議題1 討論部
職員室まで行き担任の佐賀美先生を呼び出した。スレンダーな体型で、顔は大人の女性という感じの中々美人な先生だ。
「どうした?司波」
「あの、部活の事なんですけど討論部ってあります?」
「確かにあるが、お前入るつもりなのか?」
「えぇ、まぁ」
「そうか、そうか」
すごい嬉しそうなのは何故だろう。
「入部届けは持ってきてるか?」
「いえ、今日はとりあえずあるかどうかの確認だけしようかと」
「そうか、じゃあ今から持って来るから今書いてくれ」
なんかすごいグイグイ来るなこの人と思ったが断る理由はない。
「よし、じゃあここに名前と学年、クラスを書いて」
先生が持ってきてくれた入部届けに必要事項を書き込む
「じゃあ、これでよろしくお願いします。」
「うん、確かに、ちなみに顧問は私だよろしく」
なるほどさっきからグイグイくるのは先生が顧問だったからか。
「へー先生って部活熱心なんですね」
しかしそうなると少し厄介だ。部活熱心ということは部活に厳しい先生なのかもしれない。
「いや、そんなことないぞ」
謙遜してるのだろうか。いやそれにしては言い方が冷めている。
「いやだって、俺が部に入るのを勧めてるじゃあないですか」
「ああ、それはな、そうだな、よし今日も部活あるし行ってから説明しよう」
「はぁ」
よくわからないが入部届けも出したし今から帰りますとは言いずらい。まぁ部があるとゆうことは部員がいるとゆうことだ。挨拶などは早めに済ませといた方がいい。
「じゃあ部室に行くか」
「わかりました」