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クッキング☆えんじょい   作者: 霜三矢 夜新
クッキング開始編
8/204

料理番組を作るとか? 2

 これから料理対決で対決予定もあるであろう初対面の4人の方に自己紹介をされてしまった調料学園料理研究部の面面。そのメンバー内から率先して板野真奈部長が主に初対面の方達向けに自己紹介を始める。


「たまたまなのか、調料学園の誰かが料理の腕を調査して根回ししているかわかりませんが、この学園の料理研究部のメンバー全員がこの場に来るよう選ばれました。私は部長の板野真奈って言います」

 

 部長が先に紹介したとなれば、副部長の風良も役職的に先に名乗るべきかなという気分になった。


「次は僕が先に僕の名前は飯合風良はんごうふうら、偶然だかどうだか僕はそこまで気にしません。それと得意料理は名乗った中に隠されていますよ」

 

 風良副部長が遠回しな言い方をしたが、多分この場にいる全員が彼の得意とするものがわかったと思われる。


「じゃあ私から自己紹介を始めますね。私は包味つつみ有音ありね、まだまだ自分では料理の腕が未熟だと思っているのでドキドキしてます……それと彼は奏……っていけない」


 昔からの付き合いで奏の事をよく知っている有音がつい彼の紹介までしてあげそうになる。自重したのは自分でそれくらいやってもらいたいから。初対面の人達に話しかけるのに人見知りしがちな奏だが、有音の言いかけたという事実に苦笑しながらもどこか気が楽になったからか無難に自己紹介してみせた。


「えっと……僕の名前は響 かなで。料理って楽しいですよね!」

 

 短いながらも料理を作る者なら誰もが共感してしまう紹介内容に自然と話題が提供されたという感じになった。真奈部長と有音で高美さんの所へ、風良副部長が込流さんに話しかけ、自然な成り行きで奏は年下の想と香理に料理の話題を振って談笑する。


「いやいや、すまなかったね。ケーブルテレビの方達と話がまとまったよ」

 

 それぞれが話をしている間に、番参審査委員長と清審査員がやってくる。それからすぐ突然の(収録する予定はあるかもと聞いていても)展開を告げられた。


「いきなりで悪いが、早速1試合料理勝負を撮りたいらしい。こういう状況に慣れていそうな者を独断で選ばせてもらった」

 

 番参理事長の宣言で一同騒然な状態になった。無理もない、今から生放送をするなんて思っていなかったのだ。


「では、真心込流君と、飯合風良君が来てくれたまえ」

 

 調料学園の料理研究部から早速一人選ばれた。特に奏は他の人の料理技術が間近で見れそうなので楽しみで仕方がないようである。慌ただしいが、今度は清審査員から料理勝負の説明がなされる。


「特に対決する2人が理解すべき事だけどね。今日より先の料理勝負ルールも同じだから全員聞いて」


 料理勝負に呼ばれた8名が一箇所に集まる。


ルール 1. 対決内容は開始直前に決まる


ルール 2. 制限時間があることが多くなるかもしれない


ルール 3. 食材の持ち込み禁止(例外あり!?)


「そんなに難しくないでしょ? じゃあ会場の雰囲気をつかみに一緒にスタジオへ行こうか」

 

 

 いろいろと感想・評価をいただいていますが、まだ修正する時間が取れない^^;


作品自体は思いついた発想を元に進めていく事にしていますが。


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