【登場人物紹介】
三尊光輝 本編の主人公。友人から三尊の三不思議と呼ばれるほど子供のころから不思議と運がいい。だが常にいいという訳でもなく、本人も不思議に思っている。
三尊奈緒 光輝の隣家に住むひとつ年下の幼馴染。同姓だが親戚ではない。周囲が呆れるほど光輝を慕っており、生まれて初めて口にした言葉はパパでもママでもなく「おにちゃ」。学校でも近所の商店街のひとたちにも異様に大事にされている。
斉田桂華 光輝の同級生。長身美人だが厳しい性格。後輩たちがつけたあだ名は鬼神桂華。自分は奈緒の保護者だと思っている。実は文学少女だが、地元タウン誌に匿名で何度もエッセイが掲載されたことは極秘にしている。
詩織ちゃん 奈緒の高校時代のクラスメート。
榊原源治 奈緒の父三尊幸雄の顧問税理士。幸雄とは学生時代からの親友。奈緒ちゃんを実の子のように可愛がっている。
瑞祥龍一 瑞祥大学異常現象研究会部長。瑞祥一族の総領息子。
瑞祥豪一郎 同研究会副部長。龍一の幼なじみ。古武道の達人にして偉丈夫。通称レックスさん。
瑞祥麗子 同研究会副部長。龍一の幼なじみ。通称アロさん。
御隠居様(瑞祥喜太郎) 瑞祥本家前当主。けっこう偏屈な性格。
筆頭様(瑞祥喜一郎) 一族分家筆頭。しばらく前までは筆頭家老様と呼ばれていたらしい。
瑞祥善太郎 瑞祥本家現当主。瑞祥龍一の父。入り婿らしい。おだやかな性格。
瑞祥喜久子 瑞祥龍一の母。瑞祥一族女衆軍団総帥。
瑞祥美津江 筆頭様の妻。喜久子の親衛隊長。
厳攪(権大僧正) 瑞祥一族の菩提寺、瑞巌寺住職。前退魔衆頭領。
厳空(厳海) 厳攪の弟子。光輝の後上方の三つの光の中に尊い姿が見える神仏視の力を得たことにより、厳攪の師匠であった前大僧正厳空の名跡を賜り、同時に退魔衆頭領となる。瑞祥豪一郎のケンカ幼なじみ。やはりガタイがデカくて怖い顔。
厳真 退魔衆No.2。退魔の仕事中に悪霊に敗れて無明の闇の中を彷徨い、死にかけていたところを光輝に助けられた。筋肉隆々だが見た目は優男。
厳勝 退魔衆No.3
厳上 退魔衆No.4 光輝に癌を治癒してもらい、命を救われたことがある。
厳正(大僧正) 光輝宗総本山筆頭大僧正。厳攪の兄弟子。
最慎(大僧正) 光臨宗総本山筆頭大僧正。厳正の友人。
新田代議士(衆議院議員) 光輝たちの県選出の与党の有力者。自死した元秘書の事件以来、光輝たちの盟友。
白井幸之助 白井一族本家惣領息子。
アレクサンダー・ジョージ・シャーマン(アメリカ合衆国大統領) 木の霊の事件以来、光輝たちを大事に思っている。
サバティーナ2世(ローマ法王)
サルバトーレ・ロマーニオ(枢機卿) 法王の側近
マリアーノくん(神父) バチカンからの留学生
ミハイルくん(神父) ワシントンDC大司教区からの留学生
ロナウド・キーガン(警視) NY市警所属
フランコ・リツィアーノ(警視) イタリア警察、対マフィア諜報局所属
崇龍 死後四百も経っている霊
厳隆(上人) 瑞巌寺の属する光輝宗の宗祖
厳空(大僧正) 厳攪の師。