ねこ
作詞したい
捨てられたのは間違いだった
いつかキミ戻って来ると分かっていた
空から降りしきる雨の雫が地面にはねて笑ってる
今日は空が晴れて身体も乾いて寝ていた
時々水溜りから跳ねて体にかかるんだ
目が覚めてボクはキミを思い出す
箱の中を覗いてくるのはキミだと待って
この日々が終わるんだろうか
気付いたら感じる事さえできなくなってしまう日が来るのかもしれないな
誰にも伝わらない声を張って消えないキミを待った
会えない日々は誰が望んだのか
どうしてこんな時間が生まれたのか考えても分からない
キミの初めての笑顔も二度と出会うことができないのだろうか
戸惑いながら歩んだ全部がキミの足跡が心に残ってる
ここから出して
もう一度キミに出会いたい
キミという帰る場所があったからボクは何処へでも行けた
キミの体に埋もれて眠れる時を待って
安らぐその温もりがボクのこの体を癒したんだ
捨てられたのは間違いだった
いつかキミ戻って来ると思っていた
空から降りしきる雨の雫が地面にはねて笑ってる
生まれたのは間違いだった
いつかボクのような苦しみが生まれないように
これから誰もいない世界に行こう
作詞家になりたい