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第1話─プロローグ

「みつきもう起きなさーい」


 そう母親に言われ俺は起床した。

 近くに置いてあるスマホを起動し時間を確認すると7時だった。

 まだ眠いけど今日も学校だしさっさと朝ご飯食べるか。

 自室をでて、洗面所で顔を洗ってから台所にある四人用テーブルの手前の右側の定位置に座る。

 すでに朝ご飯は用意してあり、ジャムをのせたパン、味噌汁、ヨーグルトといった感じだ。

 パンと味噌汁って同時に出すものなのとかつっこんこでいけないと思うんだ。


 そう言えば父さんがいない。俺から見て左奥が父さんが定位置なのだが。

 理由を聞いてみようと思い、真正面に座っている母さんに聞いてみる。


「あれ?今日は父さんいないの?」

「『いろいろしなきゃいけないこと溜まってるから、もう行くわ!』って朝早く行っちゃったわよ」

「それは大変だね」

「そんなことより早く食べちゃって、私も出かけるから」

「はーい、いただきます」









「ごちそうさまでした」


 まだ食べ終えていない母さんが食器もついでに洗って置いてくれると言ってくれたので使った食器を流しに置いておき、自室に戻り学校へ行く支度を始める。


 学校指定の制服に着替えた俺は教科書類の入ったリュックを背負い玄関に向かう。


「母さん、学校いってきます」

「行ってらっしゃい」


 玄関を出て、いつもどうりの道でいつもと一緒の時間に学校へ向かう。

 何か面白いことでも起こらないかな。

 ・・・そうだな、この前友達が言ってた勇者召喚?とかいうものとか。

 そんなことを考えつつ、学校へ向かう途中──いきなり地面が光始めた。


「なんだ!?」


 よく分からないまま俺は光に包まれた。



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