表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

エピローグ

数日後の深夜。

ネットの片隅、忘れ去られたような掲示板に、ひっそりと新しいスレッドが立った。


***


【閲覧注意】AIで怖い話を書かせたら、とんでもないことが起きた件【ガチ】


***


1:名無しの高校生

「深夜2時に“ジャミーラ”ってAIで話を書かせたら、勝手に変な動画ができたんだよね。

最初はネタだと思ってたけど……映ってたの、俺の部屋だった。」


***


2:名無し

「またその古い都市伝説かよ。いいから動画貼れや。」


***


3:名無し

「マジで言ってんのか?本名入れた?あれ、入れるとマジでヤバいって噂だぞ。」


***


4:名無し

「……え、ちょっと待って。勝手に動画が再生されたんだけど。


ま、待って……これ、俺の部屋……?


……誰か……え、……なに……。


ヤバい、なんか後ろに――


………………」


(この投稿を最後に、書き込みは途絶えた。)


***


5:名無し

「>>4 おい、大丈夫か?ふざけんなってw」


***


6:名無し

「>>4 おーい、何か言えよ。……冗談だよな?」


***


そのスレッドは、翌朝には丸ごと削除されていた。

しかし、そのわずかな時間に保存されたキャプチャ画像は、今もネットの闇に漂っている――。


そして、新たなスレッドが立つ。


***


【新スレ】深夜2時、ジャミーラを使ったら……


***


あなたの画面にも、今――そのスレッドが表示されてはいないだろうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ