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結成ノ章

 園田は都内にある地下格闘技場にいた。ここでは腕に自信のある人が、武器禁止以外はルール無しでリングの上で闘っていた。観戦者は勝者に賭け、その賭け金額の一部がファイトマネーとして勝者に送られる。

「よう、俺にもやらせろ」

園田は受付の男に言った。

「園田さん。勘弁してください。みんな園田さんに賭けちゃってギャンブルになりませんよ。相手になる人もいませんし」

「じゃあとりあえず名前だけ入れとけ。暴れたりねぇ」

園田は客席へ向かった。一番後ろの客席に座ってた派手なモヒカンヘアの男の背中を蹴飛ばした。男が転げ落ちて空いた椅子に園田は座った。

「いきなり蹴りやがって何だゴラ……そ、園田だ!おい!お前ら!園田が来た!」

男がそういうと、客席にいた人達は試合そっちのけで園田の所へ集まった。

「園田さん、お願いします!パシリでも何でもします!弟子にしてください!」

「おい、お前、抜け駆けしてんじゃねえよ。俺をお願いします」

「サ、サイン!サインください!」

園田は舌打ちをした。しかし嫌な気がする訳も無く、顔は笑っていた。

「うるせえなぁ。いきなりなんだよ」

「聞きましたよ、歌舞伎町での話。みんなで決めたんですよ、園田さんと天下取ろうって」

歌舞伎町荒らしの件は、偶然その場に居合わせた人によってあっという間に広まっていた。そして、いつの間にかヒレがついて素手で百人斬りしてた事になっていた。

「分かった分かった。おい!リングの二人!そこから降りろ」

園田がそう言うと、闘ってた二人は礼をしてすぐさま降りた。

「一時間後、リングの上にいた二十人、舎弟にしてやるよ」

そう言い終わるが早いか、次に次にそこら中で乱闘が起こった。大会の運営達はどうにも手が付けられないと早々に諦め、裏へ引っ込んで鍵を閉めた。

 殴る蹴る噛み付く締める。何でもありの無法地帯となったカオスな世界を、園田は一人優雅に椅子に座りながら見てた。時折、自分に向かって人が吹き飛ばされて来たら、園田はそれを蹴り返してストレスを解放した。部屋中が血に染まり、微動だにしない者もいた。やがてリングの上での争いになった。

 それでもやはり、闘いの熱が冷める事は無く、最終的に十六人だけがそこに残った。

「やるじゃねぇか。よっしゃ。おめえら、飯食いに行こう。奢りだ」

そういうと、リングの上の十六人は口々に叫んだ。園田は近くに倒れていた数人のポケットから財布を取り出し、そこからお札を抜いて出て行った。選ばれし十六人はその後に続いた。

 焼肉店で一通り過ごすと、十六人の舎弟はようやく心を休める事が出来た。しかし、それまでドーパミンやらアドレナリンやらのせいで感じていなかった激痛をようやく感じるようになり、食事どころではなかった。気付けば園田以外全員が寝そべってしまっている。園田はテーブルに乗っていた肉を一気に食べ切ると、彼らを連れてまとめて傘原病院へ連れて行った。

 傘原病院はボロい外見をしている。玄関には電気がついておらず、一見するとやっていないようである。従って一般人は誰も行かない。それは院長の怠慢ではなく策略だった。その病院は暴力団関係者や愚連隊など、いわゆるアウトローが詰めかける為にあった。

「おい、院長。客だ」

奥から三十歳の医師、傘原優雅が出てきた。患者は総じてアウトローだが、彼自身は医師免許を持った正真正銘の医師である。

「園田さん。これはまたすごい人数だ。あまり暴れすぎると捕まっちまいますよ」

「俺がやったんじゃねえ。勝手に殺り合ってただけだ。コイツらはその勝ち残りよ。今日から俺の舎弟だ」

その言葉に続き、舎弟達はフラフラになりながらも「押忍」と言って頭を下げた。

「ま、金になるから何でもいいですけどね。じゃ、一番ヤバそうなその刺青男、君から見ますよ。後は待合室で待っててください」

「だとよ。じゃ、俺は帰るわ。ほら、治療費これ使え」

と、格闘技場で奪った札束を一人に渡して病院を出て行った。


 一週間後、園田は再びこの地に戻った。新宿は歌舞伎町。だが前回とは大きく違う。今回は舎弟十六人を引き連れ、中堅組長クラスがすれ違いを避ける程の威圧感を伴わせていた。園田は横目でどの店を荒らそうかと見当付けていた。

 その頃、先程すれ違いを避けた組長が町屋に連絡を入れていた。

「もしもし、おやっさん。ご苦労さんです!園田です!園田が来ました!今キャバクラ白蓮の前を通過した所です!」

「潰せそうか?」

「い、いえ」

「お前、兵も率いないで歌舞伎町ほっついてんのか?」

「そうではなくて……園田も兵を……」

「チッ。先ん出て野郎を潰そうと思ってたのにな。仕方ねぇ。多勢に無勢なら勝機があっても野郎率いる兵じゃ簡単には行かんわな。陛下に伝えようか」


園田が歌舞伎町に入って十四分。次の角を曲がろうかという所に天帝こと十禅寺の護衛が数人駆けつけた。

「おい、園田だな」

「ずいぶん静かな街だと思ったら、ようやくお声がかかったか。おい、お前、殺っていいぞ」

園田がそういうと、一番前にいた舎弟の一人がメリケンサックを着けながら一歩前へ出た。

「待て、園田。喧嘩を売りに来たんじゃない」

「そうかい。じゃあ俺が売ってやるよ。ほら、早くやっちまえ」

「だから待て!天帝陛下がお前に会いたいと言っている。お前らには手を出すなどの令も出ている」

園田は片手を出してメリケンサックを付けた男を止めた。

「天帝ってなぁなんだ。歌舞伎町の組長を止める力持ってんのか?」

「ああ。そうだ。陛下が一言告げれば、組長どころか警察だって事件を揉み消す。そういうお方だ」

園田はニヤリと笑った。

「いいだろう」

舎弟の方を向く。

「お前ら、すまないな。今日は暴れられないらしい。帰っていいぞ」

そういうと、しばらくとその場で戸惑っていた舎弟達だが、園田の

「言われたらさっさと行動じゃ!」

に一礼してそこから歌舞伎町の外へと出て行った。

「それは、お前も同じだ。早いとこ案内して貰おうか」

「分かった」

護衛は歩き出した。それに続く園田の周りを、護送船団の様に残りの護衛が囲った。

「俺はお前らに守られるほどヤワじゃねえぞ」

一番前の護衛が返す。

「お前を守るんじゃない。お前以外の全ての人間を守るんだ」

「これは見上げられたもんだ」

ハッハッハという嘲笑いが東京の宵空に響き渡った。


 到着した場所は一般的な小さい一軒家がちょうど入るくらいの空き地だった。足首程の長さの芝があり、所々で土が露出している。右奥の方には脚程の長さの太い鉄パイプが山の様に積み重なり、それに対する様に左奥にはプレハブ小屋があった。

「天帝ってなぁ、余程の貧乏人の様だな今時期間工でももっとマシな家に住んでるだろうよ」

「どうだろうな」

護衛はプレハブ小屋の鍵を開け、中に入った。

「入れ」

園田が後に続いて入る。

 中には工事道具が沢山置かれていた。部屋の右側には大きな棚があり、大量のドライバーとネジ類が置かれていた。護衛はネジが入ったボックスの中に手を入れ、底に付けられたボタンを押した。すると棚は中央で二手に分かれる様に開いた。そして、十人ほどが入れるスペースが現れたのだった。

「随分と凝ってるな」

「お前でなければ車に閉じ込めて目隠し耳栓手錠に睡眠薬で連れてくる。トップシークレットだ。だが、お前をそうしようったって無理だろうからな。特例だ」

護衛は中に入るよう促した。護衛の後に園田が中へ入ると、扉は閉まった。そして下の方へ降りていく。数秒後、扉が開くと廊下が広がっていた。地面には豪華なペルシャ絨毯が敷かれ、綺麗に保たれた木の壁には油絵が所々に飾られている。それはまるで高級ホテルのVIPルームへの道だった。

「いい趣味してるじゃねぇか。天帝さんヨォ」

園田はエレベーター横で棚の上に飾られた壺を見た。そしておもむろに棚を蹴り倒したい。花瓶は勢いよく落ちて倒れ、高い音を響かせてバラバラになった。

「面倒は起こさないでほしい。今お前が壊したそれは八百万だ」

「弁償してやるさ」

「その金の出所が歌舞伎町のヤクザの財布なら遠慮しよう。詳しくは天帝陛下が仰りなさるが、我々は敵対関係を望まない」

そう言って護衛は扉を開けた。

「入ってほしい」

園田は部屋へと入っていった。


 部屋の中央には豪勢な椅子が置かれていた。そこに長い棒を持った十禅寺が座っていた。棒の先には指を象ったものが取り付けられている。

「園田獄矢。ワシの持っているものが何か分かるか」

「さあな。小坊の頃の先公が持ってたが」

「あれとは違う。これは『正義の手』なる笏だ。正義、とは何かね」

「ジジイ、話す事無いなら帰るぞ。俺の舎弟も暇してるんだ」

園田が出ようした。

「待つのじゃ。いや、待って欲しい。ワシが命令ではなく願うのは珍しい事。今しばらく付き合わないか」

園田は溜息を吐いた。

「断る」

十禅寺はこの言葉を聞くと、懐からピストルを取り出して園田の頭へ撃った。発射から着弾までの時間、それはコンマ以下の世界。園田は動物的直観と卓越した運動力で交わした。しかし、完全には避ける事が出来ず、かすった頬から血が流れる。

「やろうってのか?」

園田が振り向くと、十禅寺は相変わらずピストルを向けたままである。

「んなオモチャは俺には通用しねぇぞ?」

「すまないな。度々伝えたが君を殺すつもりはない。ここまでしても話を聞いて欲しい」

園田は再び大きく溜息を吐いて、横にあったソファへ腰をかけた。

「分かった。聞いてやろう」

「すまないな」

十禅寺はピストルをしまった。

「正義はなんだって話だったな。警察だろ」

「不正解だ」

「うるせぇな。俺はそういう小難しい話は苦手なんだ」

「まだ何も話しておらん。正義というのはつまりだ。力を持つ者だ。そこには理由も理屈も無い。道徳などあるはずも無い。人々はその正義の下で見かけの正義を崇める。情けない事だ。園田よ。お前が強い事、やりたい放題出来る事、全て認めようぞ。だが慢心するでない。誰かがその気になればお前は簡単に潰される」

「何が言いたいんだ。短くしろ」

「お前に居場所を与えよう」

十禅寺は袂から地図を取り出して園田に投げ渡した。地図には歌舞伎町の一部に赤丸が書いてある。

「その地区のあらゆる覇権をお前にやろう。代わりにそこから出ないでくれ。これはお願いであり、提案であり、そして警告だ」

「返せと言っても返さんぞ?」

「構わん。裏の世界の男は男の中の男。二言は無い。そしで、二度と言わない最初で最後の警告だ。掟を破れば…正義の手がお前をいずこへ導く」

園田は十禅寺を一瞥すると、部屋を出ていった。十禅寺はその背中に言った。

「風見組と書かれたビルへ行け。色々教えられよう」

そして、プレハブ小屋から出て行った。


 園田は赤丸のつけられた地区へ向かった。他の地区と同じように、風俗やホストクラブなど水商売の店やラブホテルが立ち並んでいた。その周辺の通りで最も大きい道の中央に「辻谷第四ビル」があり、そこに風見組の事務所があった。

 園田はその中へ入った。

「園田だな」

中には四角いメガネをかけたインテリヤクザの風貌の男が一人。

「長い説教ならごめんだぜ」

「心配しなくてもすぐ終わる」

男は立ち上がった。

「俺は風見組組長の風見だ。今までここらを仕切ってたが、天帝の詔で場所替えになった。このビルは自由に使っていい。周辺の店でヤクザ稼業するなら、覇権は全てお前にやろう。範囲と店舗の詳しい割り振りはそこの机に入ってる。それだけだ」

「俺が憎いか?」

風見は軽く笑った。

「お上が情け無いだけだ。風見組は立ち退き代わりに良い扱いを受ける。場所くらい渡す。むしろありがたいさ」

風見はそう告げると、部屋を出て行った。

 部屋に一人になった園田は椅子に座り、机に足を置いた。そして煙草に火をつけて加えると、机の端に置かれた電話を回した。

「おい、鍵波か?今から言うところに全員ですぐ来い」

住所を告げた。すると、三十分としない内に舎弟十六人が揃った。

「園田さん、どうでしたか」

「今日から歌舞伎町のここ一帯は俺らが覇権を取った」

すると、十六人から「おお」と感嘆の声が上がった。

「この地区に名前を付ける。今日からここは……そうだな……アラクネ地区だ。来た奴全員を食い潰そう」

園田のニヤリとした顔に、拍手が送られた。

「さあ、覇権の後は挨拶参りだ。みかじめオシボリなんでもいい、取れるだけの金を取るぞ。その為にゃ頭の良い奴が欲しいな……」

顎を二、三度指で擦った。

「よし、お前ら四人。どっかの組からインテリヤクザ攫ってこい」

「ボ、ボス、そんな事していいんですか?」

「ボス?俺はコーヒーじゃねぇぞ。ゴッドと呼べゴッドと」

「し、失礼しました!ゴッド、只今行きます!」

「いや待て、ダサいな。そうだな……黄金に至る高み、略して金至高と呼べ」

「き、キンシコウ?行ってまいります!」

「宜しい!」

四人は小走りで出て行った。

「残りの奴はこの印のところへ行って新任の挨拶だ。ほらいけ!」

その声に合わせて十二人も部屋を飛び出した。

「さあ、始まるぞ。新宿区最恐の時、アラクネ時代が」


 最初の四人が出て行ってから五時間が経った。ようやく事務所へ帰ってきた四人は一人の男を担いで来ていた。その男含め、五人は顔面に闘いの跡が残っている。

「遅いじゃねえか」

「すみません。近くの組が俺らを警戒して人員補充していたようで。五十人近く痛んで時間かかりやした」

「それで、その男は?」

「城島組の組長です。左門のとこで舎弟していて、経営部の中枢です」

「まあ、多少の時間オーバーは目を瞑ろう。とりあえずは褒めるよ」

「ありがとうございます」

「おい、城島」

担がれた男はやっとの思いで顔を上げ、園田を睨んだ。

「問おう。左門を切って俺と組むか、死ねないか」

「死ねない?よく分からねぇが、左門さんは親子の盃を交わした仲。ヤクザじゃねぇお前でも、それが血よりも濃い事は分かっとろうが」

「そのような長い解答は無い。選択肢は二つに一つだ」

「フンッ、左門さんを切る事はねぇ!」

それを聞いた園田は城島の腹に一発拳を入れた。すると、城島は電池の切れたロボットのように、ヘナヘナとその場に倒れこんだ。

「おい、お前。何か傷が付かないが精神が参る拷問ねぇか?」

先頭にいた舎弟が答える。

「そうですね、縛り上げて椅子に座らせ、周りを鏡で囲むと精神が参ると噂を」

「そうか。じゃあ、地下室ぶち込んで精神参らせて組ませろ。そいつがイエスというまでお前らも地下室から出るな!」

「は、はい!」

飛んだ無茶振りであるが、一者独裁の園田政権の下でノーは無い。そして舎弟達もそれを望むのだった。

 園田は四人を見送り、彼らに誰かが抜け出した場合の密告を勧めた。これで四人は互いに互いを見張る、いわゆる五人組制度の状態になり、誰も抜け出せなくなるのだ。

 その三時間後、挨拶へ回っていた十二人と同じくして、地下室組も戻ってきた。

「挨拶はどうだった?」

「ええ、根回しはすでに終えられているようで、すぐに受け入れてました。店舗数が思いの外あったので少々時間はかかりましたが、どの店も問題ありません」

「よくやった。お前らは?」

と地下室組を見る。

「こちらも同じくです。二時間で協力するとは言ってましたが、念には念を入れて一時間多めに責めてました」

それを聞くと園田は嬉しそうに笑った。

「そうかそうか。さすがは俺の舎弟。分かってるじゃねぇか。そうでなくっちゃな。よし、これから俺らがやる事は二つ。まずは稼ぐ事だ。金は欲しいだろ?」

この言葉に全員が頷く。

「もう一つは暴れる事。アラクネから出るのはもうしばらくはやめておこうか。地区内でなんでもいいから暴れるタネを蒔け!」

この言葉に全員が悪い笑顔になった。

「返事は?」

「ウスッ!」

「じゃ動け!」


 学者にしても悪事の参謀にしても、園田は些か脳が小さかった。昔から考える前に手を出すタイプだった。同様のタイプの人は大抵が年上に叩きのめされて考えを改める。しかし、小さい頃から恵まれた体格と並外れた格闘センスを兼ね備えていた園田は向かう所敵なしだったから、改める必要が無かった。

 小学校六年生の頃には、近所の高校の番長とタイマンで再起不能にして見せた。高校にもなればヤクザのスカウトを返り討ちにし、県内では誰も近寄らなくなった。

 高校を卒業した園田は自らの限界値を知りたくなった。そして、地元を離れて東京へ。しばらく地下格闘技場へ通った。連戦連勝無敗どころか無ダメージだった事は言うまでもない。その中で「お前なら歌舞伎町も締めれる」と誰かが言った冗談を耳にした。それが最初のキャバクラ荒らしの二日前の事だった。

 こんな人生の為、考える事、つまり参謀役は舎弟の一人、通称ファングに任せた。このファングが今まで眠っていたのが不思議な程に悪事において文武両道の男だった。

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