表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
田舎貴族の学園無双~辺境伯子息は常識知らず~  作者: おとら@9シリーズ商業化


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/59

出発

それから一週間が経ち、あっという間に校外学習の日を迎える。


この一週間は忙しく、あちこちの部活を見学したけど……。


「うーん、どれも微妙だなぁ」


「ふふ、全滅したみたいね?」


「そうなんだよ。文化系の部活に入ろうかと思ったけど……やっぱり、じっとしてるのは性に合わないみたい」


「仕方ないわ、貴方は昔から活発だったもの。別に強制ってわけでもないし、無理に入らなくてもいいんじゃない? 貴方は良い成績をとれば、来期には冒険者登録できるだろうし」


「それはそうなんだけど……父上から学生生活を楽しんでこいって言われたしさ。だから、何かしらの部活には入りたいかなって」


文化系の部活だと入れる場所もあったけど、あんまり興味を惹かれなかった。

戦術部とか良さげなのもあったけど、エリスやライカさんから習ってた身としては物足りないし。


「それは私も言われたわ。学生生活は一度しかないから楽しみなさいって」


「へぇ、あの人が……意外」


「ふふ、そうよね。ただ、それは伝えとくわ」


「やめてぇぇ! あの人、怖いから!」


どうして文官なのに、エリス並みの動きしてるの!

しかも、座ってる時の圧はライラさんみたいな歴戦の勇者みたいだし!


「お父様ったら、ユウマには厳しいものね」


「なんでだろう? やっぱり、壺を割ったことを根に持って……」


「そんなわけないじゃない。た、多分……私の所為っていうか」


「エリスの所為? どういう意味?」


「そ、それは……あっ、みんな来たわよ」


ふと前方を見ると、待ち合わせ場所である校門前にメンバーがやってくる。

というか、露骨に話を逸らされたんですけど?

……今更、聞ける雰囲気でもないや。


「カレン、レオン、おはよう」


「おはようですわ」


「おはようございます!」


「うむ、おはよう」


予定通り、この四人が校外学習における班のメンバーだ。

遊撃タイプの魔法剣士の俺、前衛もこなせる中衛のセリス、完全な前衛であるレオン、後衛の魔法使いであるカレン。

物理タイプの遠距離がいない以外は悪くないバランスだと思う。


「これでメンバーは揃ったね。それじゃ、リーダーよろしく」


「……それ、本当に変えなくて良いのかしら? 私は、貴方がやった方がいいと思うけど」


「いやいや、この間も言ったでしょ? セリスには、そういうのが向いてるって。それを試す機会だと思ってさ。二人も、良いって言ってくれたし」


「ああ、俺はユウマが認めたなら言うことはない。お主のことを褒めていたしな」


「わたしもですっ。セリスさん、いつも色々と教えてくれて助かってますから」


「……ふぅ、わかったわ。それじゃ、ノルン先生に報告してくる」


そして、それぞれのリーダーが報告を済ませたら……学園長による挨拶がある。


「皆の者、昨今の魔物や魔獣の発生と、他国の動き。 どうやら、色々ときな臭いことが起きているようじゃ。それに伴い、諸君にも実戦と言う名の訓練を行ってもらう。無論、旧友との仲を深める意味合いもある。種族や身分に関係なく、できれば協力して事に当たって欲しい……それでは、行ってくるがよい!」


その声を受けて、それぞれ指定された馬車に乗り込む。


俺たち四人も馬車に乗り、王都を出発するのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ