The Meet
どうも!Genshoです。いせおいを少しほっといて、今日から黄昏の執筆を進めていきます。
もうちょっと日本語をうまく使えるようになりたいです。
『ふぁぁぁぁあああ・・・・・・』
ん・・・・・・朝か・・・・・・
『あー、学校行きたくねー・・・・・・』
『何言ってんの?神島・・・・・・?』
突然響く見知った声・・・・・・
『げっ・・・・・・』
朝起きた俺を迎えてくれたのは、
幼馴染の、制服姿の勇賀天使その人だった・・・・・・
『何が「げっ」だよ!
遅刻だよ!?遅刻!!』
『うっそまじか!?』
やばいやばい!
なんでそれを先に言わない!!
『ちょっ、天使!どけ!着替えるから!』
『なんでだよ。着替えろよ早く・・・・・・』
『んだとこのやろっーーーー!!!!!
くそっ!姉貴がいないのをいいように・・・・・・』
『いいや?英香さんいるよ?』
『あ?どこに?』
『そこ』
と言われた方角では・・・・・・
『グゥゥゥゥゥ・・・・・・』
『寝てるじゃねーか!』
『ほら!そんなこと言ってないで!着替えろ!』
『はいはい・・・・・・』
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『全く!高校入って少しは大人になったのかと思ったら!
お寝坊さんは小学校と一緒かよ!!!』
『あーあー、すみませんねー』
朝の登校中もどうやら御機嫌斜めらしい・・・・・・
はぁ、朝から憂鬱やわー・・・・・・
姉貴は結局起きないで放置しちゃったし・・・・・・
・・・・・・会社、大丈夫かね
『ねぇ、神島?あの人たちなんだろう???』
『ん?なんだ?』
前にいたのは、黒いローブを着た10人ぐらいの集団が杖のようなものを持ってこちら側へ歩いて着てた。
『コスプレかなんかじゃないの?』
『え、でも平日の朝だよ!?
絶対おかしい人たちだって!!』
『疑いすぎだよ・・・・・・
そんなことないって・・・・・・』
そして俺たちのその集団との距離が5メートルほどになった時、「それ」は見えた。
彼らの手に、紫色のオーブのようなものが発動していた・・・・・・
『なっ!?』
俺はとっさに天使をかばう。
『天使、すぐ逃げて警察呼んでこい・・・・・・』
『うん、でも勇叉は・・・・・・』
『大丈夫だって!さぁ!』
フゥ、逃げたか・・・・・・
『ほう・・・・・・逃したか・・・・・・』
『面倒なことをしてくれましたね・・・・・・』
『いえいえ、追いつくことなど容易いことでしょう・・・・・・』
なんなんださっきから、ブツブツと・・・・・・?
『神島勇叉』
唐突に俺の名前を呼ばれる
『あ?なんで知ってる?てか誰?俺はお前らのこと知らないんだけど』
『これは失礼。君の敵対勢力、とでも名乗って起きましょうか・・・・・・』
『あ?てめえらと敵対した覚えはないんだが・・・・・・』
『まぁ、そんな喧嘩腰でいられるのも今のうちですよ』
一人のオーブが強くなる。
くそっ、そろそろ逃げねぇとか?警察はまだか?くそったれ!
『神島勇叉。少し私たちと一緒に来てもらおうか・・・・・・』
『ふざけろ!』
俺はそこからバックステップし、脱兎のごとく逃げた。
『無駄ですよ』
『ーーー!?』
足早すぎだろ!?
『いいえ、おそらくあなたの思ってることは違います
私たちは身体能力向上の魔法をかけていますから』
魔法ーーーーだと?
『んなアホな・・・・・・』
『いいえ、それが実在するんですよねぇ、
現に私たちがそうですからね・・・・・・』
と一人が言うと、俺の周りを高速で全員で回りやがったっ!
くそ!これじゃ抜け出せないじゃねぇかよ!
カッ!!!
んだ?まぶしっ!
一閃の後、俺の眼前には一人の人影が・・・・・・
『貴様・・・・・・まだ邪魔するきか・・・・・・』
あ?何やってん・・・・・・
『大事ないか?神島勇叉?』
『あ?え、大丈夫ですけど・・・・・・』
『そうか。勇賀天使と神島英香はこちらで確保している。
安心しろ・・・・・・』
『は!?』
いや、何それ?身内の安否を急に言われても、
それ安心ていうか、お前真っ先に疑うぞ!?
『ったく、めんどくさい勇者様だよな、本当に・・・・・・』
『ははは・・・・・・よく言われるよ・・・・・・』
な、なんだこいつら・・・・・・?
敵味方で笑いあってる?
『まぁ、彼らは勘弁してよ。
もともとこっちの人間なわけだから・・・・・・』
『いいや、あの女はともかく、この兄弟は力づくでもいただくっ!!』
『・・・・・・決裂だね。また会えることを祈るよ!』
『おい!待て貴様!』
『さぁ、行くよ、神島勇叉くん』
『え、ちょ?え、いや、まっt・・・・・・』
すでに俺は浮いていて、ブラックホールのような穴に吸い込まれそうだった
その時聞こえた気がした
『勇者さん?神様がそろそろ黄昏を起こすらしいってよ?』
・・・・・・って
いじめ解決フォーラム終わったぁぁぁぁぁぁ・・・・・・
これで自由だ・・・・・・