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この壊れて、それでも尊き世界で−Errifate 002:Malvane Has Distorted−  作者: 仙台赤べこ
第一章【DARK SOULSな『現実』へようこそっ】
24/36

23.エレナス邸(8)[まだ俺の攻撃は終了してないぜ!(ガッシャ?)]

下書きをワープロに書いてるんだけど、投稿した後で改修しようとすると

『ワープロ』『なろう』『カクヨム』の三箇所から直さなきゃいけないからめんどくさい!! すごーーーーーくめんどくさい!!!!

ルビの付け直しすごくダルイ!!! ――でも見直しにはなるな



 ――悲報、『転移……ぅぬぉ』が壊れていた。……あ、『墓標』だ。


「――なんということだ……」


 カーラさんが沈鬱な表情でしゃがみ残骸に触れている。


「これは……積んだな。フラグ回収とも言う」


「いや、『フラグ』は誰も立ててないんだけど――さてはて、この先どうなることやら」


「――それを今から考えるんだろ」


「あ、はい」


 冷静に突っ込まれた……毎回自由発言してるサクにっ! ズルいッ!


「――壊された? ……いやこの破片は――『墓標』のではない? まさか、建物の『落下物』で壊れたのか? そんな馬鹿な――(ブツブツ)」


 カーラさんが探偵みたく現場の状況証拠だけで答えを導きだそうとしている。……まぁ、分かったところでどうしようもないんだろうけど……。


「――ふぅぅ……こうなっては、仕方ないか。…………君たちはここで待っていてくれ。わたしは最奥へ行き、『エレナス公』を――

「その案は棄却されました」


「そーだそーだぁ!」


 カーラさんの言わんとすることを察し、サクが言葉を遮った。

 俺もそれに同調してみる。


「いやダメだっ。君た――

「その案は棄却されました」


「そーだそーだぁ!」


「いや――「その案は棄却されました」


「そーだそーだぁ!」


「…………」


「その案は棄却――

「サクもう何も言ってないよ」


 俺らの(主にサクの)度重なる抗議の声に圧され、ついにカーラさんが黙り込んでしまう。


「――はぁ……聞いてくれ。これから挑む相手は、君たちはがここまで斃してきた者たちとは比較にならない――四公爵を斃せるほどの『強者(つわもの)』なんだ。……はっきり言うが、実戦経験の乏しい君たちを連れては戦いにすらならない――足手まといだ」


 カーラさんが見たこともない鋭い眼光を浴びせて、俺たちをけん制しようとする。


「はっきり言うなぁ」


「サクには及ばないよ?」


「はあ?」


「おお?」


「真面目な話だ。――彼の持つ『槍』は文字通り『必殺の呪い』を宿している。レンの『甦る奇跡』もあの『槍』の前では意味を成さないということだっ。死んでしまうんだぞ!」


(ここって俺の『アンチ』多すぎじゃね?)


 カーラさんが俺ら――特に俺の目を見て言った。……心配してくれているんだろうなぁ。でも――




「――カーラさんが負けたら、どっちみち俺らも死にますよね? ここから出られないわけだし?」




「それな」


「んぅ――それは……そう、だなぁ……しかし、だっ……」


(あ、いきなり核心突いたっぽい)


「――おいレン、カラミディアは『ぼっち』で押しに弱い。畳みかけろ(ボソ)」


 いや、ボソじゃないんだが……はぁ。




「――それに、前回負けた相手に同じ条件で戦いに行っても勝率は変わりませんよね? ……俺とサクが付いていけば、後ろから物投げたりの援護できますよ? カーラさんの言う指示は聞くようにしますから」




「子供からの論破はキッツいだろうなぁ~。それに若干煽ってないかお前?」


「いらんこと言うな! どっちの味方だっ」


「客観的感想を言っただけだ」


(――もう無視!)


「んぅ~、んぅ~~~……………………はぁ、わかった。君たちを連れていこう」


 唸って渋るカーラさん。しかし、最後には俺らの同行を認めてくれた。……葛藤があったんだろうなぁ。すんません。


「――しかしだ。君たちの役割は『エレナス公』と一定の距離を保っての『牽制』だけ。できるだけ彼の間合い――『槍』の届く範囲には『近づかない』、『近づかせない』ようにする――このことを念頭に置いてくれっ」


「わかりました」


「ああ――っと、カラミディア。一つ確認しときたいことがある」


「なんだ?」


「ヤバいって言うその『槍』――効果は『刺されたら死ぬ』のか、それとも『とどめを刺されたら死ぬ』のか、どっちだ?」


「……どっちも一緒じゃね?」


「アホかお前。全然違う」


「ふむ……その質問に対する答えは――『後者』だな。『不死殺しの槍』に刺されただけでは死にはしない。ただ――『深炎』を纏った高熱の穂先は『何ものをも貫き』、掠っただけでその者の体を穢す厄介な呪いがかかっている」


(『黒煤』は貫けんよ?(謎の対抗意識))


「ふぅ~ん。……その『タイプ』の即死武器なら必勝法、とは言わないな……まぁ、『無効化』はできるかもしれないぞ――『レン限定』で」


「俺……?」


 ――サクが語った『無効化案』に、カーラさんは『確かに、それなら呪いは効かないかもしれない、な……』と呟き、俺は――顔を歪めていた。


「――(´ ≖ ὢ ≖`)――」


「なんだその顔文字みたいな顔は……すごい再現度だな」


「自分じゃわからんって……」


「はぁ――言っとくがなレン。『嫌な役割』は、場合によっては()()()()()()()()()()なんだからな?」


「……分かってるよ、重々ねぇ……だから反対しないんだろぉ~……はぁ~~」(気ぃ進まなぁ~)


 ――その後、少しだけ決めごとなんかを話し合い俺たちは再び邸内探索を開始した。




――――――――――――――――――




 玄関前の大きな階段。そこから二階に上がり、右へ左へと進む私ら一行。


 徘徊する『騎士』とか『使用人』を隠れてやり過ごし、または『ぶっとば』しながら洋館だか、邸宅だかの奥へと進んでいく。


「…………」(――『ぶっ飛ばす』を訳したはずなのに、『ぶっばしながら』で一文になってしまった。でも『ぶっとば』、しながら、で区切ってるからちゃんと訳したことになってるよな? う~ん……)



「…………」(――サクがめずらしく静かだ。さすがに緊張してるのか? ……俺も二人の足を引っ張らないようにしないとなっ)


「…………」(いつも明るい二人が静かだ。この先の戦いに不安を抱いているのか? 無理もないか……何か一言、励ましの言葉をかけた方がいいのだろうか……な、なんとかければいい? ――)



 なんか、妙な緊張感を孕んだ沈黙の行進。

 しかしそれが良かったのか、歩みは順調に進み――気づけば数回の遭遇戦だけでボス部屋の前――の、『廊下』にたどり着いていた。


「なんか……居るんですけど。変なのが」


「ああ――腕が『三本』もある騎士が立ってるな……門番みたいだなー、あはははは……(現実逃避)」


「みたい、ではなく事実そうなのだろう。……あの騎士は、わたしも初めて見るな」



 ――そこは奥行十メートル、横幅五メートル位の『何この無駄なスペース?』と言いたくなるような無駄に広い廊下だった。


 奥に構えるは大きな扉。そして、その手前に陣取る巨躯――全身を鎧で覆った『三本腕』のデカい騎士が、『門を守っるボク偉い!(偏見)』と言いたげにどっしり待ち構えている。……どいつもこいつもデカいな……私らの小ささが際立つだろォ!


「――めっちゃこっち見てるんだけど、来なくない? ド近眼か?」


「あれだ。『扉を通ろうとするヤツ絶対殺〇マン』ってやつなんだろう。……決められたマニュアル以外で動く気――『マニュラ騎士』だぁ!! 懐っついな!」



「知っているのかサク!?(悪ノリ)」


「うむ(悪ノリ in 悪ノリ)」


 私は冷や汗(嘘)を流して頷いた。…………何だこのネタ? 何が面白いんだこれ?? 元ネタなんだよおいレン???



「(無駄な会話スルー)――そうかもしれないな。一定の場所、距離を離れず、守護するように動かない異形も居ると聞く。……もしかしたら、『生前の行動』を模しての動き、または『命令系統』が生きているのかもしれないな」


『わたし達が騒ぎを起こしたことで動いたのかもしれない』と最後に付け足し、カラミディアが警戒して腰の『導きの袋(四次元袋)』に手を伸ばす――そこへ私が『カットイン(待った!)』をかけた。


「……カラミディア。ここで騒ぎを起こしたら……え、『エレナ()ス公?』ってヤツは部屋から出てくると思うか?」


「『エレナス公』だな。……いや、出てこない可能性がある、とわたしは思う。彼の言葉少なな言動と、その戦いぶりの中に垣間見えた――『無気力さ』がそう思わせるんだ。……理由は、言葉では説明しずらい……」


(『引きこもり』だからそりゃあ『無気力』だろうな)


「まぁ、半々って思ってればいいか……よしレンっ――『マニュラ騎士と一騎打ち』だ、のしてこいGOッ!」


「なんでぇ?」



[【明鏡止水】を任意発動]



(――あぶなかった。アホな感じに返事するからはたく(ツッコむ)ところだった)


「それは――お前が一番弱いからだ(キッパリ)」


「わ~い、はっきり言われたぁ! ……おっふッ!」


 両手を上げて喜んだ瞬間、レンは胸を押さえて崩れ落ちた。……こいつ多彩なリアクションするなぁ。


「――言っておくが冗談じゃないぞ。本気で言ってる」


「え? ……いやいや、三人で行って俺がメインで戦えばいいじゃん」


「どうせ最終的には私らがカバーしておんぶにだっこするからダメだ。……それに、それじゃ『意味』がない」


 私は首を振って冷たく突き放す。……何かゾワゾワする。真面目な雰囲気のせいだ。


「意味ってなに?」




「お前の戦い方(やり方)が――『傷つく、死ぬ前提』のふざけたもんだからだ。それを改善させるための一騎打ちだな」




「ふむ……」


 カラミディアが私の横で静かに傍観の姿勢をとる。……え、私一人に任せるってことか? マジか……。


「いや……そんなつもりないんだけど。痛いの嫌いだし……」


「今は、な。そう思ってるし言えるんだ。……そもそもお前、『危機感』が無さすぎるぞ?」


「危機感……?」


「ああ。――話は逸れるんだが……私らのこの『()』、結構ハイスペックだって気づいてるか?」


「え、そうなの? 技能(バフ)のおかげじゃないの?」


「それもある。だけど、動体視力とか反射神経、手先の器用さとか……あ~~、あと色々。とにかくかなり『動ける体』なんだよ。バフの『かっていない部分』でな」


「曖昧な……まぁでも、『すごい』ってことは分かった。それで?」


「んで、私はここまでの戦闘(やり合い)で、何度か『技能を使わずにやってきたんだが』――この体、『素の危機察知、能力?』が異常に高いんだよ。私が気づけなかった不意打ちに、『無意識な初動』を起こしてるぐらいにな。私はその動き(流れ)にのって動いてたりしてたんだ」


「マジ!? サクが戦闘民族だからできてたのかと思ってた!!」


「誰が『猿』だ……でも、七割は自力で対処してたぞ?」


「あ、そう」(戦闘民族じゃなかったら何らかの『伝承者』じゃないか、この人?)


「――話を戻すが、お前の『危機感の無さ』だ。お前ももう分かるよな? この世界の雰囲気。たぶんあれだぞ?『鬱展開』とか『理不尽な死』が頻繁なタイプの世界だぞ? それを――『平然と、警戒せずに歩いてる』お前が危機感持ってる、なんて言えるかぁ?」


「…………」(それはサクも……いや、サクはめっちゃ警戒してたか……)


「これまでの戦い、お前は何度刺された? 斬られた? ……知らんが、私より『性能の良いであろう()身体機能(感覚)』のお前が、ホントに警戒してよけ損ねたのか?」


 私はレンの眠たげな目を見て問うた。


「………(シラーー)」


「おいコラ視線を逸らすな。こっち見ろっ」


「――ぐっぎ!?」


 私はレンの顎と頭を鷲づかみ、無理やり視線を合わせるようにした。


「もう一度聞く。本気で警戒してたか?」


 再度私は質問した。するとレンは――




「――なんか……ウザい。……説教するサクなんかウゼぇ! ――イイだろ死なないしっ死にづらいんだからッ!! やられた分は『抵抗』つくし!! それに『俺がやられて』相手が油断する! サクとカーラさんがその隙に叩く! これでいいじゃん!? これも戦術じゃん!! 『自分を犠牲』にするなんて『相手だって思わない戦術』じゃんかよぉ!!」




「……あ~はいはい、癇癪ですね。『元』の年齢に合った反応するようになったなーー――ガキが」


(コイツ、私の言ったことをワザワザと引用しやがって……ナマイキな)


 私はレンの言葉にイラついていた。『ウザい』と言われたからじゃ……若干…………いや『大いにある』んだが、それよりも――こいつが『ムカつく言葉』を吐いたからだ。……この話の『趣旨』を忘れてるんじゃないのかこいつ。



[【明鏡止水】を任意発動]



「――――っふぅーーー。来いレンっ(ガシッ)。……悪いけどカラミディア、少しタイムな」


 私はカッとなりかけ――『明鏡止水(深呼吸)』をすることで踏みとどまる。


 次にレンの胸倉を掴むと引きずってその場を離れた。……来ないとはいえ門番の傍で騒いだら最悪動きかねないし……カラミディアの前じゃ……う~ん。


「ああ。分かった」(『タイム』は……『待て』という意味か?)


「おっおい! なんだよ!? ……えっ『ボコ』? ボコの流れ!?」


「黙れ」


 ――胸倉を掴んで進む私をレンがビクビクしながらついてくる。

 そして、カラミディアに声が届かない(だろう)廊下の端まで行くと胸倉から手を放し、私はレンと向き合った。


「…………(ギロッ)」


 無言でビビるレンを心持ち睨みつける。


「こ、今度は避けっぞ!」


「…………はぁ」


(――この馬鹿っは文字通りの『ガキ』だ。言って聞かせても自分が納得しなきゃ反発する『クソガキ』。……あと、たぶん私と同じで『わからず屋』)

(こういうヤツへの言い聞かせ方は――はぁ~~、めんどくさ)


「レン」


「はっはい!」(やっぱこわっ!)


「この手を見ろ」



[【自己暗示】を任意発動]

 ⇒『恐怖、躊躇の緩和』

 ⇒『脳内麻酔』

 ⇒『血液自動回収』



「んん? 手?」


 レンが惚けて、私の突きだした手を見る。そして――



――――ッビシャッッ!!




 血の刃(紅い軌跡)が駆け抜けた――()()()()()()()()()




「――え?」


(ふむ……『外套騎士(バカ騎士)』の時は分かんなかったが、『脳内麻酔』ってヤバいな。シビレた時みたいに何にも感じないぞ。こっわぁ)


「――何やってんのサク!?」


 レンが仰天してうろたえる。そして、私の『裂けた手の平』に触れようと手を伸ばし――それを私は『避けた』。


「っちょ――なんで逃げんの!?」


「『逃げる』? 違うな。私がお前相手に逃げるわけないだろ? 避けてるんだ。華麗にな?」


 血がドクドクと流れる手の平をレンに向けたまま、私はおどけた風に言った。

 そこへさらに、もう一度『血』を操り――(ジョリッ)――手の平に別の裂傷をつくる。


 今度は『骨が見えるぐらい』バッサリと。……あ、向こうのカラミディアが冷静な目でこっちを見てくる。『クセーことしてる』の見ないでほしいんだが……。




「――サクっ(怒声)!」




 レンが鋭く怒鳴ると、黒煤の集まりである『腕輪』から『糸状の煤』を伸ばし私の体に付着――手の平の傷が一瞬で()()()


(なんだ? ……ああ。()()()()()()()()()()()()()()不惜身命(技能)()使()()()()()……ちゃんと考えてたんだな。えらいえらい……はぁ)


「――サク、何がしたいんだ? 俺意味が分からないんだけど……」


「だろうな」


 私は血が滴ったレンの手を見ながら言った。


「…………」


 今度もキレてかかると思ったが、自制を覚えたか、『抵抗』を得たかで突っかかってこない。……まぁ、その方が楽だからいいんだが……はぁ~~。


「……レン。私が『手ぇ切った』時、どう思った?」


「え? ……頭のおかしいやつ? ――ぐえぇ!」


「――次は『オヤジのように盗む(抜く)』ぞ?(指パキッ)」


「誰がなにをっ!?」


「…………(圧)」


「うぅ……、……すごく心配しました、はい」


 レンがそっぽを向きながら照れくさそうに言った。……ガキの照れ仕草とかいらんわ。


「なら、私とカラミディアが――お前の『やられる場面』を許容できると思うか?」


「…………」


「思うかって聞いてる。答えろレン」


「……思わない、と……『思う』」




――――ブチッ!!




 ――サク()、キレた!!






「(壁ッドン!)――『思う』んだよ。なぁ、レン。……私も、カラミディアも。お前に助けられて、斬られて殺されて。

 ムカついてないと思ってたのか? 私がふざけた奴だからか? 毎回お前で笑ってるからか?? ――――ムカついてんじゃこちっハぁああああああ!! 殴られるお前を見てムカついてっ! 殺されるお前見てもっとムカついてんじゃあああぁぁッ!!

 ビビりな体が竦んで馬鹿してないとウザい心臓が喧しいんじゃこっちはぁぁあぁぁあ!! 私がめんどくさい性格だって知ってんだから察せよボケッッぇえ!! こっちはこっちで『自分』と闘っとんじゃッ! 無神経で鈍感のお前と一緒にすんなアホンダラぁぁあ~~~あ!!?

 ――なに『死ぬこと』を自分で容認してんだお前。死にずらいから? 生き返るから? ――ざけんなよガキぃ! それを見せられる私らのことを考えろよ短絡バカっ! その考え方は『強いやつ』がしていい戦術なんだよ!! 弱っちぃお前が回数制限のある『死に芸』に手ぇ、だすなボケェェぇぇぇええええええええええええぇぇぇぇぇぇっぇぇーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」



[【明鏡止水】を任意発動]



「――――だからな? 今後私らの気を散らさないよう『死なず、傷つかない戦い方』を覚えるんだぞ? 今すぐ、実戦でっ一人でッ――分かったか?」







「(放心)…………………………………………え? あっ…………うん。……頑張るます」


「よかろう! ――あっ、できなかったらお前の『鼠の焦がし焼き()』は私が貰うからな! っなはははは――っ!!」


「…………うん。もう……それでいいや」


 なぜか惚けているレンを頷かせ、私は意気揚々とカラミディアの下へ戻ることにした。


(これぐらい『言えば』、鈍感バカっのレンも言うこと聞くだろう。……あーなんでかくっそ暑いな――はっ! 傷口から病原菌が入り込んだんじゃ!? 『耐性』働けこらー!)



[リンッ――【苦シテ楽ナシ】を発動]

[リンッ――〈羞恥耐性〉を得ました]

[リンッ――〈気恥耐性〉を得ました]

[リンッ――〈赤面耐性〉を得ました]

[リンッ――〈面映耐性〉を得ました]



(――働くなッッ!! ひっこめっボケぇーー!!!)




――――――――――――――――――




「――何も考えないで『直感』で行け~。意外となんとかなるぞ~(もう吹っ切れた少女)」


「理解はしている……が、このよう場所でそのような修練をするのは、本来なら止めるべきなのだろうな……う~ん」


「カラミディア。これはレンの『成長』に必要不可欠なイベント(儀式)なんだ。道中のモブ(ラスダン級)とやるより、中ボスをタイマンでのした方が経験値効率(成長)に繋がるんぞ!!絶対っ絶対ッ!」


「なんか『裏』の意味も聞こえるんだけど? 激しく不安なんだけど俺?」


「こっちじゃなくて『タイマン(見合い)相手』を見ろ。失礼だろぉ」


「…………」(そこは逆なのかよ……)


 サクが後ろから俺の両肩を掴んで押してくる。


 さっき――サクからキレ気味の『本音?』を聞かされてから、俺の中――胸というか心臓というか、その周囲がすごくザワザワサワサワしている。


『抵抗』に――反応は無い。つまり正常らしい。でも、『かゆい』ような……そんな落ち着かないサワサワが胸の奥で蠢いている。……はっきり言って、初めての感覚だ。ぐぬぬぬー……。


「――努力が報われるとは限らんが、『やらないよりはマシ』という言葉がある。まぁがんばれっ!!」


「秒で人のやる気削がないでくれる? あと、努力は『絶対報われる』だろ?」


 俺が顔だけ振り返り言い返す。


「はぁ~~…………レン、それはロマンチストが考えた願望で、何の確証もない妄言だぞ?

 いいか? 『努力』って言うのはひとりじゃ完結しない――()()()()()()()()はじめて『努力』になるんだ。

 一人で積んだ時間は誰にも届かなきゃ『空白』と同義だ。それを『夢』って言う恥ずかしいやつも居れば、『無駄』だって切り捨てるリアリストもいる――まぁこれは見る側の人間次第だがな。

 ……あーーつまりだ。『努力』は『誰かに認識される』ことまでを含めて、初めて成立する『概念』なんだよ。だから、独りきりの努力は『過程』であって『証明』にはならない。人間は『他者評価』の中でしか生きられない、めんどくさい生き物だからな……。

 ――あ、これも私の持論な。わりと気に入ってる『屁理屈』だ」


『哲学っぽいだろ?』と、サクがドヤ顔で言う。……うん、こういう時のサクはイキイキしていいと思う……何が言いたいのか難しくて分かんなかったけど。


「サクは、いろいろな見方や考え方を持っているのだな。実直な考え方しかできないわたしからすると、羨ましい限りだ」


「もっと褒めてもいいんだぞ!! なっははははは――っ!!」


「――――あれ。その持論だとサクとカーラさんが『見てくれてる』から報われそうじゃない?」




「――お前のような勘のいいガキは嫌いだよ――」




(――ヒェッーー!!?)


「――おらぁ。サクさんの有難~い授業は終わりだ! とっとと行って、傷負って『肉』を私に献上しろぉい!(後ろからドンッ)」


「ぐぇ」


(『死ぬな傷負うな』って言ったり、『怪我して肉よこせ』って言ったり……)

(――ああ! あれで『応援してる』のか! さすが『めんどくさい性格』、わかりずらい!!)


「レン……視野を広く持て。それから……が、頑張れ!」


「うす、がんばりゃすっ!」


 慣れてなさそうなカーラさんの声援を受け――俺はひとり、門番の騎士へと挑む! ……負けたらどうなっかなぁ俺……。




――――コツ、コツ……




「(立ち止まる)…………」


 扉まで五メートルの距離。そこで俺は足を止めた。

 そして、扉の手前に佇む大きい騎士を『視た』。


――――ポロンッ



[【名前】灰風の筆頭騎士


【種族】人間(深淵)・異形(複腕)・亡者


【レベル】99


【属性】深淵、深風、物理、奇術、呪術、出血、呪い


 ――――

 ――

【奇術】

〈???〉


【呪術】

〈???〉


【戦技】

〈???〉

〈???〉

〈???〉]



(強ぇですやん、やんなるわーー……ステータス(数字)の影響力がどんなもんか知らなけど)


 ――身長は『外套騎士』より低そうとはいえ、『120cm前後(チビの俺)』からすると十分にデカい巨躯。

 全身を覆う鎧には傷やへこみが複数見られ、その分『返り血』の汚れも酷く感じる。歴戦の騎士って感じのいで立ちだ。

 手にはこれまたデカい大盾と長くキレイな剣が抜き身で握られている。やる気満々かよ……。


 そして最後。見た目が『異形』たらしめる部分である、『深淵の腕(左腕)』――鎧の隙間から生えた、触手のような黒いモヤの腕が伸びている。それが、見てわかる『深淵の大剣(黒い大剣)』を握って揺らめいているのだ。……ビジュアルはかっこいいなぁ。



「――はぁ……『心配してる』、かぁ」



 ――相手を観察しながらも、俺はサクに言われたことが、未だに頭の中でぐるぐるしていた。どうしてかは分からない。……心配されたことがないから?


 ――んなわけないか。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()』……う~ん?


(……もういいや。考えるのやめやめっ。集中しろ!)


 ――と思ったところで考えてしまうのが人間。……いやぁ、めんどくさいね。


 後ろから視線――という名の『気配』を感じる。授業参観かよ、と思うほどの熱視線だ。緊張するからやめてほしい……。


(――えっと、なんだっけ? ……『思考の整理』、『隙の見極める』、『読み合い』、『間合いの理解』と『多対一での立ち回り』……それから『死なない、傷つかない』、だっけ?)


 ……うん多いね! 頭パンクするね!!


(でも、サクとカーラさんはそれが無意識で出来てるんだろ? 頭にスーパーコンピューターでも搭載してんのか??)



「――お~いレ~ン。私らはお前の『血肉湧き踊る戦い』を見に来てるんだぞ!! 闘え~~!!」



(野次うっざっ。下品な『保護者』だったわ!)


 でも、サクの言ってた『何も考えずに直感で動け』って言った意味が分かった。俺はそうしないと戦えそうにないらしい。うん。


「ふぅーー、『直感』ね」(『技能』全部つけっ)



[【不撓ノ肉体】を任意発動]

[【不屈ノ精神】を任意発動]

[【暁天ニ呵ウ鬼】を任意発動]

 ⇒〈羅針眼〉を任意発動

 ⇒〈隠密幽鬼〉を任意発動

 ⇒〈闘争意識〉を任意発動

[リンッ――状態異常[狂化]を検出]

[リンッ――状態異常[鈍化(痛覚)]を検出]

[リンッ――【下剋上】を発動]

 ⇒〈怪力乱神〉を発動

 ⇒〈不撓不屈〉を発動

 ⇒〈堅忍不抜〉を発動


[〈鈍化抵抗〉が強くなりました]

 ――――

 ――



 後ろの二人を『心配させず勝つ』。そのための勝利条件は――




(――『完封』一択ッ!! 『技』も出させないで勝ぁつッッ――!!)




[【理想ノ僕】を任意発動]

 ⇒一時的に、『集中力』を激化補正



(――――――――)


 ――世界が薄くなる。

 空気が静まり返り、呼吸すら遠くに――いや、詩的な感想はいいや。要は『ゆっくりで静寂な空間』に感じるってこと。……あと、すごく気持ち悪い……。



[リンッ――〈負荷抵抗〉を得ました]

[リンッ――〈負荷抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈負荷抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈負荷抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈負荷抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈覚歪抵抗〉を得ました]

[リンッ――〈覚歪抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈覚歪抵抗〉が強くなりました]

 ――――

 ――



 ――あ、治った。全快だ。やれるわ。


「――――」


 ゆっくりな世界で俺は天井の配置していた『赦鋼の大剣(大剣)』を右手で受け取り、黒煤の一部を『柄』に巻きつけた。

 そしてそれを――全力で『筆頭騎士』へ投擲する。



――――ッッ、ガッシャ!!



 瞬間、大剣がテリトリーに入ったことで『筆頭騎士』が動いた。機敏な動作で大盾を構え『防御姿勢』をとる。


(――――――)


 剛速で進む『赦鋼の大剣(大剣)』が騎士の大盾へぶつかるっ、直前――――大剣がピタリと止まり柄の『黒煤』が勢いよく回転。重刃が唸りを上げながら大盾の側面を重打、盾ごと腕を弾き吹き飛ばした。


「「おお~~」」


保護者(後ろ)』うるさいっ――盾を弾かれ、騎士の全身があわらになったのを見て、俺は左手に創った『こぶし大の煤玉』を投擲した。


 狙うは――顔面。



――――――ガッシャンっ!!



 当たると思った『煤玉』はしかし、『第三の腕』を地面に伸ばし体を浮かせたことで回避された――と、()()()()()



――――ッッ!!



 筆頭騎士が上空へ避けたのを遠くで見ていた俺は、投擲した煤玉を操り――数十個の『煤玉(小)』に分裂。

 それを空中に逃げた『筆頭騎士』へ――四方八方か狙い打つ――。




――――ッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッ――……!!!!!!!!!!!!!




 ――俺の意思で動く『黒煤』は、障害物が『不動』だろうと『進む』のではないか――と『それ』を見た時思った。


 空中で『支えなく浮かぶ筆頭騎士』。俺の思い描いた軌道に沿って動く『煤玉(それら)』は一寸の狂いなくルートをなぞる。


 進行方向に騎士が居れば万力で進み、体勢や鎧で動かないような場所も無理やりに押し進む。

 騎士の体がひしゃげ、数センチ幅で潰され、きりもみ回転する。……うん、はっきり言って――




(――悪役の所業じゃん!! もういいっもういいッッ!!!)




――――(停止)――――ガッチぅャぁ!!!



『煤玉』をその場で止める。

 するとビー玉が突っかかって落ちない『歪んだオブジェクト』が出来上がった。慌ててさらに『煤玉』を除ける。


 そうすることでようやく金属と肉が混ぜたような乾いた音を立てて、『騎士だったモノ』が地面に落ちてきた。




「…………」


「「…………」」




 ――やべぇ~。この空気やっべぇ~~。振り返れないよ? この沈黙、振り返れないよ??

『第三の腕』で翻弄されると思ってた! もっと善戦されると思ってたっ! 簡単に避けられてバチバチの接近戦するんだと思ってたッ!!?


『技』使わせないと思いながら全部使われる気でいたんだけどぉ俺!? ――って言うか、『任意の技能』いらなかったぁ! 『投擲』だけ使ってしぃ! 『黒煤(異能)』だけでよかったしぃッッ!!




「「「………………」」」




 誰かなんか言って~!? お願いだからなんか言ってよぉ……『お肉』あげるからぁ!!?




「――レン」




(――きちゃーーーーーーー!!!!!(錯乱))


 俺の傍まで来ていたサクが肩に手を置き――




「――あれはさすがに無いわぁ。……『筆頭騎士(あいつ)』だって一応は中ボス的ポジション――じゃなかった。元は人間なんだぞ? それをまるで、…………例えが思いつかないが、ボコボコと……ちゃんと謝って供養するんだぞ? これは人間として、『道徳』として当然のことだから? オーバーキルにめっちゃ引いてるわけじゃないからな?」


(意味わっかんないけど話しかけてくれてありがとーーーーーーーー!!!!)


「――うん」※現実の雰囲気は、緊張感漂う静寂です※


「まぁでも――文字通り、血肉湧き踊ってたな……(慰め)」


(ぜんぜんうまくねぇーーーーっ!! むしろ不謹慎ーーーーっっ!!!)



[リンッ――〈興奮抵抗〉を得ました]

[リンッ――〈興奮抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈興奮抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈興奮抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈陶酔抵抗〉を得ました]

[リンッ――〈陶酔抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈陶酔抵抗〉が強くなりました]

[リンッ――〈陶酔抵抗〉が強くなりました]

 ――――

 ――




――――――――――――――――――


※玄関前であった小話※

『『ズル』、絶対許さない結界(マン)


サク

「――にしても、デカい『正門』だな~。五メートルぐらいないか? 開けるための仕掛けも見当たらないし……『試しの門』的な?」


レン

「確かにデカいなぁ――というか、白くモヤってないか? これ『魔力』じゃね?」


サク

「たぶんな」


カラミディア

「『結界』は触れるまで見えないものもある。こんな風に――(ッシュ)」



――――ッボァ~ン……



レン

「ぅお~、『魔法陣』浮かんだカッコいい!」


サク

「ナイフが弾かれずに落ちたな。……『衝撃』だけ消えたのか?」


カラミディア

「ああ、そのようだ。だから壊すこともできないんだ」


サク

「なるほどなぁ……あ――ふっ、おいレン(ニヤァ)」


レン

「(ッシュ、ッシュ、ッシュ――)魔法陣の『五輪』……イイ――え、なに?」


サク

「お前の『黒煤』、今どれくらい溜まってるんだ?」


レン

「えっと、俺らの服以外からだと……ギュッてすると、初登場の『元気玉』ぐらいかな」


サク

「OK、把握した――それならレン、その『煤』で『掘削ドリル』を造って門前の床を掘り進んでしまえ! 『結界』なんて素直に解かないで、下から潜ってしまえばよかろうなのだーー!! なはははははっ――」


カラミディア

「その方法は……可能、なのだろうか? 未知のやり方ではあるが……」


レン

「裏技ってやつだな――はい、出来た(ハリボテドリル)」


サク

「よしっ、よしっ! 三メートルぐらいあるな! んじゃ――ここ掘れザクっ! ザクっ!!」


レン

「は~い――『ドリルスマッシャーーァ!!』」



――――ジャッジャッジャッジャジャッジャッジ――!!!



サク

「――よ~っし、五メートルぐらい掘れたか……次は前進だGO!!」



――――ジャッジャッジャッジ――ッボァ~ン……



レン

「サクさん。ドリルスマッシャー、前進できません!!(『ブリッジ封鎖』風)」


サク

「――っち……ならばさらに下だ! レン、掘り下げろ!!」


レン

「うぃ~す――」(今のサク、変にテンション(たけ)ぇ~)



――――ジャッジャッジャッジ――ャッジャ――――――――……



サク

「ふんっ、百メートルぐらい掘れば『穴』があるだろう……異世界の『結界』破れたり!! なはははははっ!!」


カラミディア

「――音が随分と遠くなったな……聞くが、レンはどうやって戻る算段なんだ?」


サク

「あ」


カラミディア

「……サク」


レン

「――――――――!!(叫び声)」


 ――結局、『結界』は途中で湾曲し行き止まり。レンは『黒煤』乗って上がってきた。


「――なんで、ドクター〇リオのカプセルみたいな形してんじゃぁぁああーー!!(憤り)」


「長円形って言えよ。その例えは無理があるって……」



――終わり――




――――――――――――――――――


◇筆頭騎士のステータス


(※は非表示、見えていないものとする)

【名前】灰風の筆頭騎士、オアド


【種族】人間(深淵)・異形(複腕)・亡者


【レベル】99


【属性】深淵、深風、物理、奇術、呪術、出血、呪イ


※↓ステータス、たぶんこんな感じ(Re.気紛れ、か?)

【生命力】35

【持久力】27

【筋力】40

【技量】18

【耐久】30

【魔力】10

【理力】12

【信仰】14

【運】15

【人間性(特性)】2/10



※【右手武器1】≪灰鋼の紋剣≫

分類:長剣 〈戦技:紋章連斬・灰風〉

効果:筋力+3、技量+1。生命力-3、持久力-1

・灰鋼で鍛えられた紋章の刻まれた長剣。エレナス家の筆頭騎士に贈られる誉剣。剣身は鈍重でありながらも、一振りごとに灰風が唸りを上げる

 それは血に染まってなお美しく、かつて忠誠を捧げた『灰の意志』の象徴でもあった


※【右手武器2(※≪深淵の複腕≫装備)】

≪深淵の裁刃≫

分類:大剣/深淵 〈戦技:黒い三重葬〉

効果:出血効果+深淵付与

・深淵が寄せ集まった大剣。実体無き刃は、無慈悲に生者の肉に食い込み魂を蝕む矛盾を孕んだ深き刃


※【左手武器1】≪深淵の複腕≫

分類:義腕/深淵

効果:攻撃時、精神疲労効果。左手武器での攻撃回数+1

・深き闇の黒影が、欠けた左腕の代わりとなったもの。それは物質ではなく、深淵そのもの。しかし、生者に触れることで質量を帯び、冷たく沈む絶望を染み込ませる

 肩から複腕を生やしており、その腕は不気味に滑らかで生者を撫でるたびに心を削り取るという


【左手武器2】≪灰鋼の紋盾≫

分類:大盾 〈戦技:風断突進〉

効果:生命力+1。怯み耐性。物理被ダメージ減少

・灰鋼で造られた紋章盾。エレナス家の筆頭騎士に贈られる名誉の盾。重く堅牢なだけでなく、刻まれた紋は『灰風の誓約』を示すとされる


【頭防具】≪灰騎士長の兜≫

【胴防具】≪灰騎士長の鎧≫

【腕防具】≪灰騎士長の手甲≫

【脚防具】≪灰騎士長の足甲≫

【指輪1】≪灰騎士の筆頭印板≫

効果:持久力、筋力微上昇


【指輪2】≪砕けた腕輪≫

・力を失い、意味を忘れられた腕輪



【奇術】

〈勇猛な雄叫び〉:高らかに咆哮し己を鼓舞する。一時的に、耐久が低下し筋力を上昇させる


【呪術】

〈誓いの血〉:己の血を捧げることで誓いを立てる。一時的に、攻撃を軽減させ筋力が大きく上昇する。

※自傷で発動


【戦技】

〈紋章連撃・灰風〉:長剣を振るうたびに灰風を巻き込み、三連撃で対象を薙ぎ払う。盾装備時、剣と盾を打ち合わせて吹き飛ばす追加攻撃


〈黒い三重葬〉:深風を纏い、高く掲げた剣を三度振り降ろす戦技。一撃目より二撃目。二撃目より三撃目に、深風が大きく纏わり威力と範囲を上昇させる。深淵+出血


〈風断突進〉:大盾を構えながら黒い風を纏い、素早く突進しながら盾と剣で二連続攻撃する




ネタっぽいですが、最後のレンのテンションは『集中力』の副作用と『勝利』からなる『興奮』、それに伴う『余情』が原因なのです。ちゃんと理由があるんですはい

……人の精神状態とか詳しくないけど、『こうなるんじゃない?』っていう想像の展開ですね

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