表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ~第一章

まえがき

このストーリーはスターウォーズ非正史レジェンズ(小説等の作品ではない)をもとに小説化したものです。あくまで個人の趣味による行動であり、また現存の作品を再創作した二次創作でもございませんので、著作権等を侵害するものではありません。また、この作品を利用しての収入を得ることは一切行っておりません。また本作品を無断転載等をすることを一切禁じます。


はじめに

スターウォーズには正史カノン非正史レジェンズが存在します。正史は、フィクション作品のうち、世界観を構成する正統な作品として認められているもの、あるいはその世界観を指すものであり、正史と非正史を合わせると矛盾点がいくつか存在します。これおかしくね?、と思った方。これは非正史を元に作っています。また、小説化のため、個人的なアレンジ(人名など)が加わっています。ご了承ください。





ライトダークの対立に関する最も初期の記録はタイソンにおけるフォース大戦である。ジェダイとシスは何世紀にもわたって刃を交え、これと同じような戦いを続けることになった…」

―『ジェダイの書』より レステリー・クイスト




プロローグ

「…怒り、悲しみ 憎しみ 絶望。我ら暗黒面ボガンこそがフォースのすべてを我が身とする。なぜ奴ら(アシュラ)はこのパワーが解らない。奴らには偏在的エネルギーの欠片もない…。ダークサイドが必要だ。この世界に永遠の秩序をもたらす比類なき闇が…」

彼が窓越しにジダイ評議院を見つめながらふと言った。

師匠マスター、始めますか?用意は出来ております。」

弟子のアーネスが言った。

「ああ、全員集合させろ」

彼はマントの裏にしまってあるフィストブレードを見た。その刃元には『あるじ ネメシス・スピラリス』と彫られていた。

時は25793BBY。ネメシスは29歳という若さで反乱と起こした。



STAR WARS

the beginning of force




1章 新たな発見


「おい!起きろ!早く起きろ!」

かすかに聞こえる声で目を覚ましかけた。まだ眠い。目を擦りながら言った。

「今日は休養日だろ…寝させろよ」

「とんでもない!ルーザー、大発見なんだ!」

その声に何だと?、と言わんばかりに跳ね起きた。目の前にはらんらんとした相棒のハービットがいた。間にくまがくっきりと残ってる。きっと一睡もしてないのだろう。

「早く来てくれ、皆にも見せたい!」

二人は急いで研究室へと向かった。

 

あれ以来の初めての大発見だった。36453BBY、ディープコア領域に位置する森林惑星タイソンにたくさんの哲学者や科学者が集まった。彼らの目的は同じだった。フォースのすべてを解き明かすことだった。それまで研究者たちは一人か二人ほどで研究していたのが殆どで、とてもフォースという膨大な知識と謎を解き明かすのは無理だった。しかし、高知能ヒューマノイドのラカタにより無限帝国と呼ばれる銀河系初の銀河政府が設立され、大部分が統一されると、同じ目的を持った研究者たちがお互い合流し、知識を共有し合うことができるようになったのだ。後にその研究場として設けられたのが惑星タイソンだった。彼らはフォースを4つの側面にわけてそれぞれ研究した。生けるフォース、統合するフォース、宇宙のフォース、物理的フォースである。膨大な謎を役割分担し、およそ3500年の時がたち、ようやくその全貌が明らかになった。

しかし彼らにはまだ気がかりな事があった。フォースの「後ろ」に何かがあるのだ。まるで暗い穴に引きずり込まれるようなパワー。そう、それこそが暗黒面だった。さらに5000年の時を費やし、何世代にも及ぶ研究がようやく終わりを迎えたのだ。

「ルーザー見てろよ、凄いもん見せてやる。おい!お前らもよく見とけよ?」

研究員が皆ハービットの手に目をやった。ハービットは目を閉じ、その未知の力に「手」を差し伸べた。するとどうだろう。彼の指先にわずかな物理的パワーが生じた。それもただのパワーではない。電気のようなものを帯びていた。信じられなかった。「観る」ことでしか認識できなかったフォースが見れたのだ。

「ハービット…凄いよ。これ程パワーがはっきりと見えるとは。」研究員は皆歓喜した。 

ハービットが見つけたダークサイドの事はあっという間に広まった。それまでライトサイドしか触れてなかったため、ダークサイドの研究に転換する人が急増したのだ。のちにそのフォースを完全に操ることができるフォース=センシティブが現れ、やがてジダイ評議会が設立された。ジダイは2つのフォースの面を信奉した。ライトサイド(アシュラ)とダークサイド(ボガン)だった。ジダイは光と闇、この2つがあることでバランスが保たれるとした。お互いの仲も悪くなく共存していた。ある時までは…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ