第2-41話 団服候補をビキニが(略)占めている件について
【通常毎週火・木・土・日曜20時20分更新!!日曜は14時30分にも更新!!※現在は完成次第の条件付き更新です】
『だんちょー‼ アレンだんちょー‼』
「この声はフランさん?」
『そだよーーー‼ えいっ‼』
――ドサッ‼ 「うわぁ⁉」
声はするが姿は見えず。にも関係なく頭上から降り注ぐ紙の山。俺の身体は、大雪のように積もる紙に埋もれていく。
犬かきをしながら「ぶはぁ」っと顔を覗かせると、大爆笑の猛吹雪に巻き込まれ雪崩に変化。
「ドッキリ大成功‼ いえーーい‼」
調子に乗ったフランの発言で、当の本人が滑落したのか、一斉に黙り込む。何が起きたのか、さっぱりの状況だ。
散らばった紙には、服のデザイン。これはもしかすると、団服のデザイン候補だろうか? 俺のいないところで、こんなことをしてくれたなんて……。
多種多様なデザインは、どれも個性豊かで選ぼうにも決まらない。迷いが晴れたのに、これではまた迷ってしまう。
「けど、迷いの感じが、形が違う……。今までは俺のことだけに迷っていたっすけど、今はみんなのために迷ってる……」
「自分に迷いがないのなら、問題にする必要も無い」
「風魔さん?」
「デザインは大量にある。このまま全て作るのも手。第十八層に向かえば材料に困らない」
「蚕っすね‼」
たしかに、そこには養蚕施設があった。そこでなら生糸で団服を作れる。まずは第十八層に降りる。降りて準備を進める。
にしても大量にデザインありすぎだろ? どんだけレパートリーあるんだよ‼ ってか、ほとんどビキニとかじゃないか‼
海に行くわけではあるまいし、男性ビキニはクリムだけで十分間に合っている。というのも、通常はドラゴンの彼が擬人化すると〝女体化巨乳ジジイ〟になるからだ。
「それでもたくさん思い出ができたんすね……。数え切れないくらいだから、今後ももっと良い思い出を作らないと」
「そうね。あと、ルグアからあんたを奪うのも、至難の業だわ。いつかは奪還かしらね」
「それって」
「今すぐ乗り換えないと殺すわよ」
「じょ、冗談っすよね……」
「それ以外に何かある?」
チェリスが怖い。まるで殺人鬼だ。でも、俺はルグアしか興味無いし、ルグアを助けると決めている。今更乗り換える気もない。
だけど、冗談で良かった。チェリスにはヒヤヒヤさせられる。それもディスられることが大半で、いじられてばかり。
定番なりつつある関係だから、このままでも良いと思っている。
メンバー総動員で紙の山を掻き分け、制作するデザインを探すこと30分。ようやく決まったのが、青をベースに白いマント、赤と緑のラインが入った、アーサーらしいイラストだった。
デザインがビキニだらけ。もっと詳しく書きたかったけど、実は常備薬を切らしてしまって、集中力が続きませんでした。
もしもしょせ……ゲフンゲフン……したらもっと詳しく書こうと思います。確率としてはめちゃくちゃ低いですけどねwww
遅くなりましたが読んでいただきありがとうございます。
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