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One Owner's Car  作者: 空き家
1/3

#1 プロローグ

高校3年生、春。

新学期がスタートすると同時に受験モードに入る時期だ。

学校では、大学の説明会が頻繁に行われる。

大学の資料に目を通し、「評定足りるかな…」と考える生徒が殆どだろう、"自称進学校"なだけあって。

そんな皮肉は置いておいて、自分の成績を見て焦り出す生徒が殆どな時期だ。

その頃明楽は、大学の資料を読みながら「(こんな所俺が行けるのかねぇ)」と心の中で呟いた。

大学調べなんか後でいいと自分に言い聞かせて資料を閉じた。成績に自信があるかと言われたら勿論無い。大学進学なんてもっての外だ。高校を出たらバイトしながら金を稼いで、特に変わりもない平凡な生活を送れば良いと思っていた。


下校の時間になった。

校門はどんどん混み、それは通勤ラッシュ並みだった。

人混みに流されながら、明楽は校門を出た。

帰りは、学校からの最寄駅へ歩き、電車を3駅乗り継ぎ、そこからまた歩きだ。正直辛い。

電車を降り、家に向かって歩く。

下校の時間の中でこの時間が1番長い。

そんな時に色々と考えると、かえって疲れてしまう。

だから極力心を無にして歩いている。

そんな帰り道を歩いていると、一台のクルマに目が止まった。そこは中古車屋だった。軽、ミニバン、セダン、様々なタイプのクルマたちが値札を貼られてずらっと並べてある。

その中で妙に気になったクルマが1台あった。

RX-7だ。型式はFD3S型と言うらしい。

カラーは黒、ネットで調べた所、公式カラー名はブリリアントブラックと言うそうだ。

本当は帰ってゴロゴロしたいのに、そのクルマに見惚れて体が動かない。

そんな事をしていると、店員らしき人物がやって来た。


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