表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】ただの平凡令嬢なので、姉に婚約者を取られました。  作者: 138ネコ
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/49

END.平凡……とは?

「ふ~ん。平凡な物語っすね」


「そりゃあ、舞台や小説と違うから、平凡なのは当然でしょう」


「もう適当で良いじゃん」


 図書室で3人の女学生が、一冊の本を囲んで読んでいる。

 本のタイトルは『アイギスの歴史』と書かれている。国の歴史が載った本だ。

 歴史書を見ながら、ノートにそれぞれ何か書き写している。

 

「はぁ、舞台で見たマルク様は、あんなにもカッコ良かったのにっす」


「いや、『パオラをかけて決闘だ!』って王に普通言わないでしょ。舞台の演出よ演出」


「夢がないっすねー」


「良いから適当に書いて終わらせようよ。1000年祭始まっちゃうよ」 


 1000年祭。アイギスという国が出来て丁度1000年目を祝うお祭りの事である。

 時代は流れ、かつての革命から1000年以上が経ち、本来の歴史を知る者はもう誰も居ない。

 今では、平凡な物語の一つでしかなくなってしまっている。


「教会の鐘がそろそろ鳴るし、もう行くよ」


「アイギスの歴史をノートに書いてくる宿題、どうするっすか?」


「そんなの後で良いよ。ほら行こう」


 平凡な物語も、その時代を生き抜いた当事者たちにとっては、決して平凡な物ではない。

 平凡な物語だねと言った彼女たちも、当人にとっては平凡とは言えないような人生が待っているのだろう。


 END

ただの平凡令嬢なので、姉に婚約者を取られました。を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。


初めての作風でしたので、試行錯誤をしながら必死に書いてみました。

色々と至らぬ所があったかもしれませんが、少しでも面白かったと思っていただければ光栄です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↓宜しければハイファンタジー作品も書いてますので、こちらも読んで頂けたら幸いです。

剣も魔術も使えぬ勇者
― 新着の感想 ―
[一言] とても面白かったです。ありがとうございました!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ