第二十話 デート?
クーデター編?は全部カットすることにしました。
理由はティアちゃんの国で荒れる?のはよくないと思ったからです。
けど、カットしたら難産になってしまいました。
その上、短いですし、うまくまとめれたか心配です。
クンカクンカクンカ
真貴ちゃんとティアちゃんのいい匂いがします。
私が目を開けると、真貴ちゃんとティアちゃんの小さな胸達に顔を挟まれていました。
ここは天国でしょうか?
とりあえず、もう一度深呼吸しましょう。
スーーハーースーーハーー
次は首の体操ですね。
右向いて・・・クンカクンカ、左向いて・・・クンカクンカ、また右向いて・・・クンカクンカ。
そんなことをしばらくしていたら、二人とも目を覚ましたようです。
「真貴ちゃん、ティアちゃん、おはよう」
私は、二人にあいさつします。
「リタ、おはようです」
「リタさん、おはようございます」
二人が目を擦りながらも、体を起こして挨拶します。
私もそれにつられて体を起こしました。
決して胸が名残惜しかったわけではありませんよ?
っと、体を起こすと、レイチェルちゃんが冷たい目で私を見ていました。
大変です!!
今の奇行レイチェルちゃんに全部見られてしまいました!!
でも、後悔はしていません!!
良く見れば、ここはティアちゃんの部屋です。
昨日の夜は楽しくお話ししていて、部屋に戻るのも面倒だったので、そのままティアちゃんの部屋で寝たのでした。
さて、王様たちと朝ごはんも食べ終えたので今日は城下町を見に行きたいと思います。
「ティアちゃん、今日は城下町を見てみたいです。案内お願いできますか?」
私はそう言って、ティアちゃんに案内をお願いします。
「リタさん、ごめんなさい。私、病弱でしたので、お城の中はともかく、城下町のことはほとんど知らないのです」
しかし、ティアちゃんは少し寂しそうな顔をしてそう言いました。
大失敗です。
ティアちゃんにこんな顔をさせてしまうなんて・・・。
「それなら、城下町の探検に変更です。ティアちゃんももちろん一緒に来てくれますよね?」
「リタさん・・・はい!!喜んで一緒に行きます♪」
良かったです。
ティアちゃんが笑顔に戻りました♪
それでは、何時もの服に着替えて、城下町に行きましょう。
さすがにドレスのまま行くわけにはいきませんからね。
ちなみに、ティアちゃんは私好みの白の下着を履いてくれていました♪
「おじさん、その『リンゴ』一個くださいな」
「あいよ、銅貨40枚だよ」
「はい、40枚ですね」
私はそう言っておじさんから『リンゴ』を一個を買います。
「アースクリスタル」「ウォーターシャワー」「ウィンドカッター」
そして、土魔法でお皿を作り、水魔法で洗った後、風魔法で『リンゴ』をうさぎ型に切ります。
「真貴ちゃん、ティアちゃんどうぞ~」
「「リタ(さん)、ありがとうです(ございます)」」
二人は、声を合わせてお礼というと、『リンゴ』を食べます。
え?
なんでこの世界に『リンゴ』があるのかって?
そんなの私のもわかりません。
神様に聞いてください。
っと、なにやらデムパを受信していたようです。
話を戻しましょう。
私達はまず、城下町の商店街を、目についた美味しそうなものを買い食いしながら、探検していきます。
商店街には服屋や小物屋、飲食店に屋台、武器屋や薬屋など、とにかく色々な店がそこかしこにあります。
さいわい私は臨時収入(盗賊の財宝をパクった)が有ったのと、『亜空間魔法』で荷物を持たなくて良かったので、適当にお店に入っては、気になったものを買っていきました。
もちろん、真貴ちゃんやティアちゃんの分も全部私が出します。
「真貴ちゃん、ティアちゃん、次は何処に行きましょうか?」
「そうですね・・・私はお花屋さ・・・いえ、何処でもいいです。ティアはどうですか?」
そういえば、真貴ちゃんって意外と乙女なんですよね。
けど、お花屋さんは近くにないですね。
今度見かけたら入りましょう。
「あ、それなら、あそこの小物屋さんなんてどうでしょう?」
「小物屋さん・・・私は賛成です」
ティアちゃんの提案に、真貴ちゃんも賛成したようです。
「それなら、小物屋さんに決定です。さっそく行きましょう」
「「はい♪」」
「あ、このネックレスかわいいです♪」
真貴ちゃんが、十字架にハートをあしらったネックレスと手に取って私に言います。
「こちらのも、かわいいですよ」
ティアちゃんも星がいくつも重なった形のネックレスを指差してそう言いました。
「どっちもかわいいので、両方買っちゃいましょう」
「「ありがとうです(ございます)」」
私の言葉に、二人は笑顔でお礼を言いました。
この笑顔が見られるだけで私は満足です。
「店員さ~ん、これください」
「はい、こちらでよろしいですか?」
私が呼ぶと、店員さんはすぐに来てくれました。
「はい、お願いします」
と、そこで、銀貨80枚と書かれた小物屋にしては高めの指輪が私の目に留まりました。
「あの、あそこで売っている『祝福の指輪』ってなんですか?」
私はネックレスを包んでくれている店員さんに尋ねます。
「『祝福の指輪』はこのお店の目玉商品です。工房で若い職人が魂を込めて作った指輪で、この指輪を互いに付けあった恋人同士は必ず幸せになれると言われています。材質は宝石店のものと変わりませんが、本職の資格を持った人が作ったわけではないのでこの値段となっております」
店員さんに言われてみると、確かにところどころ拙い感じがします。
まぁ、指輪のことなんて、よくわかりませんけどね!!
あくまでそんな気がするだけです。
それよりも気になるのは、指輪の中にうっすらと光らしきものを放っているのがあるのです。
他の人には見えてないようですけどね。
(真貴ちゃん、この指輪、光ってるみたいなんですけど、なんなのでしょう?)
(光ってる・・・ですか?ん~~~あ、これ、魂が籠っていますね、本当に丹精込めて作った物には魂・・・いわゆる意思が宿るんです。といっても他のものより『気持ち長持ちする』とか、『使いやすい気がする』という程度です)
(それなら、この指輪は?)
(『送った相手と幸せになれますように』という願いが込められていますね)
なるほど、これはもう買うしかないですね。
「店員さん、これとこれと・・・あと、この指輪もください」
「三つ・・・買われるのですか?」
「はい♪」
「わかりました。少々お待ちください」
店員さんは複雑な顔をしながらも、指輪を包んでくれました。
私は指輪を受け取ると、まずは真貴ちゃんの左手の薬指にはめます。
「リタ、うれしいです」
この世界には、薬指に婚約指輪をはめるという風習はありませんが、それを知っている真貴ちゃんは、顔を真っ赤にしながらも、とても幸せそうでした。
次に、先ほどの店員さんの話をした後、ティアちゃんにも左手の薬指に指輪をはめてあげます。
「そ、そんな、真貴さんに悪いです」
そういいながらも、顔を赤くしたティアちゃんは、決して拒みませんでした。
最後に、真貴ちゃんとティアちゃんに頼んで、二人で一緒に私の左手の薬指に指輪をはめてもらいました。
私の顔も少し赤くなっていたかもしれません。
でも、私は今とっても幸せです♪
次に、私達は真貴ちゃん希望のお花屋さんに入ります。
「真貴ちゃんはどんな花が好きですか?」
「そうですね・・・これなんか可愛くていいです」
真貴ちゃんは、小さな白い花をうっとりとした目で見ています。
「かわいい花ですね」
「はい、こんな花を髪飾りにして花畑を歩いてみたいです」
なにやら、真貴ちゃんに変なスイッチが入ってしまったようです。
「リタさんはどんな花が好きなのですか?」
「ん~~私はこれなんか好きですね」
今度は私がティアちゃんに聞かれたので、蓮の花を指差します。
「ティアちゃんはどれですか?」
「私はやっぱりバラですね、それも、真っ赤なのが好きです」
ティアちゃんは笑顔で赤いバラを持って言いました。
「店員さん、この花とこの花、一輪ずつください」
私は、真貴ちゃんとティアちゃんが好きな花を買うと、それを二人の髪に刺してあげます。
「「リタ(さん)、ありがとうです(ございます)」」
真貴ちゃんとティアちゃんにお礼を言われます。
今日は二人にたくさんお礼を言われる日ですね♪
一通り城下町を楽しんだ私達は、少し開けた、公園のような場所・・・憩いの場で休憩することにします。
「ここがいいですね」
私達は、木でできたベンチに三人で座ります。
「今日は楽しかったですか?」
「「はい♪」」
私が聞くと、真貴ちゃんとティアちゃんは声を合わせて笑顔で頷いてくれました。
「また、来ましょうね」
「はい、また来たいです」
「私も、今度はリタさんとふ・・・いえ、なんでもありません」
私が、真貴ちゃんとティアちゃんを抱き寄せると、二人とも抵抗せず、私の肩に頭を預けてくれました。
気持ちのいい風が私たち三人をなでます。
「このまま時間が止まってしまえばいいのに・・・」
「ふふ、リタなら練習すれば本当にできますよ?」
真貴ちゃんがそう言って笑います。
「もう、そこは『私もそう思います』って言う場面じゃないの?」
「ごめんね、でも、時間なんて止まらなくても、リタとはずっと一緒にいますよ・・・もちろんティアもね」
「真貴さん・・・・・」
私は先ほどよりも二人を強く抱きしめます。
あぁ、もう、二人ともかわいいなぁ!!
私がそんなことを思っていると、真貴ちゃんがティアちゃんと目配せをします。
なんでしょう?
「「リタ(さん)・・・ちゅっ」」
真貴ちゃんとティアちゃんは同時に私の頬にキスをしてくれました!!
「リタ、ティア、ずっと一緒にいましょうね」
真貴ちゃんが言います。
「はい、私もリタさんと真貴さんとずっと一緒にいます」
ティアちゃんが言います。
「私たち三人、これからもずっと一緒です」
最後に、私がそう言って、三人で笑いあいます。
その日、私達は暗くなるまで三人で一緒に身を寄せ合っていました。
どうでしたでしょうか?
これで4月の更新は終了です。
5月は2,3日に一話くらいのペースで書けたらいいなぁっと思っています。
これからも、よろしくお願いします。




