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第5話─エアエスト神との対話

 目を開け見渡すと、あの白い空間だった。

 また、勇者召喚でもされたのか?と思って女神がいるのかと思ったが誰もいない。

 どうするかなーと思っていると、突然目の前が光出した。

 そこに現れたのは銀髪蒼眼のツインテールの美幼女だった。


「あのあなたは?」

『私はこの世界エアエストの女神よ!』

「そうですか」


 どうして俺が呼ばれたのか聞きたいんだけどなーと思っていると——。


『あなたがここに呼ばれたのはちょっとしたミスが原因なのよ』

「心読めるんですね」

『神だから当然』


 しかし、ちょっとしたミスってなんだ?


『あなたをここに呼ぶつもりはなかったのだけど勇者召喚が起きてあなたは・・・その魔力がないでしょ?』

「まあそうですね」

『その勇者召喚の範囲に誰もいないと魔力感知で調べたのがいけなかったんだと思うの』


 俺は魔力がないから魔力感知に引っ掛からなかった訳だ。

 でも意外とこの体質使えるんだぞ、魔力感知に頼りきりな相手だと奇襲しやすいし。


「で、俺は元の世界に返してもらえるの?」

『無理よ』


 即答された。やっぱり無理か仕方ないな。


「それで帰れる方法はあるのか?」

『勇者が魔王を倒せば帰ることはできるわ』

「その勇者はどうなんだ?倒せそうなのかな?」

『倒せると思うわ、多分』


 多分って、そしたら俺帰れないかもしれないじゃないか。


「俺が倒すってのは無理なの?」


 何をバカなことをと呆れ顔で幼女神はこちらをみて答えた。


『勇者でもないのになにを言っているの?魔王にはそれ専用の武器で挑まないといけないの、それを扱えるのは私の加護を持っている勇者だけなんだから』


 じゃあ無理か、聖剣みたいなものはその勇者にしか使えないしそもそもあの幼女の加護は貰ってないしな。


「じゃあ俺はどうすればいいんだ?」

『わたしから多少スキルとか与えるからそれで生き延びればいいんじゃないかしら』

「わかった」

『それじゃあ頑張って生き延びてね!』


 他人事だなーと思っていると俺を光が包み始めた。


『ステータスは“ステータス“と唱えれば見ることができるわ』


 そして、俺はどこかに飛ばされた。









そのうちアクアエスト神と会話させたいな。

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