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詩*日常から*

スープ

作者: a i o

料理嫌いな

君が作るスープ

やわらかなクリームの味

私のからだを隅々まで慈しむ


喉を通る熱

私をあたためる使命

ひと匙ずつの進軍

君がテレビを見るふりして

覗いてる私の口元

気づいても目を伏せて


ふうふうと

吹き掛けた息から

思い出してく熱のありか

湯気の立つお椀

私を満たすためにあるもの


一滴も残さず啜るから

飲み干せば

このからだに残る

一杯の熱

君に作り出された

私になって


やすらかに

あたたかに

君を愛したい


たとえば

君がそうしたように














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― 新着の感想 ―
[良い点] あ~、心があたたまるんじゃ~ [気になる点] 喉を通る熱 私をあたためる使命 ひと匙ずつの進軍 引用スマソ、ここで喉を通って流れていく描写が増えたら喉が鳴りそう [一言] 場面場面が想像で…
2016/08/07 23:00 退会済み
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