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客人  作者: 焔夢
地図と一枚の絵
15/36

trainmorning

私は水を一口飲むと、顔をしかめる。これ海水じゃない!!

「あら、間違えた。あなたにはコレが一番良かったかもね」

次に差し出されたのはハーブティーだった。

私…あんまり好きじゃないんだけど…一口啜ってみる。美味しい。

ヘッドはミックスジュースを訝しげに飲んでいる。

どうやら件の宝石の話しが通らなくって不機嫌なご様子だ。

セットはビールをチビチビ飲みながら、後ろの水槽のジンベイザメに乗る想像をしている。

クラゲさんは私の眼を見て聞いてくる。

「それで?あなたのご両親は一体どんな方なの?」

「えーっと、とても優しい人達です」

「あなた一人っ子?」

「はい、そうです」

「その服装、私には見覚えあるわ。あなた今、中学生でしょう?」

何で分かるのだろう。クラゲさんの丸ぶち眼鏡の奥が見えないので、私は余計に警戒してしまう。

「幸せな家庭に育ったのね。なのに何故こんな所に来てしまったのかしら」

「そこなんですよ!!」

不思議と活力が沸いてきた私にギャグが横やりを入れる。

「幹、家はなんて事無い普通の家庭だぜ。ただ一つ問題を抱えているがな」

私は内心ドキリとする。

そう言えば最近、母親の様子がおかしいんだったわ。

「ギャグ。あまり人の家庭に足を突っ込まないことだな…」と、ギャグは私をかばってくれた。

「さてと、そろそろお腹もいっぱいになった事だし、仕事をしましょう!!」

沢山の海藻を両方にかかえて、クラゲさんは立ち上がる。

「そうするか」

「そうしようか」

「そうしようぜ」

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