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第33話 クリムの友人


※2022年5月11日 句読点修正・一部文章修正

「も、もう、限界っす。ギブ。マジギブアップ……」

「お疲れさん。私はゲリライベ行ってくるが、お前は休むか?」


 だから限界って言ってるじゃん。動けないっつーの。体力ヤバすぎだよ……、ルグアは……。


「体力じゃなくって思考力な。プラス持続と持久力。継続時間も長ければ長いほど集中力が上がる。っと、私はそう考えている」


 負荷かけている時点で昏睡状態だろ⁉ よくならないなぁ~。アホみたいにすごい……。俺には到底無理。真似できない。


「疲れてるけど俺も行きます‼ もっとルグアと一緒に行動したいので‼」

「んじゃ、お前の体力温存するために私がおんぶしてやる」

「毎回ありがとうございます……、団長……」


 思考力の体力量が半端ない。持続力も長すぎる。深淵(しんえん)レベル。底なし沼。最強ヒロインここにあり……。

 俺はルグアの背中に乗っかって、ゲリライベント会場へ向かう。ルグアの移動速度は相変わらず速いが、俺が慣れてしまったのか背中にくっついたまま眠りに落ちた。


 ◇◇◇一方、ガロン達は◇◇◇


「ウェンドラさん‼ この防具可愛いですよね?」

「ええ、確かに可愛らしいわ。一つ購入しても良いかしら?」

「なら、人数分の方が良いですよ」


 わたしはウェンドラとセレスを連れて、装飾防具屋にきていた。装飾防具とはへそ見せや太もも見せ系の、色っぽい見た目になる防具のこと。

 いつか身につけてみたかったミニTシャツ。着てみると無防備のお腹がスースーする。


 リアルじゃ風邪をひくのでやらないけど、疑似体験ができただけでもビキニお姉さん気分。

 ウェンドラの(おご)りで支払ってもらい、3着購入。お揃いのミニTシャツを着て海底の街を歩く。


「なんか新鮮で楽しいです‼ アーサーさんもお似合いです‼」


 アーサーというのはセレスの肩書き。元々は初代【アーサーラウンダー】の団長だったが一度解散したあと再結成。

 以来、ルグアが団長になって活動していた。ギルドはいつも大盛況。毎日が賑やかで騒がしく、活気が溢れていた。


「そろそろ集合時間になるけど、ルグアさん達が見当たらないですね……」


 セレスがポツリと呟く。人気がまばらな海底都市は人を探しやすく、楽に見つけることができる。

 しかし、時間になっても一向に現れないのだ。その頃、ルグア達が何をしているのかというと……。


 ◇◇◇街の外れ◇◇◇


「おっ‼ クリムも来ていたのか」

〖今から友人に会いに行こうと思ってのう〗


 友人? どんなエネミーなんだろう? 俺はルグアにおぶさったまま、クリムとのやり取りを聞いていた。

 少しして目の前に出現したのは、巨大なサソリ。クリムはそのサソリに近づくと、


〖久しぶりじゃな、ライザレイ……〗


 サソリの名前を呼んだ。

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