13、とにかく前途多難らしい
「「開発?」」
ミズとハモった。
ぎりっと睨むと顔を背けられる。
両手が空いていれば殴れるのだがないものねだりをしても仕方がない。
溜め息を1つつき、先を促す。
「詳しい説明をおねがい。」
「はい♪と言っても、余り説明する内容はありません☆物や力、あらゆるものをより良く、または悪く、変化させる力です☆」
笑顔が可愛いが分からない。
説明書なのに説明が下手というのはいかがなものだろう。
「例えばどういう風に?」
「野菜の品種改良がイメージしやすいでしょうか!対象の1つ、あるいは複数変化させることができます☆」
分からない。まったく分からない。なので、声に出して言ってみる。
「分かりにくいんだけど。」
「これ以上の説明は無理です☆なんせ、今までに存在しない、ご主人様だけの力ですから♪ただ、
型破りな能力のようです☆」
おせつが少し眉をひそめて言う。
「というと?」
「管理人の能力は基本的に後付けが出来ない仕様になっています☆ですが、開発はそれを破ることが出来るそうです♪」
「つまり?」
何となくオチが見えているが、聞いてみる。
「なんつーチートわろすwwです☆」
やはり、オチがずれることはなかった。
分かりにくい説明どうもありがとう。と言いたくなる。
「結局はどういう能力か分からないんだね?」
「はい♪」
肩を落とすがどうしょうもない。
「ただ、気を付けられた方がよろしいかと!」
「何で?」
「使い方を間違えると危ないらしいです♪」
究極にアバウトな忠告だ。ありがた過ぎて涙が出そうになる。
とにかく、気をつけていくしかなさそうだ。
・・・・・・どう気を付ければいいのかも分からないが




