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京都編 

登場人物


片平典紀 帝都医科大学精神科勤務医 眼鏡と長身が特徴的なイケメン。

高岡雄一郎 典紀とは医大生と教授として出会う。恰幅の良い体型の精神科教授

高岡麻衣 雄一郎の娘で典紀と京都ですれ違う。黒い髪に着物が似合う帝都医大京都分院勤務の内科医。


彼、典紀は京都の竹林で和服の似合う女性とすれ違った。

帝都医大本院勤務の彼が何故京都に居たのか…。

「東京本院の片平先生ですか?」

どうして、名前が分かったんだろう…。

戸惑う彼に彼女は私は高岡麻衣って言います。と名乗った。

俺は片平典紀って言います。高岡って先生が東京本院に居るんです。

その高岡先生とおっしゃる方はどんな方なんですか?

和服姿の麻衣は典紀に尋ねた。

京都市内の飲食店でのことだ。

典紀は医大生のころに知り合って、授業も分かりやすい先生なんです。

と語り、麻衣はその話を目を輝かせ、聞いている

「私は片平先生のことが知りたいです。典紀先生ってカッコイイじゃないですか。」

彼は麻衣の目を直視できずにいる。

先生のそんな所が好きなんです。

麻衣は後ろから抱きつく。

高岡先生、他のお客さんがいますよ…。

ここは個室でご飯が食べれるお店で、他のお客さんは関係ないんですよ。

無邪気に笑う麻衣。

確かにふすまから竹林が見える。

黒いスーツの上着を脱ぐ典紀。

麻衣といてリラックスできるのだ。

「典紀って呼んで良い?」

さらに体温の上がる典紀。

突然過ぎるのだ。

ほんのり酔った麻衣に彼は撃沈。

こうして麻衣と典紀は出会った。

後に麻衣が高岡教授の令嬢であることを知る。

それは彼が東京に帰って二日後のことだ。

「片平先生、麻衣と会ったみたいだね。」

心臓が止まりそうになる典紀。

麻衣…。まさか…。

「麻衣は片平先生のことを気に入ったようでね。君のことを麻衣に紹介する前に

京都で出会うなんて思わなかったよ。」

申し訳ありません。高岡先生…。

気に病むことはない。麻衣が君を気に入ったんだ。


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