第1-EX話 クエストデート①
割り込み投稿です。修正しました。
「ルグア団長。ここって……」
「商業エリアだな」
そういえば、第二層も商業エリアだったような……。よく回っていなかったから、よく覚えてないや。
俺とルグアが今いるのは、第十層。穏やかな空気が流れて、第二層の住宅街とは印象が違った。
ここにもルグアは用事があるそうだけど。どんな用事なのだろうか? それに、全部が順調すぎて楽しめているような、いないような……。
「なら、下層に戻ってみないか? 未クリアクエが大量にあるからさ」
「クエって、クエストっすよね?」
「そうだ、エレメント多く持っておきたいだろ? クエストでなら、いくらでも手に入る」
「なるほど‼ 報酬集めってことっすね‼」
「その通り」
ルグアはいつも話が早い。そして仕事も速い。俺とルグアは二人で第二層まで戻ることにした。
ただ普通に歩くだけでは時間がかかるので、ルグアにお姫様……。
「ん? それってやって欲しいってことか?」
「うげッ⁉」
「別にやってもいいが……。時間ないから、超特急で行くぞ‼」
「えはッ……⁉」
ひょいと掬われるように持ち上げられ、ガチなお姫様抱っこ状態。男女逆だよね? 普通俺が抱っこするのが正解だよね?
けど、ルグアはものすごい速いし。抜群の安定感で階段を駆け下りて行く。
角を曲がる時も、壁げりで直角方向転換。呼吸に乱れはなく、スピードも衰える様子がない。
っていうか、今何層? まだ数分のしか経ってないけど。
「次で二層だ」
「早ッ⁉」
「約10分ってとこかな」
たった10分でってヤバすぎだよ……。ほんとに超特急じゃん‼ 俺には無理……。あと、酔いそう……。っていうか完全に酔って気持ち悪い……。
「やらかしちまったな……」
「ふぇ?」
「いやあ……。なんでもない。こっちの都合だ」
「了解しやした‼ で、クエストは?」
「そうだな……」
ルグアは、第二層のクエストボードへと歩を進める。軽くタップして表示されるクエスト一覧。俺も横入りする形で眺める。
一番簡単な採集クエスト。初級・中級・上級と書かれた討伐クエスト。他にも、連続クエストや撃退・防衛クエストまで……。
「アレンはどれがいいんだ? お前が決めてくれ」
「お、俺がっすか?」
「ん? なんか悪いか?」
「わわ、悪くはないっすけど……」
「なら、頼む」
「あ、はい……」
俺はルグアと同じように、クエストボードをタップする。その種類の多さは、かなり作り込まれているようだ。
その中でも特に気になったのは、ドラゴンの撃退クエスト。クリムというドラゴンとは別の相手らしい。というか、クリムを撃退したら仲間割れじゃん‼
「……ブラウディドラゴンか……。そういや、過去に〈メイズ・ダンジョン・ゲート〉ってゲームがあったな……」
「それって、〈メイ・ダン〉っすよね。名前だけっすけど……」
「んじゃ、どんなゲームだったかは攻略しながら話すか……。当時の設定が反映されているなら、最強武器ゲットの大チャンスだからな‼」
「お願いしやす‼ 団長‼」
続きが完成次第追加割り込みをします。
※後半の話は展開が飛んでいたため、後日再公開します。すみません……




