序章 ~美少女が落ちてきた!?~
主人公は篠崎雄輝と読みます。
___今日もいつも通りに一日が終わるはずだった。
いつも通り学校へ登校して、いつも通り作り笑顔で会話をし、いつも通り帰宅する。特別なことは何もない。まあ強いて言うならば、夜空に浮かぶ星々が一段と輝いて見えたことくらいが特別だ。そして何故か懐かしくも感じれる。何故なのだろう。
……いいや、きっと答えはわかりきっている。
その答えは、一年ぶりに見たからだ。この一年間、帰宅の時間は英単語の暗記の時間と化していた。そのため、第一志望の高校に合格することができたわけだが、綺麗な星空を見るのは久々という結果になってしまった。
「美香、今頃どうしてるかなぁ。」
そう呟くと俺は、左右に動く一つの線を視認する。あれは飛行機?それともヘリコプター? いいや、それらの可能性は低い。あの線の動きは不自然なのだから。
だったら、隕石!? ……それはない。馬鹿げてる。
なら、まさか_____
瞬間、眩い光が辺りを包み込む。
「うぉあっ!?」
そして気付いた頃には、俺は白い空間に立っていた。例えるなら、白い紙の中に入ってしまったかのような感覚。一体何が起きたのか、理解が追いつかないでいると、この白い空間に浮かぶ一つの影を視認する。その影は俺の頭上へとゆっくり落ちてくる。
それは、ここがまるで月であるかのように。
それは、映画のスローモーション映像のように。
ゆっくり、そして静かに落ちてくる。
そして俺はその影の正体に気付く。
……女の子だった。
透かさず俺はお姫様抱っこして彼女のからだを支える。どうやら気を失っているようだ。
「どうやらじゃないよ。え、これってどういう状況!?」
投稿者は初心者です。アドバイス等よろしくお願いします。また、感想もよろしくお願いします。




