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危機

ポイズンアントって、セアカゴケグモを思い出したよ


あれクモだけど。

「グルルルル!!!」


ポイズンアントの群れに突っ込んでいく。

レベル差はないが、幸いステータス差はある。

種の差とでも言おうか。

ドラゴンに蟻が適う訳がないのだ。


「ガァ!!グルァ!!」


次々とポイズンアントに牙と尻尾を武器にし、蹴散らしていく。


「キシッ!」「キシシ!!」


「経験値を25会得しました。レベルが8→9へレベルアップしました。」

「経験値を23会得しました。」

「経験値を25会得しました。レベルが9→10へレベルアップしました。」

「引っ掻くのレベルが2へ上がりました。」

「経験値を27会得しました。」

「ドラゴンテールのレベルが2へ上がりました。」

「経験値を21会得しました。レベルが10→11へレベルアップしました。。。」



10匹くらい倒した後だろうか。

レベルが上がっていく度に力が増していく。


後に控えているポイズンアント達が後にズリズリと下がっていく。


(はぁ…はぁ…どうだ思い知ったか…!!)


肩で息をしながらポイズンアント達を睨みつける。


「キ…キシ!」「キシ…!」


それでも尚、しかし恐る恐ると言った様に威嚇してくる。


そんな時、後ろのポイズンアントが横にサーっと避けていく。


(なんだ…?)


不思議がっていると後ろからポイズンアントの倍以上あるだろうか、大きなポイズンアントがノシノシとこちらにやってくる


「キィィィィィイ!!!」


その大きなポイズンアントはこちらに威嚇してくる。


【ヘビーアント】

【ランク C-】

【ポイズンアントが毒を捨て力を求めた結果。ここまでの特異進化はめずらしい。

その大顎は大木を倒すという。】


「ステータス

ヘビーアント

Lv 28/50

HP 158/175

攻撃力 280

防御力 65

素早さ 55

魔法力 25」


(…やべえ、こいつに攻撃くらったら1発で殺られるかもしんねえ…!

俺のステータスは…?!)


「子ドラゴン


状態 通常


レベル 15/ 20


HP 52/64

MP 35/44

攻撃力 87

防御力 50

素早さ 78

魔法力 50

恩恵


「邪竜の子」「全てを覗く者」


種族スキル


「竜の爪 Lv1」「竜の鱗 Lv1」「竜の牙 Lv1」


通常スキル


「引っ掻く Lv3」「噛み付く Lv1」「ドラゴンテール Lv2」「食回復」

「火の息 LV1」



(…勝てねぇーー!!!!!!!!!!)


ブルッ…と身震いする


「キシャァァ!!!」


ヘビーアントも身震いして答える


(そうじゃねぇ、戦い挑む気ねぇぞこれ…

よし、こうなったら)


喉にグッと力を入れる


「グルゥウァァァ!!!!」


咆哮と同時に火の息を思ッっきり敵に向けはなつ。

それと同時に180°向き直し逃走する


(逃げるんだよー!!!)


ヘビーアント達は火に気を取られ後ずさりしている。大丈夫だ、逃げ切れる。


(よし、よし、これなら大丈夫逃げ切れる!攻撃力280とか勝てる気がしねえよ…!)


無我夢中で走っていると見覚えのある場所にたどり着いた。


俺が、生まれた場所だ。


厳密に言うと、卵の殻が割れた場所だ。

確か転がって来た、と思い出し、坂の上の場所を見上げる。


丘のようになっており、そこをフラフラと登る。


(ここは…)


そこは大きな穴になっており、その中心には大きなドラゴンがいた。


俺は、親であろうドラゴンに近付こうとし、その穴に向け歩き出した。

親、覚えてるといいなあ

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