第4話─1年後
俺はいつものように起き、身支度をし、学校に行く準備をした。
準備をし終わって玄関に向かい、親に「行ってきます」といい、家を出た。
あの勇者召喚から一年の月日が流れた。
たまに異世界には転移石を使って行ったりしているが普通に過ごしている。
俺はいま高校2年生である。
学校に向かう途中で誰か話しかけてきた。
「おはよう、ミツキくん」
「おはよう」
そう話しかけて来たのは幼馴染の女の子である結衣だった。姓は双葉だ。
黒い髪を後ろで結びポニーテールにしていて、背は160cmぐらいでそのキリッとした目が特徴的な少女だ。
ユイとこんなに時間に会うとは珍しいと思い聞いてみる。
「今日は遅いんだな、部活休みなのか?」
「そうなの、部活の顧問の先生が出張でいなくてね」
へぇーと内心思いつつ、他のことも話ながら学校まで話していった。
「じゃあ私は向こうのクラスだから」
「ああ、またな」
そう言って俺たちは別れた。
俺は教室に入り、自分の席に座った。一番左側の真ん中だ。
すると、前の席の男がこちらに振り返り話しかけてきた。
「なあ、お前結城さんと付き合ってんの?」
「いや、ただの幼馴染だけど」
「そうかー、おまえら付き合ってると思ってたわ」
「何を根拠にそんなことを」
「まあ気をつけた方がいいぞ、双葉さんって結構人気あるから」
まあ、美少女だしな、ユイは。
そんなことを話していると先生が入ってきた。
「じゃあ授業始めます」
◯●◯●
授業も終わり、放課後。
俺は部活にはいってないためすぐに帰る準備をしていた。
部活入ろうとおもったときもあったんだけど、まあ本気出したら剣道とか優勝できるからな、俺。
レベルは指輪で抑えられるんだけどスキルは制限されないんだよなー。
そろそろ帰るかと教室のドアを開けようとしたとき、いきなり床が光だした。
またか!と思いつつ、俺はどこかに飛ばされた。
多分書かないと言っていた第2部です!
もう一つの作品「転生したら─」のほうの更新出来ないので代わりにこっちを更新。
こちらはボチボチ書いてくので更新頻度もっと低いです。