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まだ現状が把握できていない……\(^o^)/オワタ

だが不思議と言うよりも、俺の中で俺以外の記憶部分があることが解っている。

それは一言で言えば恐怖だ!

簡単に言うぜ?

俺の記憶以外に、この体の持ち主である茅森花梨(かやもりかりん)の記憶の一部を持っていると言うことだ……

混乱していると言うよりはリアルと否定感で心拍数が上がっている……

それに気付く冷静さが自分にある。

それが恐怖でしかない……

そして今俺は彼女の机。

鍵が掛かっている引き出しを見て、制服の右ポケットから鍵を取り出し開けた。

この流れも自分で何がしたいのか解らないし、引き出しの中からは俺には興味の無い日記帳があるだけで最新の更新情報は……






『死にたい…… 』

その一言だけだった。

笑えねえと言うか迷惑極まりないだけではなく、俺も同じ意見が脳裏に過って引き出しに鍵をかけ直しフリーズした。

「かりん! 夕飯出来るから着替えちゃいなさい」

階下で声がした。

抵抗なく俺ははいと応えた。

流れでおわかりの通り……

こいつの母親で京子と言う。

それすら今の俺は解っている。

解らないのは何故俺が、グラドル級美少女に転生してこの場にいるかなのだが?

「はーい! 」

ウグイスよりも鶴よりも透き通る純粋な高音で俺は返事をしていたのだ。

俺の話し方でも声色でもなく……

この体から発せられる。

超人気声優顔負けな、いや……

声負けな声で応えていた。  なんだこれ?

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