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vsゴブリン?

少し前の自分をぶん殴りたい…


なぜそう思うかと言うといざ参ると飛び出してみたもののなんと牢屋は五階にありました…


「にゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」


助けてぇぇぇ!!女神様ぁぁぁぁぁ!!


「フフッ…まったくしょうがないですね…レピテーション」


ふわっ…


女神様の魔法でゆっくりと地面に着地出来ました…ありがとうございます。


「フフッ…そろそろ私は行きますよ…強く生きてください…」


「ありがとうございます、この恩は必ずかえします」


女神は光と共に消え去った。


「にゃ、さてこれからどうするかな…とりあえず音で気付かれそうだしここから逃げるか…」


軽くジャンプして見ると五メートルは飛び上がれた。


おおっ、すごいなよしこれなら城壁も飛び越えれそうだ。


覚えてろよ…ここの奴ら…いつかぶっ飛ばす


よしいくか…


脚に力を込めて城壁にジャンプして壁を走って飛び越えた。

すると予想した通り中世的な町並みが広がっていた、違う点を挙げるとすると照明があり町はわりとあかるかった。


さて、とりあえずこの街をでよう

多分女神様も言ってたしまだ俺は赤い目なんだろう、目標は赤い目でも差別されない所だな…


また脚に力を込めて屋根から屋根へと飛び町の外れまで行くと城壁より一回り高い壁が鎮座していた。


ふむ、いいだろう…飛び越えてやるよ…


脚に力だけではなく魔力も込める…


「にゃっ!!」


十メートルは飛び上がる、まだ足りない…しかし脚に込めた魔力が足場になりさらに飛び上がる、そうして二十メートルは有ろう壁を飛び越えた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



さて、ここはどこだろう…


城壁を飛び越えた先には高い木などほとんどない広い草原が眼科に広がっていた。


広いな…どこまである?うーむ…あ、森か?…遠いな…


とりあえず森までいってみるか…



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



森に着いた、見事に何にも遭遇しなかったな…草原…


まぁいいや…行きますか…何だか楽しみだ、やっぱりスライムとかゴブリンとかいるのかな?



~一時間後


にしてもすごい森だな…広い、そろそろなにかいてもいいと思うな…


「ギャギャギャギャ!!」


「ん?………ってうわっ!!」


物音がする方を見ると一メートルほどの小柄な影、緑色の肌、尖った小さい耳髪の生えてない頭に薄汚い布を腰に巻いて、錆びた剣を持っている、人間で言う白目の部分は黄色く濁っており黒目の部分は月の女神と違う綺麗とは言えない赤い瞳、その瞳で自分のことをギラギラと見つめていた。


これ絶対こっち見てるな…だけどゴブリン程度に負けるとも思えない。


よしっ自分の力を確かめるために戦ってみるか…


そう思い、脚に力を込めるとゴブリンに向けて走り出した、ゴブリンはまさか襲いかかるとは思っておらず少し怯むと、剣を振り上げると、此方に降り下ろした。


「ニャッ!!」


しかしその降り下ろした剣はしっかりと見えており体の重心をさげたまま横にステップし、ゴブリンの足元に潜り込み、一気に飛び上がりそのままゴブリンの首を引き裂いた。


「ガギャ!?」


ゴブリンの首から勢いよく青い血が噴き出しそのまま事切れた。



「うにゃ…こんなもんか、しかしゴブリンの血は青いんだな…んにゃッッ!?なんだ!?」


ゴブリンを倒し、少したつと心臓の横付近になにかがふわりと入り込んでくる感覚がした。


直ぐにその感覚は収まったが、何やら前より力がみなぎっているようなきがした


レベルアップか?…まるでゲームみたいだな。


「「「「「ギャギャギャギャギャギャ!!」」」」


「え゛?」


振り向くと少なくとも五十匹はいるであろうゴブリンの群れが怒りに満ちた目で此方を睨み付けていた。





~~~~~~~~~~~~



「にぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「「「「「ギャギャギャギャギャギャ!!」」」」」


現在大量のゴブリンから逃走しております、木上を魔力を使ってでも飛び越えながら走っている。


が、おかしいさっきのゴブリンなら楽々と逃げ切れるで有ろう速度を出しているのにいっこいに、引き離せないむしろ、差がどんどん詰められている。


クソッ!!個体差があるのか?ん?肌の色が緑色じゃなくて黒になってる!?まさか上位種的な奴か?


走る、走る


ふと後ろを振り向くとこっちにむかってオノが飛んできた、


ヤバい!!


無理に体をひねって避けたせいで体制を崩し地面に叩きつけられる


体を地面に打ち付けるが直ぐに立ち直ってゴブリンたちの方を見ると一匹かなり近くに迫ってきていた


「くっ!!これでもっくらえっ!!」


ゴブリンに向かい牢屋の壁を壊した技を繰り出した、魔力の籠った脚を顔に叩きつける。


「嘘だろ!?」


しかしゴブリンは技が顔に直撃したが、顔の薄い皮が裂け額から血が滲んみ、少しのけぞっただけだった


このままではヤバいとそのままゴブリンの顔を踏み台にし高く飛び上がった。



そこまではよかった。



下を見るとなんとかなり高い崖になっていて、いくら強化した身体とはいえただではすまなさそうな高さだった。




「ッッ!!」



とっさに魔力を脚に込めて足場をつくり森に戻ろうしたが


スカッ

「んなっ!!」


足場はできず踏み込もうとした脚は空を切った


まさかっ!魔力切れ!?


「にゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」


軽く斜面になっていた崖を転がり落ち意識は闇に落ちていった。





よく高いところから落ちまくる主人公でした。



ちなみに最初にたたかったのはただのゴブリンでしたが黒いゴブリンはゴブリンソルジャーでした


ゴブリンとゴブリンソルジャーの違い


ゴブリンソルジャー=オーガ>>>ボブゴブリン>>>>>ゴブリン


てな感じです、越えられない壁はないです




裏話


ゴブリンの集落から初めての狩りに出たゴブリン(緑色)は一匹だけ群れからはぐれてしまい、仲間を探している途中主人公を見つけ、獲物を捕らえたら仲間が誉めてくれると考え狙っていると、逆に襲いかかられ、その時にあげた断末魔を仲間が聞き駆け付けその場所に行ってみるとゴブリン(緑色)が死んでおりその近くに返り血の着いた猫がいたので、仲間意識の強いゴブリンはキレて主人公に襲いかかったって流れです。

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