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クッキング☆えんじょい   作者: 霜三矢 夜新
クッキング開始編
7/204

料理番組を作るとか? 1

 奏達が料理勝負をしてから1ヶ月後くらい。時期にすると、ちょうどゴールデンウイーク期間が終わったくらいのうららかな陽気の5月上旬。この町のケーブルテレビが料理番組制作準備を整え終わったとの連絡を調料学園の理事長が理事長室で受けた。そういった企画を行いたいと番参理事長が企画を持ち込んで承諾されていたのである


その事実をまずは自らの足で料理研究部の板野真奈部長・飯合風良副部長・響奏ひびきかなで包味有音つつみありねに伝え、真心込流・皆素木想・飯尾香理の8名には電話で教え、休日(日曜日)を調料学園に呼び寄せる。8人には1人足りない? それは審査員の阿多高美が参加する事が決定しているという。その際の審査員には奏が審査委員長より審査員をやってくれとお願いされて、奏は了承した。


 番参理事長に先導されて、奏達7名はこの町のケーブルテレビ局のスタジオに連れて来られたのである。そこで番参理事長がスタジオ中央にいた人物と最終調整のような話し合いをしているようだ。


「それではケーブルテレビなんであまりプレッシャーを感じずに遠慮なく普通に料理を作ってくださいね」

 

 30歳代後半の男性だろうか? このテレビプロデュ―サーは経験の浅い新米なのかそれが作る者達の気負いになってしまうかもとの認識が足りなかった。料理勝負の8名(いつの間にかこの場には高美さんもいた。このテレビ局入口で待ちあわせていたようである)の雰囲気が一変したのだがプロデューサーは気にも留めない。


「申し遅れました。私の名前は四界 みことと言います。すでに何試合かセッティング出来ていますので」


今日さっそく後1時間30分後くらいに誰かと誰かに料理対決収録協力をしてもらうとここにいる全員が事前説明を受けてはいるのだ。料理道具・料理の材料や調味料などはどれだけ用意しておくべきか否かとプロデューサーを始めとするケーブルテレビ局番組スタッフ陣全員と番参審査委員長、それに駆けつけてきた日中元清さんで話し合っていた。参加してもらう主役の年齢層は全員未成年で小学生から高校生までと幅広い。この一時的に静まり返った会場で高美さんが全員に自己紹介をしていかないかと提案した。


「それでは私から。ちょい足し勝負の時は審査員をつとめさせてもらっていた阿多高美よ。勝負する事が決定したら相手さんに負ける気はないので」

 

 どうやら高美はもの静かな印象の外見とは裏腹に、内なる闘志を胸に秘めるタイプのようであった。


「別に年齢順という訳じゃなさそうじゃが、ワシが真心込流まごころこめるっちゅうもんタイ。エセ九州弁っぽいところは標準語に直す努力がまだ実っていないからタイ」

 

 少しふっくらした体型にしゃべり方のせいか、男気を感じてしまうのが真心込流の特徴のようだ。


「あっ、僕は皆素木想みなすきおもいって言います。人には少し積極的で空気を読んでくれるねなんて言われたことも。えーと、お母さんの料理を手伝い始めたのも一人で料理を作るのを試したのも8才くらいでした」

 

 別に年齢順というわけではなさそうと判断した想が紹介を終えると、それにもう一人の小学生の女の子が続いた。


「どうも改めましてはじめましてですね。私は飯尾香理いいおかおりって言います。私は幼稚園の頃から料理のお手伝いをお母さんの見ている台所でしてました。好奇心を満たしてくれたお母さんに感謝しなきゃ。でも本格的に自分だけで料理を作り出したのは小学4年生くらいからだった覚えがあるんですよね」



 最初に有音の名字のルビを直し中です。まだ修正をし忘れなどありましたら指摘いただけると助かります。「ほうみ」☓ 「つつみ」 ◯


主要キャラ8人のメンバーで試合をする事になる予定なのですが(1試合2人)改めて自己紹介の回になりました。


うーん、必要だと思って書いているんですけど読者にはどう感じられるのか。。


これからはいろいろと話の流れがおかしくならないように工夫しているつもりです。良い点・この部分はこうした方がというアドバイスがありましたら。

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