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可愛い君は最強の力を持つが故に  作者: 林十-りんと-
第一章 縛る者
8/120

八話 彼女はベッドの中

 ………女の子が俺のベッドで寝ています。



 はい、思考停止してました。可愛いから仕方ない…可愛いから仕方ないんだ。


 さっきまでは苦しそうに眠っていたけど、今は落ち着いている。

「いつまで、誰から、匿えば良い? 」

 これだけは、はっきり聞いておかなければ。母さんにはまだ「泊める。」としか言っていない。

「僕達の両親から匿って欲しい。期限は………無いは駄目? 」

 虐待の文字が頭をよぎった。屋上での話を信じるのなら、いったい…。

「さっきの彼女の姿といい、何をされてるんだ? 」

「両親は研究者で、ゆきはその実験体なんだ。人間以外の姿に変化する。……僕は弱いから選ばれなかった。片割れである僕がなるべきだったのに。」

 とても苦しそうに言った。まるで自分が死ぬはずだったとでも言っているようだ。

「ゆう、お前は悪くない。弱いも片割れも関係ない。実験をする両親が悪い。」

「ありがとう。……それでも僕はあくまで片割れだから。」

 泣きそうな笑顔を作って返された。後半は聞き取れなかったが。


 それにしても、研究者……草壁……聞いたことあるな。


「ところで、研究者って、夫婦で研究者やってる有名な草壁研究所の? 」

「有名かどうかは知らないけど、そこで合ってる。」

 小型の家庭用風力発電機とか呼吸の出来る水とか、画期的な発明をしてる研究所だ。その裏で人体実験なんてことをやっていたのか。

「……わかった。とりあえず、母さんに事情話して、二人がこの家に住めるようにしてくる。実験のことは秘密にするから、安心しろ。」

「!?……ありがとう! 」

 部屋を出ようと立ち上がる。




 彼女が目を覚ました。

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