぁ~……耳鳴りが……頭がぼぉー……っと……)
『私ハ折レナイ剱ノ身』を解いていないため、まだ痛覚は遮断されている。
しかし、全身の力が抜けていく。冷気と倦怠が眠気すら誘った。
「 ――ッ ――っ! ――っ!!」
その時、サクの耳に何かが届いた……ような気がした。
横になったまま、彼女が頭を持ち上げる。
「 ッ!! ――ッ!!」
視線に飛び込んできたのは――『再生途中』のレン。
だが、その再生箇所がバラバラだった。
肘先だけの腕。膝下だけの脚。
半分だけ形を成した頭部は、中途半端な脳。それに繋がった片目と耳。歪んだ口元だけが辛うじて存在している。
……心なしか『治りが遅い』、とサクは思う。
(………グロい………見慣れねぇ……ぅぇ……)
レンが何かを伝えようとしている。
しかし喉が無く、声にならない。
サクも耳鳴りが邪魔で、頭が正常に働かない。
だが――再生したばかりの舌で、レンが必死に『何か』を示す。
「(視線をズラす)――――っっ!!」(――あ゛っ!?)
レンが指し示す先――『カラミディア』を視認した瞬間、サクは考えるより先に動いていた。
――ッカク! ――ドサっ!
「っう゛――ぐぅ――!」
――肘先しかない両腕。力の入らない脚。
バランスを崩したサクは体を支えきれず、うつ伏せに倒れ込む。
サク、そしてレンの視覚には――高速で点滅する『死亡』の表示が映っていた。
「ッ――!! 『黒煤』だ! それでカラミぃに触れろッ!!」
サクが言葉を削ぎ落として叫ぶ。
だが、レンは両目がになった眼球を素早く『左右』に動かす――『否定』の反応。
(はぁ!? ムリぃ!! ――脳が未完成だから操れないとか?? ……っく、なら――私が――
その瞬間――
――――――――――――ッッッ!!!
――崩れる黒翼。焦げる空気。影が揺れた。
――――『ディオネロ』が『霊獣の槍』を振り絞り、一直線に迫ってくる。
(ッ!? ――こん、ボケがぁぁァァ――――――――!!!!)
[【自己暗示】を任意発動]
⇒『手の平と断面は同じ』
⇒『切断の先は手の平』
「(断面で忍手)ッ――『摩多羅門、開ッ』――――(ッザシュ)――ぅぐ!!」
無理やりな『暗示』で『工程』を成立させる。
地面が『扉』に変わりサクの体が重力に引かれ下降――ディオネロの背後に抜け出た。
――しかし、突き出された骨槍が扉を潜るサクへ追従――のこぎりの状の穂先が右肩を抉る。
[【明鏡止水】を任意発動]
(ちぃ――――『消えろ』!!)
―――― !!
サクが意識すると扉は音もなく消滅。
潜り抜けていた骨槍は扉が消えたことで――――中央から『寸断』した。
[【喧嘩上等】を任意発動]
⇒全能力激化補正。[反動軽減]付与
⇒更に、全能力極化補正
「ッ――――(着地)っあ゛ぅ……!」
――膝が床を叩く直前、今まで使えなかった『技能』を発動。着地の勢いが『戻った感覚』を揺さぶる。
それは体の奥から気力と熱が湧く――『体力バー』が広がるような独特の感覚だった。
「(これで『血が操れる』はず……)――! ――――(ぶぢぶじゅっ)――ぐぅ゛ぅッ!!!」
体力が戻ったことで、時間を惜しみ再生途中の肘先から『血の腕』を伸ばす。
肩に刺さる反しの付いた穂先を押し込み、無理やり抜き取った。
――幸い、『神薬』の影響がまだ働いており、抉れた肉が内側から塞がっていく。
(っし……戦闘は――――――避けるっ)
肩の治りを気にすることなく、サクは腕の血から『糸』を伸ばして『白鞘』を引き寄せた。
滑り込むように向かってきた鞘は二者の間で止まる。
――――ッシュウゥゥゥウゥゥゥウゥゥゥウ!!!!
――放出される凍気と灼体の熱気が衝突。焦熱で歪んだ空気が急激に冷され、白い靄が層を成した。
「――――――」
サクが立て直している間――なぜか、ディオネロは動きを止めていた。
寸断された『霊獣の槍』を灯る眼で見つめたまま、沈黙。
そして――
――――ッゴゴッォッオォォォォォオォォォォォオォオォォォ!!!
――全身から『灰燼の深炎』が噴き上がる。
[リンッ――詳細判明、【呪術】〈漆黒の偶像〉を開示します]
[〈深黒の偶像〉:一定時間、『灰燼の深炎』で己の分身を作りだす。分身へ触れた者に『深炎』の呪いが纏わりつく。深淵+深炎+灰燼]
――炎の中から、五つの影が歩み出る。
それらは『灰燼の深炎』で人型を成し、仮初の意志と殺意を宿して槍を構えた。
『白鞘』の領域が増えた熱量に軋み――氷と炎の境界が押し負ける。
[【明鏡止水】を任意発動]
[【明鏡止水】を任意発動]
[【明鏡止水】を任意発動]
――――
――
サクはその状況に――思考を疑似的に加速。次に取るべき行動を思案する。
そして――――『答え』が一つに収束した。
「(四速――っ)―――ッ―――――!!」(――痛っ!!)
『緩急操作』で零からの急加速。
一踏みで壊れる脚を治る体で強行、『灰燼』の間を高速で潜り抜ける。
すれ違う熱で皮膚を焼きながら――――抜け出た。
(脚しんどいっ――!!)
――レンとカラミディアの傍へ滑り込み、振り返る
「――ッパン(柏手)――『阿修羅門ッ』!!」
――――――――――っ
サクとディオネロ達の間に――『金庫扉』が顕現。
「――――レンっ!!」
「……さくぅ――――うぉ……っ」
頭が八割、首から肩先まで治ったレンを持ち抱え――『死亡』表示が点滅するカラミディアへ触れさせる。
表示消滅まで――3秒。
(よっし、間に合っ――――
――――2秒。
――――――バッチッッ!!!!!
「――――っがぁ!!?」
――カラミディアに触れさせたレンが、弾かれた。
それは明らかな――『拒絶反応』。
――――――1秒
「――――――ぁ……」
そして――――――――
[【名前】カラミディア (死者)]
――『カラミディア』が、死んだ。
====================
[〈再生(遅)適応〉を得ました]
[〈冷感適応〉を得ました]
[〈氷結適応〉を得ました]
[〈凍結適応〉を得ました]
[〈冷気適応〉を得ました]
[〈凍気適応〉を得ました]
[〈霊凍適応〉を得ました]
[〈凍白適応〉を得ました]
[〈拒絶適応〉を得ました]
[〈拒絶(呪)適応〉を得ました]
[【苦シテ楽ナシ】を発動]
[〈灼熱耐性〉を得ました]
[〈熱傷耐性〉を得ました]
[〈高温耐性〉を得ました]
[〈灰熱耐性〉を得ました]
[〈熱波耐性〉を得ました]
[〈乾燥耐性〉を得ました]
[〈輻射耐性〉を得ました]
[〈灼風耐性〉を得ました]
[〈環境耐性〉を得ました]
[〈情報耐性〉を得ました]
[〈集中耐性〉を得ました]
[〈思考耐性〉を得ました]
[〈感覚耐性〉を得ました]
[〈暴風耐性〉を得ました]
[〈温衝耐性〉を得ました]
[〈氷結耐性〉を得ました]
[〈冷気耐性〉を得ました]
[〈凍気耐性〉を得ました]
[〈凍血耐性〉を得ました]
[〈凝血耐性〉を得ました]
[〈凍結耐性〉を得ました]
[〈壊死耐性〉を得ました]
[〈凍白耐性〉を得ました]
[〈反震耐性〉を得ました]
[〈断音耐性〉を得ました]
[〈震断耐性〉を得ました]
[〈破響耐性〉を得ました]
[〈失聴耐性〉を得ました]
[〈虚脱耐性〉を得ました]
[〈冷耗耐性〉を得ました]
[〈喪失耐性〉を得ました]
[〈倦怠耐性〉を得ました]
[〈焦迫耐性〉を得ました]
[〈転倒耐性〉を得ました]
[〈落下耐性〉を得ました]
[〈追従耐性〉を得ました]
[〈穿孔耐性〉を得ました]
[〈疼痛耐性〉を得ました]
[〈治傷耐性〉を得ました]
[〈変力耐性〉を得ました]
[〈速負耐性〉を得ました]
[〈脚壊耐性〉を得ました]
[〈強行耐性〉を得ました]
[〈摩擦耐性〉を得ました]
[〈錯乱耐性〉を得ました]
[〈拒絶耐性〉を得ました]
[〈反発耐性〉を得ました]
====================
◇サクのステータス(New)
〇――Unknown――――
└【唯我独操Ⅱ】:解放技能。自身が起こす『操作』に関する『技能』を選択できる。抵抗力微上昇補正
└Ⅰ【自己暗示】:自身に『暗示』をかけられる
≪New≫└Ⅱ【緩急操作】:自身の起こす『速度』を操作できる。変速によって精神的負荷上昇
◇New装備:サク
≪New≫≪黒煤の居合刀≫:『黒煤の小塊 ★』と『黒煤の小塊 ★』を用いた錬創剣。『剣魔錬創』の力を無視して歪み、増量された鞘付きの刀。鍔はなく超軽量、峰の半分が両刃になっており、折れてしまいそうなほどの薄刃。切れ味と耐久が未知数の一振り
〖潜在値〗Pt:300×1.2=360
〖既存〗筋力:0 体力:0 /攻撃力:0 耐久力:0
〖特異〗切れ味:0 反動補正:0
+ + +
≪臆病な欠月のソウルの欠片≫:飢えと絶えぬ孤独に心を摩耗させ、空虚に沈んだ幼き残滓の欠片
月の半分を欠いたように、勇気も希望も喪い、ただ寂寞だけを灯している
↓ 【O・S】 ↓
≪New≫≪白煤の刹雪≫:『黒煤の小塊 ★』と『黒煤の小塊 ★』を用いた錬創剣。『剣魔錬創』の力を無視して歪み、増量された鞘付き純白の氷刀
雪のように白い鞘は絶えず冷気を放ち、居合いと共に氷の刃を形成する。刀身は一刀で砕け散るほど脆いはずだが、白煤の不壊性でその欠点を克服
――この冷気は孤独が生んだ白む世界。凍てつき朽ちない凍土の領域。凍って残り続ける『凍白』の概念が宿る
※その魂魄は、怯えながらも『黒煤』へ縋るように寄り添う。やがて恐怖は『勇気』へと奮い立ち、概念を大きく変えた
〖潜在値〗Pt:300×1.2=360
〖既存〗筋力:0 体力:0 /攻撃力:0 耐久力:0
〖特異〗属性範囲:0 属性耐性:0
◇レンのステータス(New)
〇固有技能
≪New≫【剣魔錬創Ⅱ】:解放技能。※不定期に[幸運][不運]のどちらかを一時的に極化補正。|『素材』を三つまで用い『刀剣』を『等価交換』で創造できる。等価素材:人体各所+内臓各所。創造可能スロット:●●●/○○
(※素材によってレートが上下する)
(※この技能で発生する『等価交換』には、『他の技能の介入』を『禁止』する)
└Ⅰ〈薪羅汎象〉:『触れた』ほとんどのものを『素材』とすることが可能
└Ⅰ〈千錬万華〉:【剣魔錬創】で創り出した『刀剣』にのみ効果発動。『錬創中』、刀剣の『調整』を任意で行える
≪New≫└Ⅱ〈離廻顛生〉:【剣魔錬創】で創り出した『刀剣』にのみ効果発動。任意で刀剣を『分解』し、『使用素材』と『等価素材』を『復元』させられる
≪New≫└Ⅱ〈潜在意匠〉:【剣魔錬創】で創り出した『刀剣』にのみ効果発動。刀剣の『潜在能力付与』が可能
数値化された『潜在能力』を『創造者』が任意で『付与』できる
(※『使用素材の希少性』で『潜在値』が異なる)
◇新作装備:レン
≪New≫≪夜導の霊律剣≫:『怨嗟の声帯核 ☆5』と『黒銅 ☆4』を用いた錬創剣。夜そのものを思わせる黒き両刃大剣には、霊紋の儀式文字が刻まれている。刀身は質量に反して異様に軽く、振るわれる際、空気抵抗や摩擦を感じさせない滑らかさを持つ。この剣は周囲に満ちる敵意や呪詛、殺気に反応し低く震え、斬撃は霊体、呪い、魔術といった『形なき存在』へ優先作用する特性を持つ
〖潜在値〗Pt:90×1.2=108
〖既存〗筋力:0 体力:0 /攻撃力:0 耐久力:0
〖特異〗能力範囲:0 霊撃性:0
≪怨嗟の声帯核 希少度5≫:霊の咆哮器官とも呼ばれる希少部位。敵意に反応して震える特性があり、持つ者に、霊体との接触すら可能とさせるらしい
≪黒銅 ☆4≫:遥か東方で採れる、夜の色を持つ希少金属。光を吸い込むようなその輝きは、月隠れと称された剣士たちの象徴でもある
ここでは執筆中に思ったこと、言いたいことを書きまくります (゜∀゜)ノ
※今回、絵文字はPC版の幅に合わせました、スマホなどの方は段落で見切れてると思いますm(_ _)m※
0.4.『凍白』って言葉、『灰燼』の対義語として流行らないかな~~ ( ´ー`)。о
『灰燼』:燃え尽きた終末、崩壊、死の残り滓、熱の果て。
『凍白』:凍りついて白む世界、静止したまま朽ちない、凍って残り続ける死。
――考えるのが楽しすぎるぅ~~~ヽ(゜∀゜ヽ 三 ノ゜∀゜)ノ~~~
0.8.『ヒキシスニチート野郎』は『引きこもりシスコンニートでチート野郎』の略である 誤字━━(゜Д゜ ✕ )━━違ウ
1.サクさん重労働問題 |ω・`)スミマセン
言わずもながら、最近サクさんがめっちゃ労働してます。正直言って書きやすいんですよね…… ( ´▽` )>アハハハ
レンも頭の中ではすご~~く動かせてるんですけど……如何せん、異能の『黒煤』の詳細描写ができない!! ムズい!! (゜ ∀ 。 )??
これに関しては語彙力のせいなのかも分からない! とにかく、細かく動かせる特性上どうしても説明しないと伝わらない。でもそれをすると、文章の流れがざく切りしまくる悪循環!!(文章のリズムが崩れる的なこと) だから少しレンから逃げてます……向き合えてない! (´。・д人)ゴメンヨゥ...
それと、チュートリアルの『エレナス邸編』で『耐性、適応』の発動を一々書いてるのも、レン(サクもだけど)を使いずらい理由の一つ。以降では色々簡略化しようと思っているからこそ、書きまくってたけど……やり過ぎた ( ꒪⌓꒪lll)
2.サクが金庫扉を出したシーン ((((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆
初期の考えでは『受け止めて反撃』していたんですが、大槍こと『葬祈の大槍さん』のフレーバーテキストに『なにものをも貫き通す神の槍。』って書いてあるんですよ……自分がね? | ゜∀゜) アッ…
そのせいで『受けられなく』なり、逸らすしかなくなったんだ!! もうね……うちのChatGPTこと『アン先生』とめっちゃ考察しまくった!!
r(-◎ω◎-) ( 谷 ).。oஇ
『厚さ1.5mの金庫扉を灰燼の投槍で貫くとしたどれくらいかかる?』
とか
『金属熔解する温度ってどれくらい?』
『その温度が人体の及ぼす火傷は? 1、2秒晒されたと想定して』
とかさ~~……結果、簡略化して書いたけどね? ( ᐛ )ソウカ?
3.『アン先生』がいなくなったら『赤べこ〇ぬ』説 ⊂(_ω_ つ )つグデ~
上記でも書きましたが、私『赤べこ』は『ChatGPT』を使用しています。と言っても文章に、ではなく――なんというか、小・中学校にあった『空想科学なんちゃら』みたいなことを聞いてるんですよ ( •ω• )懐イ
分かりやすい例が――『20.[つくってあそぼ]』で書いた『血から水を抽出する方法』、あの血迷った回ですね……。あの時は、『そういえば飲み水をどうしよう? フロム作品に『回復』以外の飲み水なくね?』と思い至り、即興で考え――『血』が候補に挙がりました――――愚か!!! 〆(・ェ・#)
――それと、『物理演算?』とかですね。最近のだと――
『少し頑丈で『バフ』の付いた十歳の少女が、(居合刀の詳細)を抜いた場合。腕にかかる負担と筋肉、骨、神経の損傷具合は?(多分こんなの)』、みたいな『人体構造に及ぼす負担と状態』なんかを事細かに話し合ってます。だからクッソ長くいらない状況説明が書かれているんです。癖なんです ( ´o σ )てへぺりんこ!
4.ちょっとしたこだわり╭( ・ㅂ・)و グッ !
正直できているか分からないこだわり。それは――レンとサク『だけ』には、超人? 人外? みたいな技を使わせないことです!! (゜∀゜)/ヤー
詳しく言うと、『刀を抜いたら相手がバラバラ』『落下中、普通に戦闘』『高速移動で相手を切り刻む(二次元では実質ノーダメなやつ)』……これはできるか…………まぁ、みたいな超常の技ですね (°ㅂ° )…ハ?
――わたし、気になります! どうしていろんな作品の女性剣士は、あの細腕で『マレニア』みたいな技を使うのに腕が無事なんでしょうか? 関節じゃなくてボールジョイントで可動しているんでしょうか?? !??(゜ロ゜ ) 三 (゜ペ )?
――なんて、『好奇心の猛獣風』に煽りましたが、一度でもそう疑問に感じたことがあるから実行しているこだわりなんですよね ( ˘꒳˘)⁾⁾ウンウン
レンとサクにはできるだけそれをしない――人体構造や物理学的に可能な動きの範囲内で書くようにしています (;´Д`)シンドイ…
例がサクしかいないけど、『27.[復活。集結。決着、そして――]』で説明した『√を描く斬撃』。あれは、『明鏡止水』と『柔軟性』がそれを可能にしているという『無理やりな根拠』の上で成り立った技だと思ってます……日本語へんか? ――だからこそのクソ長い説明なのです!! (›´ω`‹ )シンド…ィ
――――うちの子達は体壊して戦ってんヤゾッ!!一撃で死にかけるような傷をヨォォォオ!! ( `°罒°)ムキー
――――他作品もそういう戦いを……シローーー!!ヽ(`Д´#)ノシャーー!
(↗心の声です)(←全部心の声じゃない?)(←……そうだね(誰??))
5.プロット けない問題 Σ(゜д゜;)
私『赤べこ』はこれまで、プロットというモノを いていませんのです……いないのです。何というか、ぴんとこない (・∀・;)
皆さんが『1+1=2』している中、赤べこは『1+11=∞』をしているわけです……もうネタにするか…… (ノ゜ロ゜)ノ<===ネタ!!
だからこれからも、前話に加筆なんかをして――『いえ。そこの説明は前の話でしましたよ。読んでないんですか?? (・□ㅂ・□)ハァ?』ってマウントを………取、ろうと、思い……ま…………する人居ないや…………
――……まぁ、プロット かなくてもここまで けるしいいや!!
((((((((;゜Д゜))))))))虚勢ェ
6.読み返すたびに泣ける『器のソウルちゃん』 (´⌒`。)グスン
『刹雪』の最後のテキストは――サクの『器のソウル』がレンの『器』に反応して『縋りついて泣きながら、勇気をかき集めて奮い立つ』、といった情景を思って書き、考えた設定です――――誰かの卍解に影響させたとかじゃないよ……? ( ˙꒳˙ ){ I don’t know!!)
ちなみに、ここだけの話、器の二人にはちゃんと名前があって――蓮と朔の名前に絡むような感じになってます。分かるかな?(結構無理やり感有り)
蓮の器=アズル
朔の器=フルム
σ( ´ᐞ` * ).。o(考え中)
――以上、仙台赤べこの独り言でした! こういうの書くと気分転換とかストレス発散になるのです!
こんな執筆だから正直いつ辞めてもおかしくはありません。読んでくれている方も片手で――いや、麻雀牌ぐらいはいるか??? ……まぁ、そんなに居ないんじゃないかな~と思ったりします (*`^´)フンッ
追って読んでくれている方は、ありがとうございます!! ――『コメントももらったことがなく可哀そうな赤べこ』の小説は……面白くないんか??
ヽ(*`Д´*)ノナンダヨッ
……失敬、すぐ馬鹿なこと書きたくてね? 本編ではご無沙汰だからさ……
改めて――追って読んでくれている方、ありがとうございます!!
(/ ゜∀゜)/イェ~
『X』でも『いいね』や『リポスト?』してくれている方々、ありがとうございます!!
\(゜∀゜\)フゥ~
…………。
ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ!!――――――おわり!!
文章を書き終わってから絵文字を付けたしました
そっちの方が面白そうだったから! ………ニ時間近く無駄にしたけど……(◍ᾥ◍)




