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なんで俺が
「やだ。俺は腹が減った。帰る。」
「ごはんなら準備するわ。だからいて・・・」
最後は半べそだった。さすがにここで泣かれてはいけないし、それにあれを見られたんだ。あれを大人に言われたら一溜まりもない。こいつを食べてもまずいことは分かる。子供の女がまずいことはもう知っている。
「分かった・・・だから泣くな。」
「本当!?ご飯作ってくるわね。」
さっきの半べその顔とは反対にパァーと目を輝かせて行った。つぶやく。
「はぁーどうする?あいつはまずいだろうし。かといってここにいても・・・ブツブツ」
「あいつじゃなくてかずき、です。」
「うわぁ!何にも聞こえてねえよな?」
「人間をくえないって?」
「!!いや、ちがうんだ![人参をくえない]って言ったわけで・・・・・」
「あら、そうなの・・・」
俺は気づいてなかった。今俺の中に起きていることが。




