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第11話

なんとなくタイトル変えました

「うわーっ。そこらじゅう女の子の裸の写真だらけだね。悪魔の僕も引くよ。本来はね、相手の記憶を覗いたり、改善したりする強力な能力なんだよ? そうそう試しに、僕との練習中の記憶を消してみようよ。僕がいなくなった後、説明が面倒でしょ? 記憶は人によってしまっている場所が違うんだよ。タンスの中だったり、宝物の中だったり、この子の場合は…写真かな?」


 伊藤さんの写真コレクションの中から、私と名前のないディアボロスという悪魔が写っている写真を見つけ破り捨てた。


「夢から出る時は、出たいと思うだけだよ。でも、再び入るには『夢魔の唇』でチューしないと駄目だからね!」


 伊藤さんの夢の中から出て来た私に、「3つ目は『夢魔の舌』だよ。『夢魔の汗』と逆で、この子の体液を舐めてみて、ふふっ。どんな体液でも大丈夫だよ!!」


 伊藤さんが私の脇汗を舐めてくれたのだから、私も伊藤さんの脇汗を舐める。


 ペロリ。頭の中に伊藤さん本人も知らない伊藤さんの肉体の情報が脳が吹っ飛びそうなくらいの情報量として入ってきた。伊藤さんは成長しても胸が絶壁のままらしい。


■夢魔の舌:対象の体液を舐めることで肉体の特徴を調べることが出来る。


「よし、いよいよ最後だね。『夢魔の髪』。これは使い魔を作ることができるんだよ。ほら、いつもカバンにつけている熊のぬいぐるみのキーホルダーに切った髪の毛を挿れてごらん。人形の大きさによって挿れる髪の毛の量が変わるから注意ね」


 髪の毛を挿れた熊のぬいぐるみが動き出す。


「ご主人様。何か御用でしょうか?」


■夢魔の髪:人形の憑依に挿れることで使い魔として使役することが可能になる。


「と、とりあえず、人前では喋らないでね。あと…今は用事はないかな」


「かしこまりました」


 熊のぬいぐるみをカバンに付け直す。


「じゃ、僕は帰るね。では良い半熟サキュバス生活をエンジョイしてね〜♪」


 チュートリアルをやり遂げた名前のないディアボロスという悪魔は、満足気に手を振りながら消えて行った。 


 そして、世界がフルカラーに戻り、教室が喧騒に包まれた。


「あ、あれれ? 何で私、床に倒れてるの!?」と伊藤さんが大慌てだ。


 チャイムも鳴り、慌ただしく全員が席に着く。


 サキュバスって、本当は…もっとエッチなことする悪魔だよね? と、こっそりとスマホでサキュバスについて調べる。


 うわぁっ…。エロ過ぎた。


 まぁ、そんな能力は使えないようにしてもらったし。この微妙な能力を無理して使う必用もない。


 な、無いのだが…。初めて仲良くなった男子の竹野内くんの…背中をなんとなく眺めていると、突然、竹野内くんの全裸の姿が…目の前に!? 


「キャッ!」

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