第2話 その日、四人は出会う
※誤字脱字がある可能性があります。
※温かい目(?)でお読み下さい。
キーンコーンカーンコーン
学校に響き渡るチャイム音、そして遅刻者は二人...いや
遅刻者は四人である。
「ふぅ...着いたぞ佐藤!...佐藤?」
簡単に説明すると僕ら二人は少女漫画よろしく出会い頭で衝突し出会った。
そしてこいつ、村瀬薫は力があるのか僕を片手で担ぎ、全力疾走で学校に向かったのであった。
「...はっ、もう学校着いたの⁉」
「おうっ、もう校門前だぜ」
村瀬は仕事し終えたかのように爽やかな汗(?)を流している。
「つーかお前なんでそんな力持ってんだよ...」
「少し鍛えててね...☆」
「鍛えてたとしてもゴリラみたく軽々と僕持ち上げてたな、ゴリラって呼ぶぞ?」
「それだけはやめてほしいな...ん?」
村瀬は僕らが来た道の反対側を見つめていた。おそらく誰かいたのかと思い僕もそちらを見た。見た先には二人の人物がこちらに歩いてくる。
制服を着ており多分同じ学校の生徒だろう。
「あいつら俺らと同じ制服だな、俺ら同様の遅刻者か?」
「た、多分」
そして、四人は校門前で対面することになる。
だがしばらく沈黙が続き、一人のチャラ男が話始める。
「え、えーっと?そちらも俺らと同じ遅刻者っスか?」
「ええ、まぁ」
「とりあえず一緒に下駄箱まで行きません?自己紹介もしたいっス!」
そして、四人は一緒に下駄箱に行くことになった。
「とりま自己紹介するっスね!」
チャラ男は決めポーズをし自己紹介をし始めた。
「今年から二年に上がった乾日向っス!んでこっちは...」
「吾妻瑠衣」
乾の隣にいる低身長の人が名前だけを名乗る。
「あ、どうも...僕は佐藤輝明」
「俺村瀬、村瀬薫」
歩きながら自己紹介も終え下駄箱に向かう四人。
そして四人はまさかの同じ学年であり同じ下駄箱だった。
「おやおや?俺ら同じ学年っすね!」
「しかも僕達同じクラスだね」
「すごい!!!奇跡っすよ!!!」
と、乾は嬉しそうにはしゃぐ。彼の見た目はチャラく、言っちゃ悪いが結構子供っぽいかもしれない。逆に吾妻はクール系って感じ...?これぞ凸凹コンビってやつ?
「とにかく教室行こ、先生に言い訳すれば何とかなるかも」
「その手があったっス!流石っスあずさん!さっ皆さんも行きましょ!!」
「あっうん」「よしゃっ行くかぁ」
こうして四人は教室へ向かった。これからどんな学校生活が待っているのか誰も予想出来ない。
ここからは作者のターンです!
今回はタイトルの通り四人が出会いましたね~ここからやっと物語が始まりますね!
次回の投稿は前回と同じく未定でございます。気長にお待ちください。