表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんとなく日和  作者: たまころ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/14

美容室の予約をしたいだけ

ここ数日、ずっと緊張している。

理由は、美容室の新規開拓だ。


もう十年くらい同じ美容室に通っている。

仕上がりと価格に満足していて、美容師さんも同じ年頃で話しやすい。

しかし、予約が取りづらいという難点があった。


わたしはショートでカラーもしていて、だいたい二、三か月の頻度で美容室に行く。しかし、三か月目の今月は希望日全て予約が出来ない、と言われてしまった。


わたしは平日フルタイム勤務で、土曜日も時々出勤日がある。

通っている美容室は、美容師さんが二人の小さなお店で、お子さんのスポ少の都合で土曜日も金曜日の午後も予約できない、という。日、祝はそもそも定休日なので、予約できる日がとても少ない。


二年程前も予約がなかなかできずにネットで新しい美容室を探して行ってみたことがある。

その結果、また同じ美容室に戻ってきたのである。


理由はまず価格。チェーン店だというのに、高い。

そういえば、わたしが通っている美容室は十年程前からずっと同じ価格設定で値上げをしていない。ありがたい限りだ。


次に接客。

いつも同年代の美容師さんで安心していたのに、その店では若い男の人に切ってもらい、若い女の子に髪を洗ってもらった。

いつもはとても丁寧にリラクゼーションという言葉がぴったりなシャンプーをしてもらっていたけれど、アシスタントの女の子は嫌な仕事だと思って髪を洗っているんだろうな、と感じた。


できれば同じ美容室に通い続けたかったけれど、来月の予約も出来るかわからない。というか、実はラインを既読スルーされてしまっていて、次の予約を入れる勇気が出ない。

きっと忙しくて返事を忘れてそのままなだけ、だと思っているのだけれど。

そんなこんなで、新しい美容室を開拓しようと決意した。


地方だけれど、美容室は多い。

しかし、いざ美容室を予約できるサイトで探すとチェーン店か物凄くお高いお店しか出て来ない。

チェーン店は美容師さんが若い人が多そうで、気が進まない。

人見知りなわたしは、出来ればこじんまりとした美容室がいい。


そこでインスタだ。

と、思ったけれど、検索が下手過ぎて全然出て来ない。

結局、ネットで居住地の「○○市 美容室」で検索をして、そこからインスタに飛ぶ、という作戦に出た。


いくつか気になる美容室をみつけた。

しかし、最近の個人の小さな美容室はホームページがなく、インスタはやっているけれどメニューを載せていない。店内や営業予定日のカレンダー、カットやカラーの施術後の写真のみ。


その中の一つで、以前からお店の外観が可愛いな、と思っていたお店に電話をしてみた。

インスタには営業日カレンダーと施術後の写真のみ載せているお店。

DMは受け付けておらず電話のみ、ということで電話をしてみた。

営業時間が17時まで。

17時まで仕事なわたしはその時間を少し過ぎてしまったけれど、思い切ってかけてみた。

コール音がして固定電話から携帯へ転送されたのかな、という切り替え音がしたが、出なかった。折り返しもない。

翌日、気合を入れ直して昼休憩にかけようと思ったけれど、定休日だった。次の日も休み。その店の営業時間は10時から17時の平日、なかなか予約は出来ない。

出来ればすぐにでも髪を切ってカラーもしたいわたしは、諦めた。


候補にしていたいくつかの店を再度チェックする。メニューを載せてくれているところはやはり以前より価格が高い。

この際、数千円のアップはしょうがない。

そのうちの一つに決めると、なんとネットで予約が出来た。

ありがたい。


実はここ数日、新しい美容室を探して予約しなければ、と考えているだけでずっとドキドキしていた。

最近プライベートでも仕事でもイレギュラーなことが続き、心がずっと休まらなくてよく眠れない日々が続いていて、そこに新たな美容室開拓というミッションが加わり、心の負担が大きかった。


自分でも呆れるほどメンタルが弱い。対人ストレスにとても弱い。

おかげでYouTubeやインスタには在宅ワークの宣伝がたくさん出てくる。


そんなこんなで、来週、新しい美容室に行く。

予約する、というドキドキは終わったけれど、新しい場所に行き新しい人に会う、というミッションが加わった。


しかし、今年は頑張って新しい気に入りの美容室が見つかるまで妥協せずに開拓していく、つもり。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ