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中に入ってきた人々は、それぞれに声をかけて行きました。酔いが覚めるように、人々はふわふわとしながらも帰ろうとしていきます。




「待たれよ、お代がまだぞ」




どこからともなく聞こえてくる声の主が姿を見せました。灯るように現れた姿は角に牙、大きな翼に鋭い爪がある見上げるほど大きなものでした。その姿を見た人々は、口々に悪魔だと言い扉へ向かって走り出しました。



しかし、出口の扉まで先ほどにはなかった廊下があり、そしてその廊下は走れど走れども扉へはたどり着きません。廊下には、淡く照らすシャンデリアに壁には不気味に笑う人らしき絵が掛けられ、床には赤い絨毯が敷かれています。悲鳴や怒号が飛び交えど、そんな廊下がいつまでも続き、お代を求める声は止みません。







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