登場人物紹介 三章
二章のネタバレを含む登場人物紹介です。
三章の軽いネタバレ含むので、気になる人は回れ右でお願いします!
三章完結までの間、キャラクターが登場するたびに追加していきます。
主な登場人物
エルフリーデ【13歳→14歳→】
風の妖精に髪色を代償として差し出したので、髪が白くなった。長さは腰の上で切ってもらっている。
瞳は変わらずペパーミントグリーン。
誘拐事件の時、自分を犠牲にして心がぼろぼろになった兄を見たので、何が何でもお兄様を守りたい。
謎の妖精との取引の末に、影の中に精霊の写身が潜むようになった。
着替えの時、実はちょっと気になっている。
アレス【16歳→17歳→】
肩のあたりで切り揃えられたラズベリーレッドの髪に、ラベンダー色の瞳。
誘拐事件のせいで男性恐怖症になってしまい、大人の男に対して拒絶反応が出てしまう。
六年妹が眠り続けている間、いつか彼女が目覚めると信じて薄氷の上を歩くように生きてきた。
もっと幸せに生きてほしい。
イスラ・ガザール【14歳→】
バターブロンドの短髪に杏色の瞳。
鹿の獣人で、鹿の耳と灰白色の角を持つ。
白峰の国の第二王子で、エルフリーデの同級生。
金花寮のムードーメーカー。
気安く気取らない性格だが、人を揶揄って遊ぶ悪癖がある。
メルヴィ・ドレヴァンツ【12歳→】
瞳は若草色。薔薇色の髪をツインテールにして、くるくる巻いている。
学問塔に入学する際にフリートヘルムの苗字を借りることにした、エルフリーデの実家、シェルツ家の次女。
相変わらずおねえちゃん大好き。
頑張ってお嬢様言葉を体得した。
ゾフル・ラコーン【14歳→】
栗色のおさげ髪と黒目がちの薄茶の瞳。
白峰の国から来た留学生で、イスラの従者。
可憐で愛くるしい見た目の狸の獣人だが、男だ。
制服は規定が無いのをいいことにスカートを履いている。いわゆる男の娘。
メルヴィとは同じ寮(蒼夏寮)の先輩で、倶楽部も同じ新聞部。
猫さん【???】
二章の最後で出会った謎の精霊の写身。
黒猫の姿をしているが、別の姿にもなれるらしい。
可愛らしい見た目に反してバリトンボイス。
普段はエルフリーデの影に潜んでいて、危険が訪れると彼女の体を操って危機を回避する。
フリートヘルム・ドレヴァンツ【28歳→29歳→】
短く切り揃えられた濡羽色の髪と同じ色の瞳。左目にモノクルをつけている。
六年経っても見た目が変わらない。
半分妖精の血が流れているからなのか、単に老けないのか、相変わらずの造形美。
クラウス・アルムガルト【31歳→】
波打つ藍色の髪と瞳。
学問塔の塔主であり、シュタール王の実弟。先王の正妃に育てられた。
表情筋が死んでいるのかと思うほど無表情で、入学式では毎年新入生を怯えさせている。
なんだかんだ優しいと生徒の間では評判。
その他の登場人物
シーラ・クライン【24歳→25歳→】
瑠璃色の髪と兄譲りの勿忘草色の瞳。
ベルノルトの妹。
クライン家は女であっても護身術や馬術を習うので、騎士の父や(ベルノルト以外の)兄弟に混ざって体を鍛えていたらいつの間にか強くなっていた。
その身体能力を買われてエルフリーデ付きの侍女となり、影に日向にエルフリーデを見守っている。
シュタール【36歳→37歳→】
瑠璃色の髪にラベンダーの瞳。
暁の王国の王様。
エルフリーデが六年も眠ることになってしまって、守ってあげられなかったことを悔いている。
ヤルモ・レクネン【51歳→】
胡桃色の髪と茜色の瞳。初老の男性。
王城のご意見番としても知られる史学助教授。
まずい薬草茶を出してくる。